「我が生涯、郷土に捧ぐー長久手の発展と共に歩んだ半世紀」この本は故長久手町長・加藤梅雄氏が2013年に書いたものである。その、内容にぐいぐい引き込まれ一晩で読み終えてしまった。

加藤梅雄氏は私が町会議員1期目の時に故山田市造町長の下で助役を務め、2期目の時に助役から町長に初当選。19歳で村役場の職員になり55歳~72歳まで4期町長を務めた。3年前の2017年6月11に名誉市民としてその生涯を終えたとき、告別式と6月定例会が重なったため、10時に開会後、暫時休憩とし、午後2時に再開する異例の手続きを行った。

 私がこの本を一気に読み終えたのは、私と同時期に加藤梅雄氏は行政のトップという立場で長久手の発展に尽くし、私は議会側から一緒に歩んできたからだ。故山田市造町長は「行政と議会は車の両輪」と、事あるごとに例えて言ったが、加藤町政に議会側の立場でものを言ってきた私の視点、町のトップとしてどのような思いや考えで「村政」~「町政」~「市制施行」を成し遂げてきたのか、ある意味長久手の戦後の約半分を表と裏?両輪からうかがい知ることができた。
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この著書は私の記憶を、ある意味反対側から検証することができて、とても新鮮であり懐かしかった。住民監査請求、税金の不当支出という住民訴訟、温泉を掘る時の議案質疑、数えれば本当に多くのことで意見がぶつかったがその時の加藤町長の思いや判断に至る過程を知ることができて嬉しかった。

区画整理事業により人口が急増し、加藤町政が吉田市政にバトンタッチする時は、市の1年間の予算とほぼ同じ位の基金=預金があり、「1年間、税金を納めなくても市は困らないね~」などと話題にしたほど健全財政であった。
 
この本を読み終えて、夜散歩しながら眺めた長久手の西部地区。田園が広がっていた当時は想像も出来ない町へと変貌した。(手前は香流川・・高層マンションの先は地下鉄藤ヶ丘駅)
 令和2年7月1日②

 令和2年7月1日④
加藤梅雄氏とは2007年8月、町長選で戦い595票差で私は次点であった。加藤氏は、この時の選挙戦について出馬をしようかどうか迷った心の内も明かしていた。
 今、まさに著書の題名「我が生涯郷土に捧ぐ」の言葉どおり人生の全てを投じて長久手の発展のために半世紀歩んだ氏への尊敬の気持ちで一杯である。
 この本を見つけてくれたさとうゆみ議員、本当にありがとうございました💛

 偶然にも、名誉市民・加藤梅雄氏の訃報が流れた日のことをブログに綴っていた。↓
2017/6/12 http://oshimareiko.blog.jp/archives/16608180.html
2017/6/13 http://oshimareiko.blog.jp/archives/16610948.html