ユネスコは4月30日に学校再開について早期の対応を訴えた。
1、十分な広さの教室や衛生管理の確保
、通学による感染リスクはないか
、インターネットを活用した遠隔授業の併用など
 休校の長期化で多くの子どもに学習の遅れが生じている。安全が確認されれば、子どもたちが取り残されないよう一連の対策を整えるための指針を示した。
  令和2年4月28日②
5月1日 文部科学省も都道府県教育委員会に通知を出した。(段階的な教育活動の開始)
小1・小6・中3の登校を優先させる
・進学を控える中3、少6、入学式だけ済ませ学校生活を開始できていない小1。
リスクの高い学習を行わない
・3密状態での歌唱指導、調理実習・運動、グループ学習
・運動会や文化祭、学習発表会のの学校行事の中止
給食は可能な限り品数の少ない献立で栄養摂取ができるように、可能ならば小分け済の形(弁当方式)
登下校時間帯を分散。集団下校の場合は密集とならないようにする

学校教育活動の進め方
基本的な感染症対策を徹底した上での3密を避ける工夫→長久手市は子どもの人数が増えて南中は今年度校舎の増築予算が成立したばかり。果たして工事に着手できるのだろうか。
体調の悪い教職員が休みやすい環境づくりの必要→これには家庭と連携した子どもの体調確認も必要だ。
トイレ、給食の前後、外から教室に入る時の手洗い徹底。
共用の教材、情報機器などの消毒
児童生徒と教職員のマスク着用

現在私の孫たちは最低限の日数で児童クラブ・幼稚園の登校を行っている。幸い夫婦が週1日づつ交代で休めるので週3日の通いで済んでいるが、この文科省の通達を全て読むと気が遠くなるほどのことが書いてある。

学校再開は地域の感染状況の違いを踏まえて、通学方法や、ICTによる指導が出来る学校とそうでない学校があり、取組は様々と思う。
 子どものために、学校の設置者である教育委員会や学校が子どもの学びをどのように確保していくのか選択がせまられている時期に入ったと思う。
 「学校休校は5月末」までとなっている。残り3週間しかない。

 それにしても、わずか数週間で「学校9月入学」のニュースはどこのメディアも取り上げなくなっている。世の中は社会経済活動の段階的緩和にシフトされ子どもたちのことは一体誰が考えるのか。( ̄∠  ̄ )ノ