今日の一般質問者は6人ですが、3番目の午後一番から60分行いました。 
⑴古戦場再整備事業について
:建設時期を令和5年度以降に見直すと10月に発表したが、5年度以降とはいつのことか。平成26年度からワークショップをに参加してきた市民の皆さんは突然の発表で納得されたのか。
:令和5年度以降ということであり、事業年度は確定していない。
(答弁をきいて)
・延期の理由は人口増による学校の教室の増築や予算の関係と説明したようですが、藤ヶ丘駅に近い地域に約1,000戸のマンション建設や2か所での区画整理事業が進めば人口増加は事前に想定できることでした。過去5年間保育園の増築も行い、また古戦場整備費には約10億円必要ということもわかっていながら事業を進め、今年度は実施設計業務を4,387万円で行っています。見通しが甘すぎます。

:昨年5月末日で、郷土資料室を閉館しました。事業再開までどのようにしておくのか。
:来年4月に、再度開館をして、公園全体はこれまで通り利用できる。
(答弁をきいて)
・郷土資料室内には喫茶室があり、惜しまれて閉館しました。「喫茶はなはな」さんはモーニングやお昼のお弁当が大人気でとても多くの方の憩いの場でした。あまりにも無責任です。だれがこの責任を取るのでしょうか。再度の開館時には喫茶室はありません。
・本年6月に閉館した郷土資料室 
 令和元年12月3日④

 令和元年12月3日⑧
・郷土資料も閉館にともない、撤去されています。
 令和元年12月3日⑦
・喫茶「はなはな」さんは、かつての賑わいの跡もなく厨房がかたずけられていました。
 令和元年12月3日⑤
・史跡めぐりの看板は、ボロボロで読めません。老朽化しているので早く修繕するとの答弁でした(Good!)
 令和元年12月3日⑥
・公園内には飲料水を補給する場所が皆無。自動販売機の設置要望には、再開にあたり検討するとの答弁。

Q:古民家の移築について、現状は市に建物が寄附されている。土地は借地であり毎年更新という不安定な状態。事業年度が不確定の間、痛みも進むがどうするのか。
A:6月に緊急修繕を行い対処した。移築を前提に詳細調査を進めている。
(答弁をきいて)
・これまで古民家には修繕費や文化庁への申請準備に1,400万円を費やしてきた。質問にあたり判明したことは公園のほぼ全域が国指定史跡としたので多くの法律のあみがかかり、もはや木を伐採するにしても上級官庁の許可や届け出が必要とわかりました。市が単独でできることは、公園の清掃と樹木の剪定だけでした。
・現在、国や県など所管の法律に合わせて事前協議中ということですから、延期は単なる市の財政が理由だけではないように感じました。

・数年前に、市役所庁舎の建替えについても、北側の水田を購入してそこに移転してから現在の庁舎を解体して駐車場にするという案を議会に説明しました。これも、コンサル会社が法律改正を知らずに行い、結局、水田は市が購入できないことが判明して現在庁舎周辺を市街化区域に編入してから建設するように手続き中です。これにも、土地利用計画を作成し、市民への縦覧、都市計画審議会に諮る、県に申請・・数年要します。

 コンサル会社への数百万円への支出は税金であり無駄になってしまいました。誰が責任をとるのか。民間会社ならば見過ごされないことが、市役所では素通りされている・・。

文化の家について
・文化の家で行う市民主催公演のチケットを受付案内で販売できないか質問。地方自治法施行令により住民の便益の増進と認められる場合は可能とのこと。市主催事業だけが住民の便益の増進でしょうか。
 現在は建物管理と受付は委託業者が行っているので、可能性を考えて頂けるという答弁でした。

・行政改革の需要課題事業の中で、指定管理者制度の導入検討という方針であるが、文化芸術マスタープランでは「直営」となっているので矛盾しているのではないか質問。文化の家については、マスタープランと行財政改革の方針を踏まえて検討していくとの答弁。

岩作(やざこ)の狭あい道路解消について
・岩作地区には、消防自動車や救急車がはいれない、幅2.5mほどの狭い道路が点在しています。行政と、住民による「まちづくり協議会」が決めた優先順位第1位の東島2号線の進捗状況について質問。
・全体を3期に分けた。第1期分は来年度工事に入れる。今年度、全区間の道路詳細設計が実施されているので、第2期、第3期も毎年民有地購入や、物件補償などを行い、順次対象者の全筆同意を得て、3期まで工事につなげていくとの答弁でした。(Good!)

今回も、いつもの皆さまに傍聴に来ていただけるようお声掛けさせて頂きました。写真は傍聴席(20席)ですが始まる頃には皆さんが座っていて下さったので、元気よく登壇しました。↓傍聴席
 令和元年12月3日①
・お昼休みには、発言席に持っていく資料を忘れないようにチェック。
 令和元年12月3日②
・中継録画用のカメラです。
 令和元年12月3日③
やはり、今回も言いたいこと、質問したいことの30%ほどしか出来ませんでした。時間が60分では「何故問題なのか。どうしたら解決できるのか」という十分なやり取りができません。
 次回までに、中継録画をみて反省しよう~と思いました。v( ̄∇ ̄)v