午前9時30分から委員長を務める教育福祉委員会と予算決算分科会を開催いたしました。議案の審査は議案番号順に行わないので、私は委員長の議事進行の口述書を毎回自分で作成し、漏れがないかチェックしながら会議を行っています。↓
 令和元年12月9日③
・委員長も議案に対して質疑と意見を述べることが出来ます。こういう時は隣席の中島副委員長が代わってくれます。ペアを組んで3回目の定例会のせいか、この頃は正副委員長の呼吸も合ってきました。お互いに議事進行をバトンタッチしながら質問をよく致します。

気になった条例改正。子育て支援条例の改正で中島副委員長の質疑により一歩後退した内容がわかりました。それは「家庭児童相談室」が昨年度までは子育て支援センターで行ってきましたが、今年度から新たに「子ども部」が設置されその中に「子ども家庭課」が新設されたのでこちらに相談室を移したことにより土曜日の相談受け付けはしていないということです。(相談日:月曜日~金曜日)

【家庭児童相談室の仕事】
①?もしかして虐待?
②DVに関する相談
③発達に関する相談
④子育てに関する相談
※電話、面接など、いちばん安心できる方法で相談を受けます。お気軽に。相談(通報)者の個人情報は守ります・・となっています。採決の結果は全員賛成で可決。必要な事業だからです。

 令和元年12月9日②
補正予算の内、一般会計については、総務くらし建設分科会と教育福祉分科会の所管事業が一つの議案として提出されているので、歳出(支出)の何款が所管であるか予め印をつけておきます。民生費、衛生費、教育費が所管です。
 教育費の中で小学校増級備品が上がっている質問を野村委員が行いました。
 この質疑で来年度、3小学校で1クラス増、1小学校で1クラス減、2小学校・3中学校でクラスの増減がないことがわかりました。

 補正予算書の数字(支出金額)により、どのような事業がどう変わるのか詳しくわかり、小学生が来年度も増加傾向にあることがわかりました。

毎回、所管事務調査を行いますが今回は「介護保険について」財源の構成、仕組みの改正、現状等を調査。介護保険制度が始まり20年目です。初年度からの特別会計の決算額の資料を提出いただきました。↓
 令和元年12月9日④
・3年を1期として毎期40歳以上の方々が負担する保険料が増加している原因が、この表から分かります。2期目の8億6千万円が第7期の今期は24億2千万と2.8倍になっています。市内に介護サービス事業所が増えることにより利用者も増加する仕組みになっています。

発足当初は利用者は1割負担でした。ところが国で全国一律、所得により負担割合を変えました。↓
 令和元年12月9日⑤
・介護保険制度は、家庭に利用者がいないと制度の中身、実態を知る機会がありません。今回の調査は各委員から「とても良かった」と好評でした。

 長久手市議会の議員は30代~60代と年齢に幅があります。議員の年齢により市政に対して当事者意識が違うと思いますので若い議員からは好評で嬉しかったです。
 個人的には、子育ての質問は「孫」の成長を横目で見ながら取り上げ、99歳で他界した母が90代になった時は面倒を見ている姉に、介護保険の利用の仕方を何度も電話したことを思い出しました。

 政治って本当に生活の中にある身の周りのことだな~と、改めて思いました。v( ̄∇ ̄)v