宝田明氏講演④

 5月20日は日進市で「安保法制に反対する緊急集会」
 5月21日は尾張旭で「九条の会・尾張旭10周年のつどい・・宝田明氏講演会」
愛知県内のいたるところで反安保法制関係の集会が週末に開催されるようになってきています。7月10日投票の参議院選挙が安保法制撤回の正念場ということがようやく認知され始めてきているからでしょうか。

5月21日の尾張旭市文化会館大ホールには大勢の参加者で熱気がこもっていました。驚いたことは、若者の参加者がめだっていたことです。宝田明氏の講演の前に「私立高校生の主張と群舞」がありました。
宝田明氏講演③
上の写真は高校生による群舞です。力強く活動的な群舞でした。舞台上の高校生は「戦後70年高校生未来プ
ロジェクト」のメンバーたちです。メンバーの主張は
★平和はつくるもの。
★18歳選挙権で自分たちの声を直接社会に訴えることができるようになった。選挙権は魔法の道具、活かしたい。18歳選挙権を無駄にしないで戦えば社会は変えることが出来るという実感を持てるのではないか。
★「戦争はいやです」「平和がすきです」・・率直な気持ちです・・・と。

高校生の主張と群舞、主催者の10周年記念挨拶の後、お目当ての宝田明氏が舞台に登場しました。司会者の「では、宝田明様の登場です」という言葉の後の会場の一瞬の静けさ、息を静めて往年の名俳優・スターを待つ会場の空気の変化には驚きました。
宝田明氏⑥20歳
1954年、20歳のころです。(Wikipediaより)
宝田明氏講演⑤
宝田明さんは1934年、ハルピン生まれの82歳。身長182㎝。ミュージカル俳優。講演は「元気」「遠くまでとおる大きな声」「80歳をすぎてもなお魅力的なイケメン」会場の聴衆は氏の話術にいつの間にか引き込まれていきました。
 2歳の時に父親の南満州鉄道への転勤のため満州へ移り住み、そこでロシア兵に右腹を撃たれた経験。そして12歳でハルピンから引き揚げてきた。この幼少期の悲惨な戦争を体験したことで最近は「反戦発言」を全国各地で展開し,講演会活動を精力的に行っています。この日も東京からではなく前日の講演先から尾張旭市に来られたそうです。元気!
宝田明氏講演②
 講演の締めくくりは宝田さんが作詞した曲を全員で歌うことでした。なんと、「はい、音声さん音を出してください」と言い、ご自分で右手にマイク、左手は指揮です。82歳の宝田明さん、頑張ってるな~。全員で合唱した「私の願い」という曲は原子力世界会議に合わせて作詞したそうです。
私 の 願 い  作詞:宝田明                                                   1、人は誰も幸せを 求めて生きている  愛と優しさ 温もりを 探し続けている                       それなのにどうして人は 戦うのだ それなのにどうして人は 殺し合うのだ?
相手の幸せ 考えれば 争いは起きない 相手の立場を 考えれば 争いは 起きはしない 

この頃は「反安保」のパレードも増えました。
集会も増えました。
署名活動も増えました。
                                                        

宝田明さん82歳、ご自身で作詞までしてしまい会場で歌う元気な講演は「そう簡単にはあの世には行かないぞ!自分には立憲政治を取り戻す大きな目標と希望があるんだ!」という気持ちが大きく伝わってきました。
宝田明氏講演①
高校生から花束をプレゼントされ、会場をあとにしました。とても勇気を頂いた講演会でした。