9月26日(水) 死刑廃止フォーラムinなごやの-2018-世界死刑廃止デー企画は「文在寅大統領が約束した死刑廃止」です。死刑存置の世論が80%の日本においていつも講演会への参加者を募ることは大変なことです。いつものようにマスコミまわりを行いました。今日は3人で行ったので楽しかったです。

 死刑執行停止20年の韓国、執行が続く日本、一体どこが違うのか?
  10月6日(土) 午後2時~5時まで講演会と対談を行います。
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このチラシを持って、まず県政記者クラブへ。全国紙、ブロック紙、テレビ局等記者クラブ加盟25社に挨拶状を付けて取り上げて頂けるようお願いをしました。不在のマスコミへは県庁の広報広聴課から配布をお願いいたします。記者が在室中の新聞社には直接名刺交換をして丁寧にご挨拶をさせていただきました。

次は裁判所地下1階にある司法記者クラブを訪問。
その次は、メンバーが個人的に知っている新聞社やテレビ局を訪問させていただきました。
 お昼前から始めて終わったのは夕方です。駐車場がない名古屋市内は一人が車の番をしてくれるので助かりました。

【韓国では20年間、死刑制度はあっても執行がありません】
・1998年 金大中(キム・デジュン)15代大統領から死刑執行はありません。
・2003年 櫨武鉱(ノ・ムヒョン)16代大統領
・2008年 李明博(イ・ミョンバク)17代大統領
・2013年 朴槿恵(パク・クネ)18代大統領
・2017年 文在寅(ムン・ジェイン)19代大統領・・2018年現在で20年です。

 大統領は韓国の国家元首であり国民の直接選挙で選ばれます。任期は5年、期間も1期のみで再選・再任はありません。立法権や司法権の一部にも影響を与える権限が認められ不逮捕特権もあります。
 昨年当選したムン・ジェイン大統領は選挙戦で「死刑廃止」も公約にして当選しました。大統領の職務代理者である総理大臣は、私の友人であり長い間死刑廃止で親交を深めてきた李洛淵(イ・ナギョン)氏です。

 講演に来てくれる朴(パク)教授は現政府の政策決定に深く関わりをもち、15年前に私のソウル・高麗大学への留学をお世話してくれた、またまた長いお付き合いのある友人です。
 対談はオウム真理教事件などを担当した安田好弘弁護士です。このように10月6日の講演会は死刑廃止を一貫してお持ちの日韓のお2人です。

〇朴教授からは、韓国は死刑制度がありながら、なぜ20年間も死刑執行がないのか。またなぜ大統領は選挙で公約の一つとしたのか。
〇数々の死刑事件を担当してきた安田弁護士からは対談のなかから日本の死刑廃止への展望をお聞きできると思います。

 死刑賛成の方も、反対の方も是非おでかけ頂けませんか。対談の後には質疑応答がありますので短い時間ですが一緒に死刑制度についてお話しませんか。v( ̄∇ ̄)v