友人である「ダニー・シュエッケンディックトリオ」のコンサートが尾張旭市文化会館にやってきた。(@_@)主催は「尾張旭市国際交流会&市健康都市推進室」。ダニーの奥様から、「令子さ~ん、尾張旭でコンサートするよ」のお声掛けで内容も分からず友人と出かけた。コロナ禍で長い間聞けなかったダニートリオの演奏。

主催者を会場で知り、本当に感激した。健康推進にジャズがいい!なんてカッコイイんだろう~。
ダニートリオの演奏はいつもライブハウスで楽しんできた。今日は市民会館の大舞台である。何だかいつもと違う・・1人1人の音がとっても良く聞こえる。楽器からも3人の身体からも・・音がでてきた。
 令和2年11月13日⑤
 そうなんだ!ライブハウスと違って人々が静かに耳を傾け3人を見ている・・。3人の息づかいも聞こえてくる・・。約1年ぶりということもあってか感激して涙が出てきてしまった。ソーシャルディスタンス席なので両隣に人がいない。自然に体がスイングしてきてしまった。
 令和2年11月13日⑥
主催者の取組も素晴らしかった。
・受付
 令和2年11月13日①
・900席を270席にして。
 令和2年11月13日③
 令和2年11月13日②
270席が満席になったことにも驚いた。多くの皆さんがやっとこの日を待ちわびていたのか、早く受付をしたが既にダニーの見える座席は埋まっていて、やっと後ろの方に空席を見つけた。
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 国際交流会の主催というところもスゴイ!ダニー(ピアノ)とルベン・フィゲロア(ドラムス)は国際結婚である。ダニーはあまり流暢ではない日本語で一生懸命曲の解説や曲への思いを語りながらピアノを弾いた。アメリカ、ペルー、日本と3カ国の人々が何の違和感もなくダニートリオの演奏をきき、大きな拍手を送り一体感のあるステージだった。 会場ではジョン・ギャスライト夫妻とも久しぶりにお目にかかりインターナショナルな雰囲気を盛り上げてくれた。

主催者の方々のコロナ対策への自覚が休憩時間の長さとトイレ使用(男女別々のホールの使用)などからも感じられた。コロナ禍という状況でコンサートを開催するというジャズへの思いが強く感じられた素晴らしい夜でした。

 私は自分だけ楽しんだようで少し恥ずかしい気持ちになった。帰りに主催者と思える方に「どうしてダニートリオをお呼びできたんですか」とたずねたところ「大島さんのブログで知りました」と言われ、心臓が止まるほどびっくりした。
 主催者の皆さんはこの日を迎えるまでには沢山お骨折りすることもあったと思う、「初心者でも楽しめる・・」曲を選曲したダニートリオのメンバー、そして270席と限られた席を埋めた聴衆の方々に対して、隣市の文化会館へ足を運べた私は幸せ者だなあと思った。
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