7月1日に執行部から「来年度予算は5億7千万円不足して予算を組めない状況。5年間で急に悪化した!」と、行政改革についての説明があり、「行政改革の重要課題事業が10項目」議会に対して提示がありました。
 これに対して7月10日までに意見のある議員は書面で提出を求められました。今日はその回答日です。全議員が参加しました。↓
 令和元年8月6日④
・私も11点(総論&各論)にわたり書面で提出しました。これです。↓
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・市からの行政改革の中味は「受益者負担の見直し」「施設運営の見直し=業務委託・指定管理・使用料負担」等です。18人の議員中15人が提出しました。さていよいよ回答と思い資料を見ると、議事次第1枚だけで回答書の配布がありません。

・他の議員はメモを取り始めましたが私は「おかしい!」と感じ「資料の配布を要求しました」ところが総務部長は「意見書に対して回答を書面で提出するとは約束していない」と反論です。私「議員=市民です。市民に文書で提出を求めながら行政が文書で回答しないことは市民=議会軽視である。今、読み上げている文書があるのだからそれをコピーして全議員に配布すべき」と言いました。

・この主張が認められ執行部はすぐにコピーを配布しました。この体質、おかしい!
 要求して配布された資料です。↓
 令和元年8月6日②
 私の意見の解答欄は空白でした。文化の家の指定管理は担当課だけでは、議会に回答できない大きな課題であると思いました。
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・意見交換の場では、文化施設、図書館、体育館に対して収支率を基準に民営化や指定管理はなじまない。これらは目に見えるものではなく培っていくものである。本来儲けがない事業に商業主義がはいることは、せっかく人材面で精通した職員がいなくなり、行政が市民を見捨てることになる、地方自治体の本旨を考えるべきと述べました。この日の意見は、令和2年度予算への反映という側面もあるので多くの議員から同じ意見が述べられました。

吉田市政になり、既に借金に縛られた経営になっている。公債費の比率は4~5年後には毎年10億円をこし公債比率は10%~15%になるという説明でした。理由は、中央地区と公園西駅区画整理事業と市民要求に応えたまちづくり、またリニモへの多額な投資とのことです。あと5年で生産年齢人口はマックスになり、ここが市の経営のターニングポイントになり、今経営システムを変えないと大変なことになる・・と。
 ※公債比率15%は予算が200億円とすると毎年30億円が借金返済に充てられ、実質170億円で市を運営していくことになります。

そうであるならば不要不急な事業である、リニモテラス、古民家保存、古戦場再整備、市庁舎等公共施設のありかたなど、今までの市長の「なんでも木造」の方針なども撤回すべきと思いました。

予算の編成権は市長です。議会は議決権しかありません。その議決権は今までは多数決で決まってしまいました。
 このような中、8月18日から市長選挙が始まります。
「まちがってもいい」「ゆっくりでもいい」という経営理念の現市長に対してチャレンジャーがいます。私の手元にも
お2人の資料が届きました。長久手市の「財源不足」にふれているのは佐野尚人予定候補者です。
 また、財政状況を危機的と捉え、リニモテラス、古民家保存、古戦場公園再整備計画を中止、縮小を明確に書いています。
 お2人の資料は、次期4年間の公約でもあります。資料を見れば、私は佐野尚人予定候補に次期4年間を託したいと思いました。v( ̄∇ ̄)v