議会開会の2週間前に市長は提出議案を「議会運営委員会」で説明をし、その後議案は全議員に配布されます。今日は午前はその会議、午後は議員全員に議案説明会がありました。

会期:9月3日(木)~30日(水)
市長提出議案:令和元年度一般会計決算・国民健康保険や介護保険などの特別会計の認定が8件、補正予算が4件、条例が6件、同意案が2件の計20件です。
(毎度のことですがこの議案書を自宅に持ち帰り、ファイルに綴りインデックスをつけることも仕事です)
  令和2年8月20日②
9月議会は決算議会と通称よんでいますが監査委員から決算に対する意見書が付されます。意見書を斜め読みしていると「むすび」のところに古民家について意見が書いてありました。
 一般質問で取り上げるために予てから資料請求して質問しようとしていたこととほぼ同じ内容「古民家事業は一旦全てを白紙もどし様々な項目についてしっかり検討することが重要と考える」と書いてありました!
 令和2年8月20日①
・う~ん、市は平成25年度から古民家保存の検討を始め、8年目の今年度も古民家を解体して部材を使用する歴史民俗体験施設の基本設計費約885万円の予算が認められましたが未だ未執行の状態です。結論の「一旦白紙」は監査委員の意見と同じですが私は異なる観点から古民家事業の白紙を求めて質問します。強い味方の意見書に感激!しました。

その他主な条例
〇リニモテラス公益施設条例・・指定管理での運営があります。
〇景観条例の制定・・景観計画(R2/3策定)について都市計画審議会委員として、少し見直しを求めそのようになったので賛成できそうです。
〇都市緑化基金の一部改正・・約9億5千万円基金がありますが、平成29年12月議会で基金の使途があいまいであったため委員会で継続審査になったところ、市長が議案を取り下げた経緯があります。
 その後基金の使途を「緑の基本計画(R2/3)」に緑化重点地区に係る支援に運用すると明記し再上程です。議案質疑で確認してから賛否を決めようと思います。
来年度オープンする児童発達支援センターの指定管理者が公募で決定しました。指定管理者選定委員会の会議録を参考にしながら審査したいと思います。

同意案2件
教育長と教育委員のお二人が交代です。市長が任命し議会の議決が必要です。
・教育長に任命される方は昨年N-ハウスを教育福祉委員会で視察した時の先生でした。約1時間ほど説明も聞きどのような経歴の方かわかります。

・教育委員に任命されるもうお一方は経歴がA41枚の略歴書だけで適任かどうか決めなければなりません。障害者の支援に基づいた法律によって法人を設立し代表取締役をなさっている方ですがどのような方なのか全くわかりません。経営している法人のHPを拝見しましたが客観的にどのような方かイメージできません。困ったな!長久手市の教育方針を左右する5名の委員のお一人です。

コロナ関係の補正予算では「公立陶生病院(瀬戸市・尾張旭市・長久手市で構成)」の安定運営のために10億円の追加支援がされますが長久手市はその4.3%=4,300万円を負担します。
児童生徒が修学旅行等を中止した場合のキャンセル料の負担金も約2,600万円の予算があります。

 昨年度の決算の認定、新規の条例制定、コロナ関係では12の支援策などファイルに綴りながらざっと目を通しましたが盛りだくさんで重要な内容でした。9月3日の開会までの2週間で全ての議案を読み勉強する期間です。「段取り8割」で成否が決まると言われますが議会も同じだな~と思いました。v( ̄∇ ̄)v