2018年01月

     今年度の議員研修は名古屋大学減災連携研究センター長 福和伸夫教授の講義と福和教授が建設した減災館の見学でした。福和教授は建設会社勤務の後に名大の教授になるという異色の経歴の方でした。専門は建築耐震工学。構造設計一級建築士です。
    福和教授は日本では地震予知から、現在は予知できないということになり必ずやってくる地震に対して減災社会を実現しようということを研究しています。講義では南海トラフ地震等の長久手市の被害想定、また歴史地震記録から私たちが生きている間に南海トラフ地震が起きる可能性があることを話されました。
     講義の冒頭に「長久手市の救急車の台数は?」「消防団員は何人?」といきなりこちらに質問です。身近な所からの備えが大切ということを冒頭意識しなさいというメッセージと思いました。
     政治は災害の影響を受けていると、大河ドラマからもわかる。現代社会は科学と技術を使い建築のコストダウンをはかっているから、どんどん弱い建物を作っている、だから「研究」「対応」「備え」という「減災館」を建てた。
     説得力のある講義に全員が引き込まれました。↓
     30年1月31日㉒
    減災館見学
    ・減災館の役割である「先端研究」「備え」「対応」が分かりやすく展示物によって説明されていました。
     30年1月31日⑩
    ・免震ギャラリー・・本物です!
     30年1月31日⑪
    ・「備え」の実験ができる展示物
     30年1月31日⑥

     30年1月31日⑧

     30年1月31日⑨
    ↓南海トラフ地震が起きた時のハザード情報です。
     30年1月31日⑫

     30年1月31日⑦

     30年1月31日①
    ・東日本大震災直後の現地の様子がわかる展示物です。
     30年1月31日⑤

     30年1月31日③
    ・減災館の模型ですがスイッチオンで震度3の地震が発生、揺れますが倒壊しません。
     30年1月31日②

    1階の減災ギャラリー、2階の減災ライブラリーなど5階建ての隅々にわたり「減災」の最先端が集結している建物でした。
     2000年に国政で仕事をさせていただいた時は地震は「予知できる」ことを前提に海底にGPSを埋めて地殻変動の測定等が進められていました。私は予知連の委員長を講師に定期的に勉強会を開催してきましたが、15年後の今日では「地震予知」の前提が見直されており福和教授が、歴史的に必ず近いうちに地震は起きる・・という研究に基づきここまでの研究施設を立て、「産・学・官・民」巻き込んだ拠点とし、減災をリードしていることに圧倒されました。
     この日の研修を、議員活動を通して市政にフィードバックできるといいなと感じました。
     ありがとうございました。

      長久手市商工会の賀詞交換会に出席しました。市役所関係者、議会、地元金融機関、商工会役職者等50名ほどが集いました。数年前までは市と商工会の共催で行われていましたが突然開催されなくなりました。商工会の単独主催は初めてです。
    主催者である商工会長はあいさつで、800人の会員がいること、最近の状況として人出不足、事業継承、働き方を組織として支援していくと話しました。しかし、課題としては中小零細企業のところまではお金が回ってこない地域経済の現状にも触れました。↓写真=川本達志会長挨拶
     30年1月30日①
    初めての開催ということでしょうか、日本政策金融公庫・名古屋中央支店長の渡辺博樹氏のミニ講演がありました。元気な企業は時代のニーズに対応している。例えば市内の飲食店調査結果によると良否が分かれておりホームページを持っていない店が苦戦している。大型店舗出店による道路混雑により来客が減少しているがホームページというネット戦略により店の売りに思いをこめたメッセージの発進は集客になる。ホームページをしっかり持つこと=人材確保になると話されました。
    市内には金融機関の支店の新規開設が相次ぎ、その中に女性の支店長さんがみえましたので名刺交換させていただきました。

     名古屋市のベッドタウンとして急速に人口が増えている長久手市です。法人税よりも個人住民税の割合が多いことからも中小零細企業者の苦境が言われておりますが、私が引っ越してくる前からずっと頑張っているお店の社長さんたちにも久しぶりにご挨拶ができて、意義ある賀詞交換会でした。
     楽しい歓談ができましたことお礼申し上げます。ありがとうございました。 v( ̄∇ ̄)v 

     今週末はもう2月。平成30年の1月もついに最後の週がはじまりました。
    午前は市民と野党をつなぐ会@長久手の会議をおこないました。世話人の内3名が議員なのでそれぞれ日程調整が難しい。今日は「安倍9条改憲NO!」憲法をいかす全国統一署名の取り扱い団体として@長久手版のニュースを発行の打ち合わせをしました。
    ・なぜ憲法に自衛隊を明記するのか。
    ・憲法に「自衛隊を明記」するとどのように自衛隊はかわっていくのか。
    ・憲法を改正するかどうか国民投票で決めるということはどうういうことになるのか・・等々話し合いましたがニュースのレイアウトはなかなか難しいです。役割を決めて散会しました。

    午後からは議会会派に対して執行部から3課にわたる事業の説明がありました。(次期3月議会条例・予算マターの事業)
    生涯学習課から「文化財古民家補修事業」の説明をうけました。
    ・市内に現存する最古の古民家=江戸時代後期1700年代に建てられた加藤邸を国登録有形文化財にするため補修工事予算と必要性などの事業内容が示されました。↓写真
     30年1月29日②
     (鳥居柱。。。)
     30年1月29日③

     30年1月29日①

    人事課 長久手市定員適正化計画見直し
    ・現在の職員定員適正化計画は31年目標は458人ですが見直しでは34人増員となります。人口がピークを迎える平成47年度は460人程度と想定が示されました(来年度から消防部局職員=67名が除かれる人数)
    ・取り組みは業務改善。再任用制度活用、施設管理のアウトソーシング推進。議会事務局職員が改正後4人⇒5人となっていました。実行されることを要請いたしました。
    消防本部 消防団員条例の改正
    長久手市の消防団員数は16年前に条例定数を割り込み、以来減少が進んでいます。歯止めがかからず団員への負担が大きくなったため団の制度から見直すというものです。
    ・団組織の再編→機能別分団の設立(年齢64歳~70歳)報酬はなく消防のOB,自主防災組織の方に呼びかける。定員20人。
    ・女性団員を10人→20人。
    ・団員定数 193人→160人。
    ・団員の処遇改善→階級ごとの報酬と各種出動手当を近隣市町並みに合わせるため増額。

     副市長と担当部課長から説明を受けましたが、次期3月議会に関係する説明でしたので、事前に理解を求めたいという執行部の姿勢です。今年度予算議会の「付帯決議」に付したことに基づいての説明です。
     議会が始まると担当委員会で深く審査されますが、地方議会では市行政全般にわたって議員は知っておく必要がありますので評価したいと思いました。

     💛💛庁舎の渡り廊下の間では健康推進課事業の「マンモグラフィー検診車」からエンジンの音がしていました。私は昨年公立陶生病院で乳腺エコーとマンモグラフィーの2種類の検査を受けましたので他人事とは思えない気持ちで大きな検診車の存在を感じました。💛💛
    30年1月29日④

     議会だよりが今日「広報ながくて」に挟み込まれて郵便受けに入っていました。編集委員会の皆さまありがとうございました。今号からリニューアルして大変読みやすくなりました。
    印刷会社を公募プロポーザルで決めたそうですが、印刷会社のセンスによって随分と印象が変わっています。
     (左:広報ながくて 右:議会だより)
     30年1月28日③

    広報長久手の一面は成人式です。華やか~。
     30年1月28日①

    議会だよりの一面は「議会報告会」。今年度は参加者が20名を越えて少し前進。一人300枚チラシを配布するなど周知方法や内容も議会運営委員会で協議を重ねました。
     30年1月28日②
    私の一般質問のページです。ここだけは自分の責任で原稿を書きます。
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     ※詳細は平成29年12月6日のブログに書きました。1時間の質問を660字にまとめることは毎回苦労します。今回は質問項目をピックアップしないで4項目全てを書きました。
    リニューアルした「議会だより=ぎかいたいむ」、月末までに配布されますので是非お読みくださいね。宜しくお願い致します。(⌒∇⌒)

     私はなんと怠け者か~。雪と寒さで家に閉じこもっていましたが土曜日にしか出来ない雑務をこなしに外出しました。ゆっくり運転なので家々の前にある可愛い作品が目につきました。
     「雪うさぎ」 初めて見ました。時々コーヒータイムをするcafeギャラリーさんの入り口です。目は南天の赤い実。耳は南天の葉。昨年天国に召されたご主人様に見せてあげたいとおっしゃっていました。
     30年1月27日③
     この雪うさぎを見ていると、奥様のご主人様への深い思いが。。。

    次は娘宅へ用事です。来週は夫が4人の子どもの面倒をみて、娘は東京へ日帰りします。(仮称)出産議員懇和会のブロック幹事になったということで、今190国会に提出予定法案「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」のロビー活動に出向くということです。私もちょっぴり事前のお手伝い。
     玄関前に小学1年生の孫娘制作の「雪だるま」 孫は雪だるまに色を付けたことが嬉しい様子で説明してくれました。
     30年1月27日①
     家の前の梅畑・・枝が緑色がかって蕾をつける準備のようでしたが。凍らないでね!
     30年1月27日②
    雪の日は寒くて苦手ですが、雪を楽しむ光景に出会いました。v( ̄∇ ̄)v

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