議会ごとに全員打合せ会があります。この数年、職員ミスの報告が幾度となく報告され、マスコミ発表まで情報の発信制限願いがあります。私の主義は、「人は誰でも失敗はする・・」という考えからブログでは控えてきました。

 しかし、このように頻発すると公務員として公権力をもっているのだからその自覚をしてほしい。市役所を「信頼」しているから各種納税に応じているという構図が崩れてしまうと感じました。今回は3種類のミスがありました。
 令和元年8月7日⑤
(1)都市計画税の課税誤り
・市街化調整区域を市街化区域として都市計画税を課税してしまった土地が6筆。原因は、農地転用対象となった土地の変更入力処理の際、コード番号を誤って入力、チェック者も見落とした。
 令和元年8月7日③
(2)軽自動車税の課税誤り
・昨年10月に廃車した軽自動車に、誤って今年度分の納税通知書送付した。確認したところ他に2件も同じ内容のミスが判明した。
・課税台帳と軽自動車検査情報の突合の際にエラーリストを作成し、内容があわないものは確認するがエラー処理の際に担当者が一部の処理を修正不要と考えて廃車処理をしなかった。
  令和元年8月7日②
スーパーの駐車場には軽自動車専用の場所があるほど、軽自動車は普及しています。毎年春の納税シーズンには、固定資産税と共に自動車税は負担になります。今後はきっとミスはありませんね~。

(3)マイナンバーカード紛失
・7月9日に受け取りに来た市民1名分のマイナンバーカードが保管庫にないことが判明。8月6日現在も発見されていない。
 令和元年8月7日④

 令和元年8月7日①
・市民が地方公共団体情報システム機構に申請し、発行されたカードは市民課宛に送付されます。郵便物は全てを行政課が受け取り各課にわたります。課には受付簿があるということですが・・。
・マイナンバーはカード受領後から保管までの業務(検品及び住基情報確認、交付前設定、交付前設定後住基情報画面にカードの在庫情報入力)を誰が担当したか明確化していないことがわかりました。

マイナンバーカードには写真もあり、特定の個人を識別できる情報がICチップに入っています。謝罪したとはいえ未だに見つからないとは・・行政としての信頼が大きく失墜です。
 3件のミスは全て職員によるものです。そのトップは市長です。毎回、担当課長が謝罪しますが市長はこれらのミスに対して、ご自分の責任はどれくらい感じているのか聞いてみたいと思ってしまいます。
 1枚ですが、この市民の方にとっては100%の自分の個人情報が入っています。