20代後半に、死刑囚でありながら「冤罪」であることを訴えていた「赤堀政夫」さんを救援していた大野萌子さんと出会ました。このことが大きなきっかけになり、以来「死刑制度廃止」の市民グループの一員として活動しています。「赤堀政夫」さんは再審が開始されて1989年1月31日に34年8ヵ月ぶりに釈放されました。あれからもう27年です。赤堀さんは現在名古屋市で晩年をすごしています。
(27年前の新聞です。静岡地裁前にかけつけて34年ぶりに解放された赤堀さんの第一声を多くの仲間たちと一緒に聞きました)

赤堀政夫無罪jpg

 死刑制度廃止は「国家が死刑囚といえども生きている人の命を奪う制度」でありながら、命をどのように考えるのかという根本的な議論には進みません。多くの人々は被害者遺族の心情に寄り添って考えます。
 さて、今年も10月10日の死刑廃止デーに向けて「死刑廃止フォーラムinなごや」でも集会を企画しました。
(死刑廃止デー企画のチラシです)
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 今回は、平岡秀夫元法務大臣をお招きして、講演と映画「望むのは死刑ですか」上映、意見交換という内容で行う事を決めました。今日は昼間は市議会決算委員会を傍聴し、夕方から「死刑廃止フォーラムinなごや」の例会参加で名古屋市内に出かけました。
 当日の運営、会場を満席にするための作業(チラシの発送)、マスコミ対応等々、集会を成功させるためにあらゆることを皆で考えて行いました。もっぱら会が直面していることは「資金を持たない市民団体」ということです。赤字になったら皆で負担しようね・・ということで合意しています。

 例会の会場近くの歩道橋がいつも目に飛び込んできます。リニモ公園西駅に設置される歩道橋は高さが9mのためエレベーターがつきます。しかし、階段にはスロープがありません。ここの歩道橋はいつも利用しますがスロープがあるため階段の傾斜も緩やかで利用しやすいです。古くて年季が入っていますが私はここの歩道橋が気に入っています。
公園西駅⑦