昨年12月定例会で「古戦場再整備計画」について一般質問した。古戦場再整備は本来ならば今年度着手の予定であったが財政難から最低でも令和5年度以降に延期し事業年度も確定していないという答弁であった。
令和元年度の当初までは延期の予定ではなく、郷土資料室と共に、この建物内にある「喫茶・はなはな」は工事のため昨年5月末に閉館したのである。モーニングやお昼のお弁当が人気で、惜しまれての閉鎖であった。

 その6っか月後に突然再整備事業延期が正式に決まった。このため令和2年4月から再び資料室は開館し公園全体はこれまで通り利用できるという答弁であった。

 郷土資料室が閉館されると訪れた人々は水分補給する場所がない。そこで自動販売機の設置をお願いした。
 7月に入札をして8月1日に設置されると聞いたので出かけてみると立派な自動販売機があった。
 令和2年8月6日①
ペンキが剥げて文字が読めなくなっていた史跡案内の看板は3月に新しくなったが、やっと自動販売機で喉を潤すことができる。行政を動かすという事が今までどれほど大変か経験してきたので小さな成果であるが嬉しい。
ところが、喫茶はなはなの場所は古戦場のワークショップを今後も続けるのでそれに使用するという答弁であったが6月議会で、いきなり観光交流協会で使用しているという説明である。この郷土資料室は長久手市の行政財産である。2年前に一般社団法人になった観光交流協会に貸したことについて、議会へは事後報告であった。
(長久手観光交流サポートセンター=分室になっていた)
 令和2年8月6日②
(喫茶・はなはなの面影は全くない)
 令和2年8月6日③
(市の観光お土産コーナー・・)
 令和2年8月6日④

 令和2年8月6日⑤
ここにいた職員は、一体何をするんだろうか。観光交流協会の事務所は今までの場所(市役所東分庁舎2階)にある。喫茶・はなはなが使用していた厨房があるので、コーヒーだけ飲めるようにすると話してくれた。
【観光交流協会への補助金】
・平成30年度決算:1,877万円
・令和2年度予算  :1,837万円

 問題は法人化されると、(株)長久手温泉のように事業の内容を議会がチェックしにくいことである。先日新聞折り込みでみたチラシもこの補助金で作成したんだ。コロナウイルスに対するアンケートも行っていた・・。1,800万円は税金であるがここにいた女性3人はボランティアなのか、パートなのか全くわからない。

今の長久手市って、全くお祭りごとばかり市民を動員しておこなっているように見える。市の財産を右から左へ簡単に法人へ貸してしまう。私にはめちゃくちゃに見えて仕方がない。
 1,800万円の補助金を長久手市のために、何に、どのように使っているのだろうか・・。
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