私は38歳で政治参加して今年の5月で30年を迎た。一貫して市民の立場で行政をみてたが「一度決定した事業を止める」ことはしないのが行政の常識であると、つくづく思う。

 本市でもリニモテラス事業は平成28年度から4年間で約4,700万円を投じて、整備基本計画・設計・整備後の管理運営について事業を実施してきた。全て同じ建築事務所が担当だ。
 平成30年度には実物に似せて模型まで披露したが市長の一言で「市民主体に・・」という理由でやり直し。
このように紆余曲折しても、止めれない、止めないのは裏に何か理由でもあるのかと勘ぐってしまう。

☆建築費平成28年度・・約4億円
☆建築費平成30年度・・2億5千万円
☆建築費令和元年度・・1億5千万円と変遷。
 これに対して、私は先の令和2年3月定例会で「リニモテラス事業を予算書から削除した修正案」を委員会に提出。5人の議員の賛成で否決され、代わりに付帯決議が附されて一般会計予算は可決。

5月28日、無会派議員8人に担当課より「リニモテラス事業について」進捗状況の説明があった。
(1)事業費
①建築工事費 1億5千万円
②工事管理費    8千万円
③外構工事     2千百万円
④用地購入費    1千7百万円 合計1億9,600万円
(借金:約1億2,770万円 税金:1,419万円 国庫補助金5,460万円)
(完成後の維持費 毎年約2,000万円

(2)リニモテラスエリア内の「中央2号公園グレードアップ」・・1億円(区画整理組合からの寄附)
 <現在の中央2号公園>
 令和2年5月28日①

 令和2年5月28日②
<噴水はコロナ対策でお休み中・・>
 令和2年5月28日③
 令和2年度の展開
・市民参加の建築ワークショップ
・運営協議会が自主事業実施(市が200万円負担する)
 〇4つのテーマで開館後の取組実証
 〇事業コーディネーターを発掘・育成
 〇HP・SNSで情報発信
・公募による運営の指定管理者選定
・中央2号公園グレードアップ設計

【私の思い】
・この5年間で関わってきた職員の人件費も含めると数億円にもなる。そうまでしてこだわる理由が、すとんとこない。新型コロナウイルス感染症の収束の見通しがない状況で「不要不急」の事業の見直しを4月、5月と行ってきたがついに市の事業に「不要不急」はない。これからは「不急」な事業と言い改めますと議会に公表した。

・その直後、各会派を回ってのリニモテラスの進捗状況説明である。そして6月議会の最終日26日には建築契約の締結議案を議会に上程すると説明があった。
・とにかく、議会に「有無」を言わせないような日程である。

・来年度はリーマンショック時と同じように税収が減ると予想されている。新型コロナウイルス感染症対策として3月から小中学生は3か月間も学校が休校となり、国は一人1台パソコンを5年かけてGIGAスクール構想を立てたが、前倒して今年度で全ての小中学生に1人1台パソコンを配備する。コロナウイルス感染症の影響は教育、雇用、経済、市民生活がまるっとかわるほどのことがまだ続いている。

・市長は事業に優先順位をつけて長久手市を「経営していくべき」と思う。
 補正予算の審議の中で、市は「長久手市は市民の平均所得が比較的高いので、支給した支援金が貯蓄に回るようなバラマキはしない。例えば、他市町が行っているような水道料金の減額のような施策はしない・・と」。私は今回のコロナ支援策審議でこの市の方針を聞いて不安を感じている。
 市は税金を預かっているという基本的な立場を、真剣に考えてほしい。v( ̄∇ ̄)v