10月5日(月) 市民活動の例会でメンバーが雑誌「エコノミスト」の「ストラディバリウスの世界♪」を切り取って持ってきてくれました。来る11月25日の長久手フィルハーモニー定期演奏会のチケットも購入頂いた方です。3週間後に本番を迎えるので私もヴァイオリンの練習にエンジンをかけないと・・と、慌てているところです。

この記事を読んでいて20年前にデンマーク在住の楽器商オブセン氏から購入したバイオリンを思い出しました。現在の楽器もオブセン氏から購入しましたが彼は実はヴァイオリンも製作しています。当時、清水の舞台から降りるような決意でオブセン氏が1997年に作ったストラディバリウス1707のコピーを100万円で手に入れました。そのポスターはまだ廊下の壁に貼ってありました!↓        
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新作楽器なので1年間は弾いた後にケースにしまわず風通しの良い鴨居に下げていました。夏はニスが溶けて手が触れる所は変色。新作楽器なので弾きこまないと音が鳴りません。ついに2年目にして手放して現在のイタリアのオールド(約150年前)にしました。

エコノミストには「世界で最も高額な楽器、ストラディバリウスは、なぜ特別な存在として君臨し続けるのか。300年前の1721年製のストラディバリウスがオークションで12億円で落札された・・ことから楽器と美術品の両面を持つとストラディバリウスの世界を紹介していました。
 30年11月5日②
300年後の現在も世界に約520丁が現存しているそうですが、バイオリニストの高嶋さち子さんは「ルーシー1736」、千住真理子さんは「デュランティー」を自己所有し、諏訪内晶子さんは「ドルフィン」を日本音楽財団から貸与されています。
 
ところが8頁にわたる記事の最後に、先週宗次ホールでお目にかかった宗次徳二氏のコレクションからストラディバリウスを貸与されているヴァイオリニスト「成田達輝さん(26歳)」を通して、ストラディバリウスが弾き手にとってどんな存在かが書かれていました。
 成田さんは100万円の楽器でエリザベート王妃国際音楽コンクール2位入賞し、音楽家にとってどんな楽器でもそれに打ち勝つ経験をしたそうです。
(写真:先週、宗次ホール前で、宗次徳二さんと)
 30年10月27日⑤

アマチュアオーケストラの末席でヴァイオリンを弾いていますが、いつまで体力と気力がつづくのか不明です。しかし、11月25日の定期演奏会には市内外の友人が大勢聴きにきてくれます。いいオケ仲間と一緒に「長久手文化の家・森のホール」の舞台でヴァイオリンを弾く2時間、この醍醐味はなかなか手放せないような気がします。

 エコノミストの記事を読んで、久しぶりに自分の楽器のことを思い出しました。2年間だけコピーのストラディバリウスを弾いたんだな~。v( ̄∇ ̄)v
 ヴァイオリン①