今日から23日間の日程で6月定例会が始まりました。一般的には議案は開会の2週間前に配布されて、議員はこの2週間内で良く読んで賛否を考えます。ところが新型コロナウイルス感染症対策として追加の議案が提出されたので日程が何度も変更になっています。

南中学校の増築工事の請負契約の締結については、平素ならば最終日の6月26日に本会議採決となりますが急きょ開会日に委員会で審査し、明日本会議で採決します。学校関係の工事は夏・冬休みに集中して行うので一刻も早く可決して工事に着手するためです。コロナ禍のために3月から約3か月学校が休校となったために夏休みが少なくなり年度内に工事が完了するのか気になります。

【南中増築工事について】
・今日上程され、提案理由説明があり、教育福祉委員会に付託されて審査しました。市では1億円以上の契約は議会の議決が必要です。私は自分が委員長をする委員会で審査するので詳細な契約内容を調べる中で3つに分けて分離発注されていることが分かりました。
①建築工事・・1億1,885万円 (市外業者)
②機械設備工事・・2,435万円 (市内業者)
③電気設備工事・・1,363万円 (市外業者)

・①の建築工事だけが議案書として配布され議会の議決が必要です。本市には1億円以上の建築工事を請け負える会社が現在ありません。そういう意味では分離発注は市内業者が機械設備工事②を落札できたので良かったと思います。

・委員会で、このことの質疑がありました。答弁は、分離発注したメリットは工事価格が抑えられ、入札の不調が起こるリスクを減らすことができること。設計金額を抑えることができるので市内業者の参入がしやすくなるということでした。設計の段階から考えていたことも分かりました。

・私は事前に調べた3種類の入札結果表を委員長という立場で事前に各委員席に配布しました。そして落札会社に対する質問が出ました。市内での工事暦の有無です。ありませんでしたが、県立芸大の改修建築工事1億8,500万円の実績があるので問題ないという答弁でした。

・4クラス増築しますが、来年度は1クラス増えることや車のロータリーに建築するので中庭に職員駐車場が移動することなどが委員の質問で明らかになりました。議案の資料は平面図・立面図だけなのでこの他にも沢山の質疑がありました。委員会では全員賛成で可決しました。
  玉ねぎ③
明日の本会議で採決するので、なかじま和代副委員長と一緒に委員長報告書の作成を散会後も一緒に行いましたので夕方までに完成しました。
 私は昨年から2年間教育福祉委員会の委員長になりました。この時に副委員長のなかじま和代議員に、副委員長は委員長に何かあった時に補佐をする役割があるので、一緒に打ち合わせや作業をすることをお願いし、彼女も力強く対応してくれています。議事録は市民の代弁者の意見として長久手市議会に残されます。彼女と2人の目で作成するという事はとってもプラスになると思っています。
 本当にいつもお世話になっています。ありがとうございます。v( ̄∇ ̄)v