8月2日(木)、猛暑の午後1時30分。7月9日に用水路の水漏れのあった現場に再び関係者が集合しました。市役所と中部水道企業団、水道工事会社の方、水田の所有者など計9名です。
 30年8月2日⑦
市の職員から水漏れ調査の報告を聞きました。「導水栓を閉じていても水が入ってくる」という不具合に対して道路の反対側の水田に水を入れる導水栓の蓋のまわり、導水管をカメラで調査した結果異状はなかったようです。しかし、工事業者は導水管とコンクリートの壁面をコーキングしたり、導水管の外や奥の方まで空洞を埋めてくれたようです。その結果以前より改善されていました。さっそくの対応に所有者の方も喜んでいました。
 また、用水路ではない所から水が浸み込んできていることも職員が確認してくれました。

・この道路の左側に用水路があり、右側の田には地下に導水管を埋めて水を流すようになっています。
 30年8月2日③
〇道路左側(新しい品種のお米・・ゆめまつり)
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〇道路右側(愛知のかおり)
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 30年8月2日⑤

【お米作りって奥が深い~市職員から沢山教えていただきました】
・この水田は、確かに用水路以外の場所から水が入ってきていました。
原因は~:田にはミミズがいてそれを餌にモグラが畦道の中を行き来して穴があき水が漏れる原因となる。そこで、農家の人は畦道を足で踏んでモグラが作ったトンネルというか穴を潰す作業「モグラたたき」も農作業の一つだよって教えてくれました。
・品種:ゆめまつりという品種の方が10日ほど早く田植えを行うので、田の中干し(稲の株が増えることを防ぎ、また稲を強くするために水を入れない)の時期が左右の水田でずれるそうです。

今回の水漏れが用水路が原因かどうかの最終確認は稲刈りの時期になるそうです。
稲刈りの10日ほど前からは田に水を入れないので、それでも水が入るとなれば水道工事が原因ではないことになります。水が浸み込んでいるとコンバインが上手く働かないそうです。

写真の用水路は今は水が流れていますが、稲刈りが終わると水を止め、翌年の田植えの時期になると皆が集まり用水路の掃除をしてから水を流すそうです。

 今回の陳情で、お米作りのことを少し知りました。普段何気なく眺めている緑の水田、目を楽しませてくれる稲作、お米を作るには実に多くの手間がかかっているんだ!

 後で聞いた話ですが、担当職員は前町長が「農あるくらし」を政策に取り入れた時に専門職として招いた方でした。なるほど、それでフットワークも軽いし、猛暑の中でも身軽に水田の周りを歩き私たちではわからない水漏れも発見したり、畦道を踏んでモグラの穴たたきをしたり・・専門の知識を発揮して解決しようと取り組んでくださるんだ~と、感激しました。あと少し宜しくお願い致します。ありがとうございました。v( ̄∇ ̄)v

(愛知のこしひかり・・もう穂が出てきました)
 30年8月2日②

 30年8月2日①