老人保健施設は尾張東部圏域では長久手市にだけありませんでした。設置許可が愛知県からおり待望の老健が~そして市は一般公募しました。その過程で応募申込み期日の延期等があり募集要項も厳しいものが附され、私は予定通り平成29年3月末に開所できるのか、27年12月議会で一般質問しました。

募集要項
・施設は100床 ・ユニット型個室を基本 ・建設費用約10億円=市からの補助金ゼロ円 
・審査選定基準には 「緑に関すること」「地域コミュニティーの核となるカフェ併設」など市長の意向が入る

 このような建設費用のコスト高を招く内容は入所費用に反映されるのではないか。利用者の負担増につながらないかなどを質問しました。そして、1年遅れて平成30年3月1日に開所しました。

まさか、その老人保健施設に親しい友人ご夫妻がお世話になっていたとは・・車で7~8分の所なのですぐに面会に行ってきました。友人です。↓
 30年6月13日⑥
・日方ヒロコさんとは27年前から「死刑廃止フォーラムin名古屋」で一緒に活動をしてきました。EUは死刑廃止国しか加盟できません。トルコはオブザーバー加盟です。2000年前後はヨーロッパ評議会のメンバーを日本に招待して死刑廃止の国際会議を開催したり、韓国のソウルでもアジア大会を開催し、国内でも県内でも活発に活動をしてきました。27年という歳月の中で彼女はパーキンソン病になり老健のお世話になることになりました。
 30年6月13日④

 30年6月13日③
彼女は間もなく本を出版するが人生最後になるよと話しました。部屋にはノートパソコンがあり、リビングでゆっくりゆっくりキーをたたき、挿絵も自分で書いて既に出版社へ送付したそうです。指の筋肉が固くなりかけていてコップを持つ動作など様々な動作がゆっくりです。
 令子さん、ついでに施設見学していきなさい!と、私の気持ちを察して勧めてくれました。廊下の幅が広い、建具などのデザインがホテルを思わせるような雰囲気で明るい。お風呂のドアです↓
 30年6月13日②
・リビングのイス。車いすと普通のイスのの機能がありました。初めてみました!
 30年6月13日①
思い出話は尽きることなく、夕食の時間がくる前に失礼しました。

 老人保健施設はゆったりと時間が流れていました。職員の方々も笑顔でにこやかでした。誰も焦らず、おもいおもいのことをしていました。私は時計を見ながら「またね~」と別れの挨拶をすると「忙しいのにありがとう」って言われてしまいました。しまった、次回は時計をみないようにしよう・・。

 受付でカードキーになっている名札を返す時「午後2時ころからずっと待っていたようです」とお聞きした時、施設で介護を受けながら生活している友に対して、次回の訪問はアバウトな時間ではなく〇〇時と約束をしようと反省しました。

 日方さんは、私と写した写真や近況を仲間に話してねと言いました。ブログにも書いていいよとも。.。o○.。o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。o○.。o○