市内にできたある信用金庫の一周年記念・プロムナードコンサートへいきました。動機は市内在住で元名古屋フィルハーモニー交響楽団のクラリネット奏者でもある「井上京(たかし)」氏とその仲間たちの木管五重奏の演奏とチラシに書いてあったからです。約45分間の信用金庫ロビーを会場にしての演奏会です。
井上京氏は2000年に長久手フィルハーモニーの創設に深くかかわった方と聞いていましたのでとても関心をもっていました。調べてみたところ長久手フィルハーモニーの第一回定期演奏会(平成13年12月)、第2回定期演奏会(平成14年7月)で、何と指揮もされていました。ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調などなどです。憧れの井上氏の演奏を間近で聴ける!と思うと楽しみでしかたありませんでした。
ロビーコンサート②
※井上氏は向かって右側、クラリネットを演奏している方です。
 約20年ほど前に名古屋でベルリンフィルメンバーによる木管五重奏の演奏を聴いてからこれらの楽器の柔らかな音色が大好きになりました。私は趣味でアマチュアオーケストラの「長久手フィルハーモニー管弦楽団」でヴァイオリンを弾いています。オーケストラにも木管楽器としてこれらの楽器はあります。合奏で一緒に演奏しながら聴くのとは少しちがいます。

クラリネット・フルート・オーボエ・ファゴット・ホルン・・・プログラムは
★ハイドン・ディベルティメント
★ドボルザーク・ユーモレスク
★日本の歌メドレー 他です。
プロムナード<お茶を飲みながら>コンサートということで親しみやすい名曲ばかりでした。現在、6月12日の定期演奏会をめざしてオーケストラ楽譜のオタマジャクシと格闘している私にとってはこのコンサートは一聴衆としてゆったりした気持ちで知人と聴くことができました。
ロビーコンサート①
アンコールがまたまた良かったです。
・美空ひばり・・川の流れのように<オーボエ、ホルン、ファゴットが次々に旋律を奏でます。音色が違うのでメロディーも違って聞こえてきました・・不思議!>  ・ジブリ・・となりのトトロ
幅広い年代の信用金庫のお客様ばかりですから、これらの楽器にとっては聴衆への大サービスの曲だなって思いました。
 井上京氏にもご挨拶できて、また美しい木管楽器の調べを聴くことができて疲れが癒された夕方のひと時でした。