9月3日(月)一般質問2日目、午後1時5分から60分一般質問を行いました。毎回心臓がドキドキ。演壇に立つと一人で執行部と真剣勝負(?)必死です。お声掛けした知人も傍聴席に見えたので尚更緊張します。

しかし、始まってしまうと少し落ち着きました。問題は答弁。質問に対して明確に応えず長~い。噛み合わない。最後は副市長と市長が趣旨を少し理解し答弁してくれました(内容は別にして)

【質問1】5S運動をしないと服務規定が守れない市役所なのか
:トヨタ生産方式5S運動を行って5年が経過。地方公務員としての服務規定に沿って仕事ができていれば問題ないのでは。職員に服務規程に輪をかけて整理・整頓・清掃・清潔・しつけを職務命令として強制しすぎている。特に午後5時から終業までの15分間の一斉清掃は給与に置き換えると年間2,300万円。5S運動をしても課税ミスや誤りが多発している。一斉清掃には「やらされ感」がある。一度検証すべきではないか。
答(副市長):「やらされ感」があるという指摘は以前から感じることもあった。おっしゃるように、自主性が大切なので検討してみる。

(私の考え)5S運動は目的ではなく市民サービスの向上・行財政運営の効率化が地方自治の最高位の目的でありそのための手段である。多くの自治体が、職員意識改革、組織風土改革、業務の効率化に取り組んでいる。
 5S運動で大切なことは職員が「いい仕事をしたい」という価値観をもって初めて効果があり、意識改革とセットで取り組まなければ機能しない。机の上が整理整頓され綺麗になったことがどのように市民サービスにつながったのか最後まで分かりませんでした。製造業の現場から生まれたトヨタ生産方式5Sを市役所にそのまま当てはめるのではなく「やらされ感」がないように見直しを行うべきと思います。

【質問2】公共建築物の木材利用の促進方針について
:3,000㎡以下の公共施設では木材を利用するという方針に基づいて事業が実施されてきた。各種事業では多くのワークショップを開催し市民の意見を聞く手法で建設されてきたが、設計の段階で「木造」とわかることが多かった。方針は市民に公表すべき。また、築52年の村役場の頃からの庁舎が手狭になり継ぎ足しで対応してきた。現在建設に向けてWSが開催中であるが庁舎は1万㎡必要か、非木造か決めるべきでは。
答(市長):当初は建替えであったためRC5階建てもありだったが、市役所北側の農業振興地域の田を市街化区域に編入して購入することで、移転新築ができる。あらゆる可能性ができた。RCの耐用年数は50年。木造建築ならばそれ以上100年長持ちする。木造がよい。

(私の考え)長久手市は現在進行中の事業「リニモテラス」「古戦場再整備」「上郷保育園」「地域共生ステーション」を抱えています。財政課からは今後の一般会計の収支見込みは平成31年度から財源不足となり事業計画最終年度の2022年には財源不足が19億5千万円となる。それに加えて市役所庁舎に数十億、スポーツターミナル施設に数十億となれば地方債(借金)が増えて若い人たちに大きなつけを残す。
 木造建築物はコストも高く、市庁舎に求められる災害時の対応には不適切である。市長は就任前に特養など高齢者福祉施設の理事長であったが全て多棟型の木造建築である。現在は市長であるから立場をわきまえて考えるべきと思います。

※9月議会の報告は後日「個人版議会報告」でお知らせ致します。

今日は、防災月にちなんで正午にアナウンスがありシェイクアウト訓練です。今年も会派室で上田議員と行いました。
 30年9月3日③

 30年9月3日④

昨日来、台風21号の進路になっているというニュースです。教育委員会から明日9月4日(火)は市内小中学校を「臨時休校」とする報告がありました。役所の窓からは台風の前触れのような雲が。
(この水田を、市街化区域に編入して買収し体育館と市庁舎を建設することが一般質問で明確になりました)
 30年9月3日①
(車の町長久手。正面玄関裏側の第2駐車場も手狭で飛地にも職員駐車場があります)
 30年9月3日②

 明日9月4日(火)、小中学校は臨時休校ですが、議会は予定通り一般質問3日目を行います。

【9月3日の質問者】
・じんの和子 議員・・避難所にマンホールトイレの設置をほか
・山田かずひこ議員・・保育士の処遇改善ほか
・大島令子(私)
・岡崎つよし議員・・(10/18・19)地域共生社会全国サミットin長久手ほか
・山田けんたろう議員・・新学期、残暑期間の校内の過ごし方ほか
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