市議会議員の公務としての研修会。テーマは~議員の役割・権利と議会の権限~
 講師は、今回で3回目となる(株)地方議会総合研修所、代表取締役の廣瀬和彦氏でした。以前も思いましたが弾丸トークです。お身体はお相撲さんの体型になってきたと・・ご自分で話されていました。よほど気になっているのか、それとも真剣なまなざしの雰囲気を和らげるためなのか・・。
 令和元年5月22日②
この研修所は講師陣に34名を抱えていますが、その中のお2人「牛山久仁彦氏」「後 房雄氏」には他の講演会でお話を聞いたことがあり、まだご活躍されているんだな~と懐かしく思いました。

講義内容
1 議会基本条例の意義と検証(これは前期の議会運営委委員会で行い、今期検証結果を踏まえて見直していく項目があります=主に、議会報告会の持ち方)

2 政務活動費の意義=条例で定めることにより、議員の調査研究その他の活動に必要な経費として交付されるようになりました。使途基準についてはマニュアルで定めています。
 視察・研修、切手代、会議費、広報費、事務所費など細部にわたり裁判所の決定なども参考に該当・非該当などお話いただきました。しかし、長久手市は1っか月1万円=年間12万円ですから該当しない項目がたくさんありすぎて、政令市や県議会議員には大変参考になると感じました。

3 議員報酬= いがいにも、長久手市の362,000円はとても低すぎるというご指摘です。確かに住民税・国民健康保険・介護保険料等々で年間120万円ほど必要です。国民年金も必要な若い方もいます。議員は身分保障が法的に何もなく4年に1度は選挙があるので働き盛りの人は兼業しないと家族を養えない・・という意見もよくお聞きします。
 講師の廣瀬氏は「議員報酬算定の基準方式」を示しながら長久手市の場合を試算されました。
★人口58,545人・定数18人 財政力が良い(執行部職員給与基準方式例)
(例)部長最高俸給(管理職手当含む)→468,600円~549,200円
参考:福岡市では教育長:85万円で議員:88万円、議長は副市長と同じくらいの106万円です。

 報酬に関しては報酬審議会という付属機関(第三者で構成)に市長が諮問して答申を受け、報酬額は決めるようになっています。長久手市では現市長はご自分の在任期間中は報酬審議会を開催しないと明言しているので、お話を聞いても実感はありませんでした。

 議員報酬は財政力が良い中で低すぎるから議員のなりてが少ないわけではない。やりがいの問題でもあると思います。また、高い政治倫理が求められますので家族の理解も必要と思います。やりがいは個々人違いますので、一言では難しい問題を提起されたと感じました。

 パワーポイント資料は120ページです。弾丸トークでないと確かに話せないなって思いました。
 庁舎は5時30分を過ぎると出口に鍵がかかってしまいます。夕方研修が終わると、議員仲間で感想を話す時間がなくなってしまうのでそういう時は「駐車場トーク」です。この日も、「駐車場トーク」、日没が遅くなったので空が青くきれいでした。↓
 令和元年5月22日①
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