緊急事態宣言が発令して、各市町では様々な独自対策が連日発表されています。本市も来週4月27日(月)に遅まきながら市長が臨時議会に上程する議案をまとめました。
 令和2年4月24日②
補償と休業はセットで・・という世論の声が多い中、「愛知県・市町村新型コロナウイルス感染症対策協力金」事業の概要がまとまりました。愛知県が25万円、市町村が25万円、合計50万円の協力金の交付が決まりました。本市でも予算の積算ができたようです。
 給付金の対象事業者は(1)休業要請、(2)営業時間短縮要請を受ける施設です。

・今年度の予算にはないので、臨時議会を開催して補正予算の議決が必要です。議会を開催するためには、必ず「議会運営委員会」を開催して議案・会期・日程を決めます。今日は3つ会議がありその1番目が議会運営委員会でした。4月27日(月)の1日で議案上程→委員会審査→採決まで行います。そして、初めて予算を使うことができます。

2つ目の会議は、臨時会に提案される議案の説明会でした。議員全員が対象なので3密を避けるために議場で行いました。委員会室は狭くて18人が2m離れて会議が出来ません。
 議案は新型コロナウイルス感染症対策事業が1つと、国の法律改正に伴い市長が専決処分した税条例関係が3つです。

新聞記事になりましたがテークアウトで売上減少をカバーしようとするお店が広がっています。このような飲食店に対して本市では独自に、持ち帰り容器、宣伝物などの経費を10万円を上限に10分の9を補助する300万円の予算も上程されます。

3つ目の会議は「市議会新型コロナウイルス感染症対策会議」が正式に設置され、指針もきまりました。
 ちょうど、この会議後に「市」の対策会議が開催され議長が出席するので議会としての要望書もまとめ、市長へ提出することになりました。

議会として最も大きな課題は「財政の検討」です。
(1)財政見通し悪化を想定し、今年度事業の延期、中止、見直し等支出抑制を検討。
(2)感染症対策に必要な予算措置を講ずること。
 私は、議会として3月に議決した今年度予算書を皆で分担して、「延期」「中止」「見直し」作業をしても良いのではと思っています。

市議会の中にこの対策会議が出来て良かった面は、今までのように個々人で行政に要望・要請するよりも議員18人で要請することになるので、市民の意見が強く市政に反映されることになります。

 この日は、仲間が委員会室や議場を行ったり来たりして活発に新型コロナウイルス感染症対策について「市民によりそう行政とはどうあるべきか」一緒に考え行動できたことです。
 土日は、委員会付託される議案の詳細、委員長としての委員会・分科会口述書の作成等に専念します。
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