午前9時45分:議員が全員揃い全員打合せ会。
 午前10時:議場にて本会議開会 副市長から追加議案の説明があり質疑が行われました。

令和元年度の補正予算の主な内容は、国が進めるGIGAスクール構想のための事業として令和2年度から「1人1台環境」のもとICTを活用した教育をするために、全ての小中学校に校内ネットワークを整備するものです。4年間かけて児童・生徒全ての子どもが「1人1台環境でデジタルコンテンツをフル活用して授業を受けるようになります。元年度の予算ですが繰り越して、校内ネットワーク整備は令和2年の夏休みに工事が行われます。

・議場では、教育福祉委員会委員ではない議員が2人質問を行いました。分科会で審査できる議員は議場では行わない暗黙の取決めがあります。お2人の質問を聞いていると私の質問予定の内容4つの内、3つが同じ内容でした。しかし議場では2回しか質疑ができないのでメモをとり、続きを分科会で取り上げました。
(分科会は会長として議事進行を行いました。↓)
 令和2年3月18日②
【パソコン導入ロードマップ】
・令和2年度 小5~小6、中1
・令和3年度 中2~中3
・令和4年度 小3~小4
・令和5年度 小1~小2

Q1:GIGAスクール構想は国の教育政策です。全ての児童・生徒がパソコンを与えられても教師の指導体制が不可欠です。教材の準備や、教師の研修についてどうなっているのか。
A1:教育課程では各学校で、どの教科で教育に活用できるか検討中。現場の教員の指導力については、現在プログラミング教育が導入されているが、学校では既にコンピュータを使っているので、それに加えて1人1台持った時に何ができるか、例えば話し合い活動でどう活用できるか、体育の授業で跳び箱で演技した時にその場で再生して自分の演技を振り返るなど、現職教育の力量向上で引き続き考えていく。

Q2:今回の工事に含まれるものは何か。
A2:パソコンが使えるネットワーク工事、端末の保管庫を設置する工事。普通教室、特別教室、体育館での無線LAN使用のためのアクセス工事、これらを繋ぐ大容量の配線、保管庫での充電電源工事など。

Q3:市内業者は入札に参加できるのか。
A3:入札の不調を懸念しているので、中学校区ごとに3つに分けて一般競争入札を予定しているが、市内業者は入札要件の等級が満たされないため参加できないと考えている。

Q4:国は補助率を1/2とうたっているが今回は28%である。70%が市債と一般財源であるがどうしてか。
A4:3月5日付けの国の補助金内定根拠となる通知では機器の数量の課題、単価が割高になっているものが各自治体で発生したので不公平感が生じないように補助単価を設定したと説明している。発注にむけ既存の機器活用、耐用年数を加味して(安価になるよう)精査している。

(予算決算委員会=議長を除く全議員で構成 分科会長報告を↓)
 令和2年3月18日①

 令和2年3月18日③
【17人中3人の反対で賛成多数で可決】
(反対意見)お一人の議員はGIGAスクール構想そのものに対して反対
・他のお二人は国の補助金が1/2にもかかわらず約30%しかなく、多額の市債を投入して行う事業は文部科学省の不備と計画性がないことであるから反対。

(私の賛成した理由)国の教育政策で、学習指導要領改訂でICTを活用したプログラミング教育の導入が令和2年度から小学校でも導入が決定されている。こういう中で長久手市のみ教育環境を整えないということは教育の機会均等に反する。また現在、コンピュータは生活の様々な所で活用され身近になっている。これからの子どもは、職業、家庭生活、余暇などあらゆる面でコンピュータなどの情報通信機器やサービスが不可欠な社会で育っていく。

 コンピュータを使うというプログラミング教育は高度情報通信社会になってしまった現在必要不可欠と割り切らなければならないのでは。
 地方自治体の使命は子どもたちの教育環境をその時代の要請に即して整えることでもある。国が打ち出した政策である以上、長久手市の子どもだけコンピュータがない、使えないということをしてはいけない。と賛成討論を行いました。

追加の補正予算が提出されたことにより、委員会、分科会を開催したので、議会が閉会したのは夕方4時となりました。

閉会後、議長にお願いしていた「新型コロナウイルス感染対策」についての議会での意見交換会が行われました。以前から気になっていた
もし、職員の中から感染者が出た場合の業務継続計画」について。
職員は手洗い、咳エチケットをする。
毎朝検温し37.5度以上の熱の時は休む。
4日間以上熱が続いた場合は、一時帰国者相談支援センターに連絡する。

もし1人が感染したら・・」
同じ課の職員は自宅待機
BCTを参考にして、どの事務を優先するか決める。
全庁的な応援体制を敷いて業務を継続する。

 新型コロナウイルスの感染は毎日広がり、今や世界中に感染拡大しました。オリンピックの開催の有無まで話がきています。目に見えない戦いと言われていますが、規則正しい生活をして、バランスのよい食事、睡眠をとり免疫力をつけるように気を付けて生活しようね~と言って、今年度最後の議会は終わりました。
(夕陽が沈みかけ、青空に走る一筋の雲は新型コロナウイルスのように胸に刺さるようです)
 令和2年3月18日④
(いつもは美しい夕陽も、この日はコロナウイルスのように感じてしまうほどです)
 令和2年3月18日⑤
(新型コロナウイルスが去って、平穏な毎日になりますように。)
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