三市(長久手・尾張旭市・瀬戸)は行政の効率化を図るため、特定の事務を共同で実施しています。行政が実施するこれらの事業は税金が投入されているので構成市の議員で「組合議会」をつくり予算・決算、また一般質問で事業についてチェックしています。
★病  院:公立陶生病院組合議会 三市
★ゴミ焼却:尾張東部衛生組合議会 三市
★し  尿:尾張旭市長久手市衛生組合議会 二市
 このような背景から三市の議員は日頃「組合議会」で一緒に顔を合わせる機会があります。そして市議会主催で毎年当番制で研修会を開催しています。今年は尾張旭市議会の当番でした。今年の研修会テーマです。
☆「三市議会それぞれの強み・弱みと今後について」
☆講師:中村健氏 早稲田大学マニュフェスト研究所 事務局長 中村氏の略歴がかわっています。徳島県川島町長に初当選したのは27歳で2期務めたこと。その為か主な専門分野が「地方自治、選挙」となっています。

 私の個人的な楽しみは、尾張旭市で議員をしている娘と一緒に勉強の時間を持てることです。昨年も嬉しかったですが今年もとても嬉しかったです。議員活動と子育てを両立させている娘が眩しくみえました。
【研修風景】
三市議員研修会

三市議員研修会②
 最近、地方議員の不祥事がマスコミでも数多く取り上げられるようになり、同じ立場に身を置く自分としてはこのような報道の度に「ほんの一部の議員なのに・・・」と思う事がよくあります。今日は再度「議会」とは何をするところなのかという大前提が講師から話されたのでこの意義を会場の議員全体で共有したいなと思いました。
【資料です】
三市議員研修会 (2)
ところが、次の「地方議員のイメージ」という調査資料にはビックリです。
【資料・地方議員のイメージ】
三市議員研修会2
★何をしているか不明 ・・・56%
★いなくても同じだ ・・・・35%
★支援団体の利益 ・・・・・25%    3年前の調査とはいえ残念!

 地方議員は別名「どぶ板議員」とも昔は言われましたが、現在でもこのような相談も沢山あります。昨春復帰して一年が過ぎました。子育て支援策としての「待機児童対策=小規模保育園の設置」、私立保育園入所助成金のアップ、N-バスの一部見直し(小型ワンボックスカー1台導入試行)、カーブミラー設置2か所、北保育園移転先問題の解決等々自分なりに多々頑張ってきたつもりでしたが市民の目線は厳しいと感じました。

 初心にもどって活動をしよう!という意識を改めて持てたことに感謝しています。お当番の尾張旭市議会様、意義ある研修会開催、ありがとうございました。