昨年11月、市内の友人から側溝からの臭いがなんとかならないか。という相談がありました。民間が宅地開発した戸建ての団地です。当時のトイレは単独浄化槽で、台所、お風呂、洗面所などは食品残渣が出ないようにして側溝に汚水が流れるようになっていました。

市役所環境課にお願いしてこの団地の浄化槽の調査をしていただいたところ、ほとんどの家が単独浄化槽で、建替えた家が数件ほど合併浄化槽であることがわかりました。
 根本的に臭いを解消することは、全戸が合併浄化槽にしなければならず時間がかかります。

側溝の清掃は土木課の担当です。職員と一緒に出かけて、相談者の方から事情をお聞きしました。市役所が、業者に依頼して側溝の清掃と、随所が割れの補修で対応して下さることになりました。工事は11月末に行われました。

工事が終わり既にひと月が過ぎていましたが久しぶりに側溝をのぞいてみました。
 綺麗になっていて、臭いもしない!割れている箇所がセメント(白い所)で補修されている!
 令和2年1月13日①

 令和2年1月13日②

 令和2年1月13日③

側溝の部分は市有地で市が管理していることをご存知の方は意外と少ないです。私は、市民の方からお礼を言われましたが、市が当たり前のことをしてくださったのでその旨お伝えしました。土木課の担当者も3年に1度ほど清掃をすれば大丈夫と言いました。

 この団地にお住まいの方も、汚水に残渣が混じらないように気を付けていらっしゃるようです。
この地区はまだ下水道が整備されていないので、現在は法律で合併浄化槽でないと家を建てることが出来ません。
 臭いの原因が単独浄化槽の家が多いからであると住民の方にご理解いただけたので、今後は直接土木課にお願いし、もしくは地域の皆さんで側溝の清掃などができるといいな~と思いました。
 迅速に対応してくださった、土木課、環境課の職員の方にとても感謝しています。
 ありがとうございました。v( ̄∇ ̄)v