さつきの家は長久手市が認可した初の特別養護老人ホームです。社会福祉法人・千寿会が設置し、開設2年半になります。小規模多機能特養で定員は長久手市民限定で29人です。市内には他に2施設の特養がありますがこちらは愛知県認可の施設です。招待状を頂いたことから秋まつりを知り、長久手市認可ということもあって出かけてきました。
さつきの家秋まつり①

1階、2階のほとんどの部屋を使用して様々な展示や舞台、喫茶室などが設けられていました。駐車場では動物による「アニマルセラピー」の紹介をしていました。
さつきの家秋まつり③
(小型犬のチワワです。車いすの入所者は家族の方の介護により動物に触れて、「可愛いね」と!)
さつきの家秋まつり②

(チャボ=観賞用の鶏です)
さつきの家秋まつり④
 中部アニマルセラピーの先生にお話を伺いました。さつきの家でとりいれて頂きたいが、介護保険の費用では支出できないこと、導入には施設独自の予算がないと不可能であるなど予算の面で取り組みの難しさがあると教えて頂きました。

(施設内です・・ほとんどの壁がこのように秋の飾りつけで一杯でした)
さつきの家秋まつり⑤

 音楽テープが流されてはじめ、車いすの方々が集まり始めました。何と驚いたことに、日本舞踊西川流・園三代会(そのみよかい)さんによる日本舞踊が始まりました。私が文化協会会長をしているときの日本舞踊の会員サークルでした。偶然にも会員の皆さんに数年ぶりにお会いできて、元気で福祉施設で「踊っている」姿に笑顔と涙で顔がぐしゃぐしゃになってきました。
(写真は日舞を取り入れた座って出来るストレッチです=園三代会の皆さんです)
さつきの家秋まつり⑥

 日常の施設運営のことは分かりませんが、定員29人と小さい特養ながらも少しづつ地域に根をはりだしたという印象が、市内在住者の多くのボランティアの参加で感じることができました。