2021年01月

    2021/1/7 お正月はあっという間に過ぎ、活動も始まった。年末に視察した「古民家」の中の状態を知りたいという友人とゆったりとしたギャラリーで意見交換をしました。
     毎年、ギャラリーのお正月飾りには圧倒されます。
     令和3年1月7日①

     令和3年1月7日②
    密を避けてきたはずが、常連さんが集まる時間と重なって皆さんに新年のご挨拶ができました。
    話題は、古民家からコロナワクチン予防接種へ。みんな65歳以上だったのでさしずめ私の小さな議会報告会のような雰囲気になってしまいました。

    お正月を迎えたので一緒に一つ年をとりましたが元気、元気!人と会話することはやっぱりいいですね。でもコロナを気にしてコーヒーを飲み終わったらそれぞれ帰りました。
     首都圏の感染拡大の話ばかりでワクチンの話は報道では取り上げられないですね。一人の方だけ「僕は接種しないよ」と理由を説明してくれました。

     昨年議会での説明は、国の事業であるから「無料」、自治体は市民に接種を勧めるとのことです。TVやインターネットなど多くの情報源があるので一体何が事実なのかわからない世の中になりつつあるような気がします。

    七草粥の日。夜は塩味のお粥にして食べました。
     令和3年1月7日④
     昨年末の胃痛を思い出し今年は暴飲暴食、ストレスは溜めないようにしようと決めました。多少は嫌われても自分の考えははっきり言おう!これが私のストレス解消の秘訣です。
     でも、傷つけないように、パワハラ、セクハラには気を付けなくては!v( ̄∇ ̄)v

     昨年12月定例会最終日に「コロナウイルスワクチン接種体制確保事業1125万3千円」の補正予算を審議、可決しました。
    【主な事業内容】
    1、予防接種法の臨時接種特例により、厚生労働大臣の指示のもと、都道府県の協力により市町村が予防接種を実施する。
    2、市町村の役割:医療機関との委託契約、接種費用の支払い、住民への接種勧奨、個別通知(予診票、接種兼券)、接種手続き等の一般相談対応。
    3、体制整備 ①人的体制整備 ②予防接種台帳システム等のシステム改修 ③印刷・郵送準備 ④接種の実施体制の確保 ⑤相談体制の確保
    ※これを見ると国は制度を決めて、実施は基礎自治体である市町村であることが良く分かります。

    1,2,3に基づき長久手市の人口相当62,000件分のクーポン券作成、説明書など同封物3枚程度を封入作業を1件181.5円=1125万円(全額国庫補助金)により発送準備を委託する内容です。
    接種スケジュール案は、令和3年3月末から接種開始される場合は2月中旬に65歳以上にクーポン券を発送。審議した昨年12月18日午後に国の会議で詳細が決まるという中でしたのでスケジュールや庁内での接種体制については未確定なことが多くありました。
     しかし、ファイザー製薬のワクチンであること、∸75℃での保管・輸送、市内の医療機関、国の事業を市町村が責任を持って実施することだけは決まっていました。
    個別接種か、集団接種なのかは未定でした。
    昨年12月の最後の週になり、集団接種と個別接種で取り組まないと不可能ということが国の発表で判断されました。

    【令和3年を迎えて】
    市役所西庁舎3階(公民館)が3月~10月末まで集団予防接種のため市民は使用中止に! 
     令和3年1月5日②
    私のところに、公民館で文化活動を行っている団体からこ「なぜ、公民館なのか。保健センターなど他の公共施設ではできないのか。半年以上もサークル活動をする場所がないのは高齢者がますます自宅にこもり体によくない」などの意見が寄せられました。

    担当課長から詳細な説明を伺いました。結果は「現時点の長久手市では、この公民館のワンフロアーという場所しかなかった」という切実な説明でした。
     私にも理解はできます。人口5千人当時の村役場を増築しながら6万人の人口増に対応してきた。つぎはぎだらけ、議会にもやっと常設の委員会室が1室できたばかり。このような状況を市民は知らないのですから私が丁寧に話すしかないなあと思いました。

    ・庁舎整備事業の設計図は、現市政で描いても、描いても進んでいません。
     令和3年1月5日①
    ・公民館全ての部屋は接種予定人数の70%を集団接種で実施するためには狭すぎるくらいと。
    (研修室)受付→予診→接種
    (学習室1・2)接種後の待機室
    (講義室・教養会議室)長久手市コールセンター設置
    (和 室)まんがいち体調不良者が発生した時の部屋

    ・保健センターは通年を通して行っている母子・一般検診(コロナ対応)

    市の予測では、1日約350人ほどの人を対応しても医師会の方30%ほど対応していただき希望する市民に接種できると想定しているということです。
     
     年末年始にかけて「医療崩壊」が近づいていると報道され始めていますが、ワクチン接種が始まると予防接種法に基づき行う国の事業を自治体が行うことになり、コロナウイルスの脅威は一層身近に迫ってくると思います。
     コロナ収束のためには、私たち市民も意識をかえていきましょうね。
     文化団体加盟サークルの皆さん、宜しく願いいたします。川 ̄_ゝ ̄)ノ

     昨年12月に市役所の様式トイレに便座クリーナーが設置されました。年末に担当の財政課長に「まだですか~」と連絡したら「ええ?もう付けましたよ」というお返事を頂きました。
     早速見てきました。↓
     令和3年1月4日①

     令和3年1月4日②
    この便座消毒クリーナー設置の要望は昨年10月末に個人版の議会報告をポスティングしていた時に、声を掛けてくれた方からいただいたものです。確かにコロナ禍では公共施設の様式トイレの便座の消毒は必要です。
     昨年10月27日(火)17:00 財政課長に話す・・と活動ノートに書いてありました。課長は「必要性はわかるので庁舎内でどの位必要か予算を計算してみます」と返事をしてくださった。

    4月から毎議会にコロナ関係の補正予算を審議してきたので、この便座クリーナーも次期議会で補正予算待ちかな~スピード感を持って出来ないかな~と内心思っていました。

    課長から「簡易なものなのでコロナ関係予算ですぐに対応できそうです」と返事を聞いたときは本当に嬉しかったです。
    ※設置トイレ 
     西庁舎のトイレ(1階~3階)全て
     本庁舎のトイレ 1階玄関正面のトイレ
     全ての箇所ではありませんが、まずは不特定多数の方々が使用する様式トイレにつけて頂きました。

     小さな備品ですが、必要と思っている方にはとても大きなことです。フットワークの軽い対応に感謝しながら確認してきました。女性の課長さんも増えていますがまだまだ男性が多い中、このことに気付いて下さった市民の方に感謝しています。 
     ありがとうございました。v( ̄∇ ̄)v

    2021/1/3 昨日の続き~メキシコ美術の旅Ⅱ~
     メキシコは16世紀にスペイン人により征服されたのでスペイン文化が混ざっている。1820年には独立したが20世紀の初頭に始まったメキシコ革命での「壁画運動」は世界の美術史の中でも突出していると言われている。伊藤先生の作品を拝見すると影響を受けていると思う所があった。

    【壁画運動】
    首都市内にある王宮の壁一面に書かれた壁画・・文字の読めない人々に対し壁画を見ることにより、メキシコ人の置かれている現状を理解してもらおうという運動。
     令和3年1月2日⑦
     令和3年1月2日⑧
    壁画運動の中心的な画家「ディエゴ・リベラ」と妻の「フリーダ・カーロ」の住んでいた家に。
     令和3年1月2日⑨
     令和3年1月2日⑩
    ・フリーダ・カーロは女流画家として、また彼女の波瀾に満ちた人生は映画化されており私も見た。
     映画:フリーダカーロ  一度ご覧ください。お勧めします。
    ~このブリキにペイントした絵は平面ではなく立体的な作品~自宅に飾ってあります。
     令和3年1月2日⑥
    【テキーラ=メスカル&竹田鎮三郎先生をたずねる】
    テキーラの原料はリュウゼツランだった。↓
     令和3年1月2日⑱
     令和3年1月2日㉑
    ・緑色の葉を切ると、パイナップルを大きくしたような丸い茎?、これを馬力で回して発酵させて製造するようだ。(葉を切ったリュウゼツラン)↓ 
     令和3年1月2日㉜
     令和3年1月2日㉝
    オアハカ州ではこのような製法で作られたお酒をメスカルと。一般的にはテキーラだとか。
    オアハカ州立大学で美術を教えている、瀬戸市出身の「竹田鎮三郎先生」宅を訪問。
    ・武田鎮三郎先生と~
     令和3年1月2日⑮
    ・弟さんの邦夫さんとは、メスカルを飲んだ~小さいグラスにメスカルとライムを絞っていれた!海外では飲み物は何でも美味しく感じた。 
     令和3年1月2日⑭
    ・竹田先生の自宅は広大な敷地内に数戸の建物があり日本ではありえないほどの大邸宅!
     令和3年1月2日⑫
    ・竹田教授はメキシコ美術界では教育者としても、また画科としても有名である。愛知県瀬戸市生まれ、東京芸大を卒業後、北川民治氏の弟子になり1963年からメキシコに住んでいる。
    ・先生の作品には先住民族の文化や伝統を感じるものが多く私はリトグラフを1枚頂いた。

    次は銀細工で有名なタスコの町へ。ここには弟さんが銀細工師として住んでいる。山間の小さな町であるが南国を思わせる気持ちのいい所だった。(タスコ市内)
     令和3年1月2日㉓
     令和3年1月2日⑰
    ・タスコで開催していた竹田教授と友人の作品展(伊藤高義先生と) 
     令和3年1月2日⑪
    ・市内にある協会 
     令和3年1月2日㉛
     令和3年1月2日㉞

     文化、人々の生活、国の歴史が違いとても興味のある国。スペイン人に征服され、先住民の守ってきた物の上に協会が建てられ、ヨーロッパの町並みが一方にあり、山並みを越えて違う街につくと先住民が住んでいる。島国の日本では考えられない全てが驚きであった。

     長久手中学校の正面玄関に、伊藤高義先生が書いた大きな壁画があります。また美術教室では多くの皆さんが先生から絵画を習い個展を開催している方々もいます。他界されましたが「美術の旅」は「メキシコを知る旅」となり部屋に飾ってあるメキシコの民芸品を見るたびに伊藤先生を思い出します。v( ̄∇ ̄)v

    2021/1/2土曜日 今年の干支である「牛」は2008年からずっと我が家にいる。
    この牛さん、はるばるメキシコからやってきた私のお土産。先住民の人たちが副業として木彫りのお土産品として作り収入としていた。ラテンアメリカらしい極彩色でポップなデザイン。しっぽや角は外して紙にグルグル包み持ち帰った。↓
     令和3年1月2日③
     令和3年1月2日⑤
     令和3年1月2日②
    メキシコの旅は長久手市出身の画家「伊藤高義先生と行くメキシコ美術の旅」に同行させて頂き実現できた。13年前の旅であるが、強烈な印象と共にまた行ってみたいという気持ちが湧いてくる。デジカメの時代、現像した写真を見ていると伊藤高義先生が数十回もメキシコに渡った思いが何となく想像できる。伊藤先生の絵画は市内の公共施設に複数寄贈されて議会・委員会室にも飾ってある。↓
     令和2年9月10日①
    旅は(2008/2/4~13)10日間であるが太平洋を渡りアメリカの西海岸で乗り継いで、メキシコシティーまで一直線に南下しておよそ24時間かけて到着。日本は真冬であるがこちらは春。
     伊藤先生は美術教室の生徒ではない私を快く仲間に入れてくれた。旅先でスケッチがあったら困るな~と思っていたが空港では先生のお弟子さんが出迎えてくれた。

    【当時の写真、スマホで撮れたので思い出してみた】
    コロナ禍、海外に行けないので懐かしい。
    メキシコシティー市内で、伊藤高義先生と私
     令和3年1月2日⑳
    福祉の家2階、集会室前の作品「トウーレの大樹」。本当に絵画にそっくりな大きな木!
     令和3年1月2日⑲
    宿泊したホテルの庭~いたるところに絵画がある
     令和3年1月2日⑬
    メキシコといえば古代遺跡の世界遺産が数多くある。
    ①世界遺産テオティアカン~頂上まで登った!下りがとてもスリル満点
     令和3年1月2日㉕
    ②パキメの遺跡(広大で人間が小さく見える)古代都市??
     令和3年1月2日㉔
    ・この絵は全て障害を持った人。彼らは神様として尊ばれ絵として祭られたという。
     令和3年1月2日㉒
    メキシコといえば伝統音楽の「マリアッチ」が有名。私たちの夕食のテーブルにはマリアッチが演奏。日本人には日本の歌謡曲を奏でてくれた。飛び入りでヴァイオリンを一緒に弾いた。
     令和3年1月2日㉗
    (ヴァイオリンの他に、トランペット・ギターなど5~6人で演奏)
    ・昼食時にも生演奏~
     令和3年1月2日㉘
    メキシコシティーのあるフエブラ州をでると、先住民族の住んでいる町もある。写真は了解がないと難しい。伊藤先生が現地の人と交渉してマーケット見学と写真OKとなった。貴重な写真。
     令和3年1月2日㉚
    ・先住民の女性たち
     令和3年1月2日㉙

    メキシコシティーの南にあるオアハカ州に、瀬戸市出身の竹田鎮三郎氏が住んでいる。当時オアハカ州立大学で美術教授をしていた兄の鎮三郎先生宅を空港で迎えてくれた弟さんの案内で訪問した。

    →続きは、明日のブログに致します。おやすみなさい~v( ̄∇ ̄)v 

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