2020年06月

     文化の家が臨時休館に入ってから約3か月。6月からは条件付きで一部の施設の貸出が開始。今日は「森のホール」で行われた「COVID-19 Social Distancing Model コンサート」を聴きました。

    ♫♬ 森のホールはいつもなら700名入場可能。コンサートの主旨により限定50名!コンサートホールで3密、どのように開催するんだろうという興味と、昨年長久手フィルハーモニーでヴァイオリンソロで出演してくださった「平光真彌氏」のカルテットであること。プログラムもとてもいいな~(^^♪と思い出かけました。

    ♫♬ 全席指定・・わあ~ゆったり席。前後は1列、横は3席空き。指定の席には造花で目印。ホスピタリティー溢れる案内に感動しました。
     令和2年6月23日⑤
     令和2年6月23日②
    受付で頂いた座席表です。いたるところに、コロナ禍に向かっていく配慮がされていて胸にジーンときました。
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    ♫♬ 1年ぶりの平光真彌氏のヴァイオリンの演奏。
     令和2年6月23日①
    平光氏は挨拶の中で「ソーシャルディスタンス実験コンサート」と説明され、ご自身も3月8日の無観客コンサート以来の舞台であると。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の始めの一音を聞いたときは始まった~と、不思議な気持ちになりました。

    今年はベートーヴェン生誕250周年。コロナ禍でなければ舞台上のアーティストの皆さんは毎日どこかで楽器を弾いているんだろうなあ~。

    ハイドンの弦楽四重奏曲77番「皇帝」の2楽章はオーストリアの旧国家でもあり現在はドイツの国家です。中学生の頃に習った記憶がある有名なメロディー。そして、チャルダッシュ~ダッタン人の踊り~長久手と思い出のある曲ばかりがプログラムになっていました。

    ♫♬ 文化の家もいたるところにソーシャルディスタンスへの取組が行われていました。
     令和2年6月23日④

     コロナ禍での生活、音楽を忘れていました。先日の一般質問で「文化芸術は心の栄養です!」と無意識に発言していたようですが、仲間の議員からは印象に残っているよとうけていたそうです。
     舞台と客席の距離が、私たちをこんなにも引き裂いているコロナ禍の現実を経験し、いつになったら光がみえるようになるんだろうと思いながら帰りました。.。o○.。o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。o○.。o○

     一般質問が終わると、議会もひと山越えた~という気がします。ところが「ぎかいだより」掲載の原稿の締め切りが早速待っていました。22日(月)が締切。文字数は700字を目途に。

    今朝は8時10分に小学生の孫が2人来ました。幼稚園に通っている2人の孫の参観に両親が出かけるのでわずかな時間ですが滞在。小4の孫は必ず私の勉強机の下に隠れて「かくれんぼ」をします。狭いマンションなのですぐに見つけられるのですが、いつも同じ所に隠れます。こういう姿は本当に可愛い。小2のお兄ちゃんは私のノートパソコンを見つけるとDVDを持ってこなかったから「プライムビデオのアニメ見せて」って言いました。

     この子たちは、私より先を行ってる!無理もないな~長久手の児童生徒1人一台パソコンGIGAスクールは、文科省が決めたことだから隣市の孫も同じだ!と気がついた。娘も全国の仲間とZOOMで会議をしているくらいだから・・。
     令和2年6月23日③
     小4の孫とは、簡単なおやつを一緒に作りました。かんてんぱぱの野沢菜入り大根もちです。大根もちの素に水を入れて、混ぜて、フライパンで焼く・・そして出来上がり~。さて、一緒に・・という頃に娘がお迎えに来ました。嵐のように来て、室内中動き回って、嵐のように帰っていってしまった。残された私は一人お片付け。少し寂しいな。

    それからは、気分を変えて議会だより原稿を仕上げました。
    1、鉛筆で下書きをしながら構成を考える。
    2、空欄の箇所を、USBに入っている音声をパソコンで聞き正確な文章にする。
    3、パソコンに向かいフォーマットに打ち込む。
    4、わあ~900字、オーバーだ!推敲、推敲、700字に持っていく。

     最近は議会に追われていたので時間に追われない日はとても嬉しいな。v( ̄∇ ̄)v

     昨日6月16日~18日まで3日間、一般質問でした。今回はコロナ禍ということで「3密対策」のもと実施。通告が締め切られるといつも議長を除く全員が質問を行う議会ですが、今回は4人が行わず13人でした。私は2日目の3番目。午前中の2人が60分の持ち時間を30分にする・・などというので、私の質問は途中で午前と午後に分かれてしまいそうな感じでしたが、午前の野村議員、山田けんたろう議員、青山議長の采配で、めでたく午後の1番目になりました。(ありがとうございます)お蔭でいつも傍聴に来られる方も時間の目安がついて良かったと思います。

    【3密対策】
    1、傍聴席20席→10席に。非接触体温計で検温。連絡先を記入(毎回同じ)
     令和2年6月17日①
    2、議場着席者を2/3に減少。
    ◎議員は議場に18人ですが、毎回ローテーションで12名とし6名は議長室で音声で聴く。
    ◎執行部(答弁者)は3役以外は、質問の答弁者だけとする。↓
     令和2年6月17日②
    議場で傍聴できないということは、とても残念ですが仕方ないですね。質問が終わると15分休憩をとりメンバー交代し、3日間で4人の質問を議長室で音声だけ聴きました。
     令和2年6月17日③
    【一般質問】
    1、コロナウイルス感染症対策について
    ①愛知県・市町村協力金(50万円)の申請・交付状況など
    ②テイクアウト支援金について
    ③市が国民1人10万円等、各種支援金のチラシを全戸配布。その効果など
    ④来年度の予算編成の見込み
    ⑤不急=いそがない事業の見直しをして税収減に対応するべきでは
    ⑥第2派、3派への対応策

    <主な答弁>
    ・①の協力金50万円の予算は1億7千万円のうち昨日現在交付決定件数197件で57.9%
    ・②の飲食店補助金10万円は13件で35.4%。申請期限が7月末。領収日が6月30日なのでこれから申請が出るのでは。
    ・5月15日から全戸配布したチラシは、職員が200名で配布。その内残業手当の対象者は15人で105,206円。

    ・長久手市のコロナ支援策の方針は、比較的平均所得が高いので、貯蓄に回るような支援策は行わない。例えば他市町のような水道料金を減額するなどという内容です。この平均所得が高いという根拠とは。
    答弁:瀬戸市(329万円)、尾張旭市(358万円)、東郷町(383万円)、日進市(429万円)、長久手市(434万円)
    平均所得が高いといっても、平均は平均。長久手市は約40年前から区画整理事業を行い、地元の人は不動産所得など高額所得者が多い。
     ベッドタウンといわれるように平均的な会社員と地元の高額所得者を同じようにみることは問題。市長も地元の名士でありお父様は村長をされ、ご自分も愛知たいようの杜という社会福祉法人、幼稚園という学校法人をもち親族が経営。(参考までにこれらの法人は非課税)
     もう少し、市民の生活実態をみた支援策を議会に提案して頂きたい。

    ・リーマンショック時当時と同等、もしくはそれ以上の減収については、2年間にかけて各4億円の税収減になる。前例にとらわれない歳出削減をするとの答弁。私はリニモテラス事業約2億円、は急がない事業なので延期等求めましたが、副市長は「断固実施する」と議場で答弁。皆さんが驚きました。副市長が「断固・・」という言葉を議場で使用したからです。議場=市民に対して「断固・・」と言ったのです。

    ・古戦場再整備計画約10億円、福祉の家大規模修繕事業+再整備事業33.5億円など財政の見通しがたっていません。コロナ禍での税収減は国も自治体も同じです。事業の見直しをすると言っていますが、中止となった市民祭り、桜まつり、スポーツの祭典、戦没者追悼式、敬老の日事業などで数千万円規模です。

     小中学校は約3か月休校となり来年度から1人1台パソコンというGIGAスクールの実施など、教育にまだまだ予算が必要となってきます。小さな箱ものはランニングコストも必要で、市長の言う「つながり」「安心」「交流」「市民参加」は、自治体としての基本的な運営が整ってからでも良いと思います。残念な答弁でした。
     令和2年6月17日④
    2、行政改革第2弾
    ◎日本一の福祉のまちを掲げているにも関わらず、高齢者福祉優待事業(名都美術館、トヨタ博物館利用助成、マナカチャージ、敬老事業、長生学園)を支出の抑制ということで見直します。しかし、これらの事業は元気な高齢者が実行委員会をつくり頑張って行っています。元気=医療費削減という良さもあり、なによりも高齢者が生きがいを持っておこなっている事業(予算も約1,100万円)を、利用者にかたよりがあるという理由で今年度見直します。

    ・どのような答弁をしようとも、行政改革推進本部は副市長と部長で構成され、果たしてこの市の役職者の方々がどれほどご自分の親の世代の市民のことを知っているのか疑問です。たとえば古民家を国登録有形文化財に登録して移転すると約2億円必要としますが、こちらは古民家が傷みすぎて文化財登録の見通しが立たないという理由で中止し、代わりに江戸時代の柱6本を「歴史民俗資料館」を古戦場に建設し移築する、という基本設計費は約885万円です。

     果たして、どちらの事業が多くの市民が喜ぶでしょうか。江戸時代の6本の柱を見るという歴史民俗資料は1回見学したら多分2回目もという人は少ないと思います。建築費は2億1千万円です。同じ施設が日進市にあります。(旧市川邸)

    今回は、質問項目を絞りましたが60分ぎりぎりで終わりました。
     行政を動かすことは、地道な努力と下調査が必要です。必要性を行政と共有することの難しさを今回も感じた一般質問でした。.。o○.。o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。o○.。o○

     先週6月9日の委員会後、10月1日に開所する「上郷保育園の移転新築工事」を視察しました。
     令和2年6月10日①
    長久手市では東小学校の北側にある農村環境改善センターのグランドに上郷保育園(定員231人)、上郷児童館、児童発達支援センター、地域交流施設等の複合施設を整備します。保育園は令和2年10月1日開所に向けて建築中です。その後すぐに第2期工事として児童発達支援センター&児童館の建築に入り工期は令和3年3月には全てが完成予定です。1年前の6月議会で建築会社が決まりましたが、第一期工事である保育園は工期が2か月遅くなりました。

     工期延長理由は、一般流通材の規格を越えた長木を長野県産の木材調達予定でしたが、昨年の台風19号の倒木被害で林道復旧作業、立木の選定遅れが生じ、岐阜県と三重県から長木確保に変更したためと説明を受けました。

     工期延長による入園への影響などの対応も、委員会としてしっかり行うように申し入れてあります。このような経過をたどっているのでこの日の視察は残り4か月で開所にこぎつけ可能か、委員全員がとても気にしながら行いました。

    駐車場・駐輪場からのアプローチはほぼ完成していました。ワークショップで「残したい」と決まった大きなクスノキは工事で傷つかないように幹を藁ロープで保護していました。
     令和2年6月10日⑥
    1階では、自園調理用の厨房、玄関、職員室、広い廊下などを見学。配線を見ていると目が回りそうになりました。木の香りを楽しんでいると、足元への注意が散漫になりそう~!
     令和2年6月10日⑬
    ・廊下は広いので雨天でも子どもたちは(少し)遊べそうです。
     令和2年6月10日⑫
    ・全員、防災用のヘルメットを持参して揃って説明を受けました。
     令和2年6月10日②
    ・木造一2階建て
     令和2年6月10日③
    ・5歳児の部屋は、仕上げのフローリングの板をはっていました。
     令和2年6月10日⑦
    色々と課題となった、2階に設置するプールもほぼ完成。
     令和2年6月10日⑨

     令和2年6月10日⑩

     令和2年6月10日⑪
    建築前に行われたワークショップでは、設計事務所の方が「構造が基本的には木造。しかも集成材ではなく無垢の木、できれば県産材のスギ・ヒノキを使って建てる。2階の音が気になる部分は鉄筋コンクリート造りに」とのことでした。しかし、実際に工事現場へ入ると、「長木」はどこですか?と尋ねると、すでに天井に板をはってあるので見ることは出来ませんと言われ、少し残念。

    ・園庭は保育園に3つありますが実際は工事の材料が置かれていて、完成後のイメージを想像することはむずかしかったです。

     残り4か月、進捗状況が気になっての視察でしたが素人目に安心が持てそうな感じでした。
    古くて手狭な上郷保育園・児童館が多くの方のワークショップの意見を取り入れて新設され、定員も102人増えるという期待の大きい施設です。怪我などなく無事に完成することを祈りながら視察を終えました。v( ̄∇ ̄)v 

     新しい週が始まりました。
    コロナ支援策である「補正予算」2つは先週2つの分科会で審査したので、今日は「予算決算委員会」を開催して採決を行いました。
     まず、総務くらし建設分科会長(さとうゆみ議員)が補正予算の所管の審査報告を行い、次に教育福祉分科会長(私)が同じく所管の審査報告を行い全員賛成で可決されました。
     
    ・コロナ禍に見舞われる前は委員会室で行っていた全議員参加の会議は全て「本会議場」で3密を避けるために行うようになりました。↓
     令和2年6月15日②
    次は、「第8回市議会コロナ対策会議」です。この会議は議長が招集し、行政のコロナ対策会議の報告と市議会からの行政への要望をまとめます。
     令和2年6月15日①
    〇臨時休館となっていた施設の再開は各担当課で決めていく。
    〇職員の在宅勤務、交代制勤務(土日勤務)、時差出勤は7月4日まで延長との報告でした。

    先ほど予算決算委員会で可決したコロナ対策補正予算の内容が「第2弾のチラシ」となって配布されるそうです。第1弾は、市民から支援策が遅い・・等々他の自治体の施策が新聞やTVで報道されるので職員が全戸配布しました。2回目のチラシは広報と一緒に配布するとの報告。全ての内容はインターネットかスマホで知ることができますがインターネットの各家庭の整備率は10%超と聞いています。議会ではHPで周知するとよく質問の答弁で耳にしますが普及率の低さは仕方ないことと思います。

    20数年前、前町長の加藤梅雄氏はケーブルTV(ひまわりネットワーク)を導入する時に全世帯に全額の設置費用(当時の工事費6.5万円ほど)を補助しました。トップが代わり現在この制度はありませんが地方へ行くと自治体のケーブルTVを利用してインターネットと繋がっている家庭が多くあります。

    国民1人10万円の特別定額給付金は8割の世帯に振り込まれたと報告がありました。
    私は市内に県立芸術大学があることなどで文化芸術関係の仕事をしている卒業生などが多くいることから、市として何か支援策がないかということを提案しました。

    帰りに偶然西庁舎の「喫茶点」をのぞくと「お弁当」がありました。飲食店補助金(上限10万円)支援があり、お弁当の容器や幟旗などが対象になります。申請は1回のみ。領収書は4/1~6/30まで期限は7月30日です。
    わずか1つですが協力させて頂きました。
     (700円・・大盛過ぎて夕食抜きとなりました)
     令和2年6月15日④
    ・ピィッツさんの入り口。
     令和2年6月15日③
    ・場所は市役所本庁舎と廊下でつながる西庁舎の1階。1・2階は人口増により市役所の執務室となり3階だけが公民館として利用されています。ところが、公民館が臨時休館(3・4・5月)のためコーヒーやランチのお客様がほとんどなくピンチ!だとお店のご主人は嘆いていました。市外在住でもお店が長久手市内にあればテイクアウト支援金の申請が出来ることをお話して帰りました。

     私は、1・2階が市役所なので大丈夫と思っていましたが、緊急事態宣言発令による飲食店の自粛や施設の休館がこのような身近な喫茶店にまで波及していることに驚きました。
     思い込みってよくないなあ~と反省した出来事でした。v( ̄∇ ̄)v

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