昨日の夜、町内会の臨時役員会が行われました。議題は市の社会福祉協議会(北小校区地区社協)が実施する「児童クラブ=放課後の子どもの居場所づくり」に、私が住んでいる町内会集会所使用の要請に対する返事です。

 これに先立って、3日前に地区社協の子育て部会の会合に参加させていただきました。
3月議会でも判明しましたが私の住んでいる北小校区の児童クラブの待機数は30人です。待機児童が二桁になり低学年の子どもを持つ保護者から安心して働けない等の意見が噴出しています。

 市役所の子育て支援課では対応できないということで、地区社協の運営委員会の方々が考えた事業です。
【ボランティアが運営する集会所での児童クラブ】
・対象の子どもは「待機児童」 小学1年生~6年生。
・週2日開設、午後3時~6時まで。
・期間 H30.6~H31.3末
・利用料 子ども一人当たり月額1,000円(児童クラブ=公設公営は週5日で月額5,000円)
・実施主体と責任  長久手市社会福祉協議会(北小校区地区社協)
・責任者 登録ボランティア
 30年5月2日
会合では自治会役員さんや子ども会役員の方々等、多くの関係者から使用にあたって質問が出ました。社会福祉協議会にとっても初の取組なので双方が運営の難しさを感じたと思います。
 上川原集会所運営要項がありますが「使用料=無料」ということで合意できました。

地区社協は民生委員、自治会連合会、社協で構成されています。今後の運営はこの方々で担うことになります。この、行政ができない「狭間」に置かれている児童クラブ待機者の居場所づくりは気になることや心配なことがあります。3月の予算委員会で待機者30人ということが議論されましたが待機者の解消はできないまま新年度を迎えました。このような場で地域の大人たちが「居場所づくり」を考えて下さっていたことに感銘を受けました。

 しかし、週2日といえども大切な子どもを預かります。安心して預けられるように市行政も、指導員の配置など社協に対して予算措置を講ずるなどの配慮が必要ではないかと思いました。行政の「狭間」・・これを埋めるのは誰?と深く考えさせられました。、v( ̄∇ ̄)v