今年度の議員研修は名古屋大学減災連携研究センター長 福和伸夫教授の講義と福和教授が建設した減災館の見学でした。福和教授は建設会社勤務の後に名大の教授になるという異色の経歴の方でした。専門は建築耐震工学。構造設計一級建築士です。
福和教授は日本では地震予知から、現在は予知できないということになり必ずやってくる地震に対して減災社会を実現しようということを研究しています。講義では南海トラフ地震等の長久手市の被害想定、また歴史地震記録から私たちが生きている間に南海トラフ地震が起きる可能性があることを話されました。
 講義の冒頭に「長久手市の救急車の台数は?」「消防団員は何人?」といきなりこちらに質問です。身近な所からの備えが大切ということを冒頭意識しなさいというメッセージと思いました。
 政治は災害の影響を受けていると、大河ドラマからもわかる。現代社会は科学と技術を使い建築のコストダウンをはかっているから、どんどん弱い建物を作っている、だから「研究」「対応」「備え」という「減災館」を建てた。
 説得力のある講義に全員が引き込まれました。↓
 30年1月31日㉒
減災館見学
・減災館の役割である「先端研究」「備え」「対応」が分かりやすく展示物によって説明されていました。
 30年1月31日⑩
・免震ギャラリー・・本物です!
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・「備え」の実験ができる展示物
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↓南海トラフ地震が起きた時のハザード情報です。
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 30年1月31日①
・東日本大震災直後の現地の様子がわかる展示物です。
 30年1月31日⑤

 30年1月31日③
・減災館の模型ですがスイッチオンで震度3の地震が発生、揺れますが倒壊しません。
 30年1月31日②

1階の減災ギャラリー、2階の減災ライブラリーなど5階建ての隅々にわたり「減災」の最先端が集結している建物でした。
 2000年に国政で仕事をさせていただいた時は地震は「予知できる」ことを前提に海底にGPSを埋めて地殻変動の測定等が進められていました。私は予知連の委員長を講師に定期的に勉強会を開催してきましたが、15年後の今日では「地震予知」の前提が見直されており福和教授が、歴史的に必ず近いうちに地震は起きる・・という研究に基づきここまでの研究施設を立て、「産・学・官・民」巻き込んだ拠点とし、減災をリードしていることに圧倒されました。
 この日の研修を、議員活動を通して市政にフィードバックできるといいなと感じました。
 ありがとうございました。