2017年06月

     @愛知7区は共謀罪法案と改憲の動きの恐ろしさ・危うさを市民と野党で掘り下げて、その本質を具体的にしよう・・と緊急シンポジウムを開催しました。7区は北は瀬戸市、南は大府市までの6市1町。この各自治体には世話人がおり、今回は最北の瀬戸市での開催でした。@長久手でも独自の活動をしていますが7区全体での活動は久しぶりです。
     早めに会場に着くと既に多くの世話人の方が準備を始めていました。私もその一人となり15:30開場に向けて準備をしました。
     日進市議の白井えり子さんたちと一緒にデモ行進用の風船作り。白井さんとは1991年、この地域で女性議員が一気に誕生した時(マドンナ旋風)の旧愛知郡3町時代からの友人です。子育てをしながらスタートした議員活動、今は子どもたちも独立してお互いにシニア旋風を吹かせています??
     (向かって左側が白井さんです。)
     29年6月市民と野党をつなぐ会7区①
     (幟を立てて、選挙戦さながらの勢いです)
     29年6月市民と野党をつなぐ会7区②
     満席の会場は16:00ピッタリにスタート。代表の池住氏のコーディネートでシンポジストがそれぞれの立場で共謀罪や現政権に対して話をしました。大学生のお二人の話はとても新鮮でした。
    ・大学3年生=会場に20代の人がいない。選挙に行こうよといっても「バイトだから」といって行かない。民法の先生に共謀罪のことを教えてもらった。
    ・大学4年生=芸大生である。子どもの絵画展をしているので、美術は表現の自由が大切。共謀罪は自分の生活に関係してくる。著作や表現の自由が大切なので、誰でも安心して活動できる社会がいい。
    ・山尾しおり衆院議員=テロ等準備罪は共謀罪を通すためのあだ名である。現行法でと取り締まれるのに「できない」「やれない」と与党は言っている。例えばサリンは入手しただけで逮捕できる。よど号事件から「ハイジャック防止法」もできている。言葉は空気を通して消えていく。空気に溶けてなくなることを処罰しようと共謀罪はしている。物言う市民を処罰する法案である・・。
    ・もとむら伸子衆院議員、平山社民党副代表(県)、ママの会の粥川さんたちが説得力のある話を聞かせてくれました。(会場は空席がなくなり関係者はついに外へ・・)
     29年6月市民と野党をつなぐ会7区④
     シンポジウムの最後に、大学生から「3人の先輩の話を聞いて、自分は勉強してなかったと思った。勉強して周りに広めていきたい」と率直な感想が聞けたとき、会場からは大きな拍手が沸いてきました。

     18:30 ピッタリにシンポジウムを終えて、名鉄尾張瀬戸駅へ向けてパレード&リレートークです。
     29年6月市民と野党をつなぐ会7区③

     私は、所用がありパレードは失礼しましたが、多くの人の参加でパレードも盛り上がったことが、夜には知ることができました。いつも名古屋市内を向いての活動ですが、久しぶりに瀬戸市で、昔お世話になった方々と一緒に会えてお互いの元気を喜びあい励まし合うことができて嬉しかったです。 

     コーディネーター池住氏からの締めくくりの言葉です。
     民主主義は「多数派は間違いを犯す」「権力は腐敗する」ということです。これが民主主義の真理であり過去の歴史が示しています。これを絶えず理解していなければなりません。だから、多数者は、絶対、真摯に少数者の声・意見に耳を傾けなければならない。これが「少数意見の尊重」が民主主義の基本と言われる所以です・・。
     中学生時代に「少数意見の尊重が民主主義の原理」と社会の授業で習いました。改めて勇気を与えてくれる言葉を思い出して、勇気を頂きました。 (⌒-⌒)(⌒-⌒)

     長久手市文化協会・美術部門は毎年6月の第一土曜日・日曜日に作品展を行っています。各所属サークルが一堂に展示しますので会員も「や~元気だった?」とお互いの無事を確かめ合います。会員は椅子に座り来場者に作品の説明をするのですが、今年は部屋の片隅に車いすや杖を見つけました。体のどこかが不調なんだなと心配しますが、みなさん元気、元気、想像力をかき立てて作った作品の説明をしてくれました。
    【茶道部の無料呈茶席・・御年84歳の先生も着物姿で背筋を伸ばし存在感がすごい】
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    【いけ花・・目を楽しませてくれます】
     29年6月美術展⑤

     29年6月美術展⑩

     29年6月美術展③
     
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     (ルイ14世・・という作品はドライフラワーです。セピア色の中にもゴージャス感が)
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    【絵手紙・・とても人気があり沢山の出品がありました】
     29年6月美術展⑦

     29年6月美術展⑥
    【書・・草墨サークル】
     29年6月美術展⑧
    【陶芸サークル・・陶器に金箔は難しいそうです】
     29年6月美術展⑫
    【絵画・・このサークルには民踊を習っている会員も多くいます】
     29年6月美術展②

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    【さつき盆栽愛好会・・さつきの花は良く頑張ってくれました】
     29年6月美術展⑰
     29年6月美術展⑯

     29年6月美術展⑮

     29年6月美術展⑭
     
     29年6月美術展⑬

     第37回目の美術展でした。ほんの一部の作品ですが会員が一生懸命に制作した作品ばかりです。高齢化に歯止めがかからない現状ですがサークル活動のお蔭で「健康でいられるよ」という声をきくと、また来年が楽しみになりますね。 (⌒∇⌒) (⌒∇⌒)  

     5月28日に長久手フィルの定期演奏会が終わりました。次回は長久手文化の家で11月19日(日)にファミリーコンサートを行います。私は半年お休みしましたがいよいよ復帰します。練習をほとんどしてこなかったのでいつもお世話になっているKANEMASAさんの所へ楽器の調整に行ってきました。弦の交換をしました。弓の毛替えは混んでいて一か月後になると告げられました。しまった、もう少し早くおじゃますれば良かった!
     しかし、弓は2本持っていたので本命の方を預けてきました。
     29年6月ヴァイオリン調整①
     弓の毛はモンゴル産の馬のしっぽです。写真上。KANEMASAさんは実際にモンゴル産の馬の毛を見せてくれました。この中から、弓の元から先までが均一になる毛を選び、不均一の毛は捨てるそうです。実際に不均一な毛を見せてくれました。そうすると、沢山の不均一な毛があり、どんどん省いて捨てていきます。毛替えの料金は不均一な毛の割合の量に左右されるそうです・・。なるほど~。
     弓の毛替えにより、ヴァイオリンの音色も弾き心地も変わってきます。弓の毛は摩擦で消耗し、弾いているうちに毛が切れたりします。久しぶりに弦と弓の毛替えをして気持ちがオーケストラに向かうように準備しました。
     29年6月ヴァイオリン調整②

     あこがれの楽器だったヴァイオリンを手にしてから40数年過ぎますが、腕前は上がりません。せめて楽器の調整をして気持ちだけでもブラッシュアップしようと・・しかし、一に練習、二に練習・・あ~あわからなくなってきましたが、両方必要ですね。KANEMASAさんはきちんとした職人さんなので1っか月後に毛替えの終わった弓で弾くことが楽しみです。良い音が出ますように!
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     長久手市中央図書館の前にある緑に覆われた建物。ここが「絵のあるティータイム・カフェギャラリー木もれ陽」さんです。オープン以来毎週ギャラリーではアマチュアの人々の作品展が開催されてきました。5月からはご夫妻も高齢になったという理由でギャラリーの予約を止めてご主人の模写した名画を展示しています。今までカフェの壁に数点飾ってあった名画は「本物?」とつい訪ねてしまうほど素晴らしかったので、模写展を楽しみにしていました。

     大好きなフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」はカウンターの壁に飾られ、今までずっと凝視してきました。フェルメールが生まれたオランダへ行ってみたいな!ウイーン、フランス、ロシア、イタリア、スペインを訪れた時は必ず美術館へ行きました。そこで出会った本物の世界の名画に、模写であっても模写と言う本物に出会えることはご主人の加藤さんの芸術的なセンスが感じられていつも見とれていました。
     真珠の耳飾りの少女・・フェルメール
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     牛乳を注ぐ女・・フェルメール
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     落穂拾い・・ミレー
     29年6月木もれ陽⑩
     笛を吹く少年・・エドゥアール・マネ
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     フロシアル(花月)・・ラファエル・コラン
     29年6月木もれ陽⑦
     バスケットとオレンジ・・アンリ・マティス
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     モナリザ・・レオナルド=ダ=ヴィンチ
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     レンブラント自画像
     29年6月木もれ陽⑨JPG
     
     まだまだ沢山の作品が飾られていました。しかし何といっても「フェルメール・ブルー」と言われる鮮やかな青色に気持ちが吸い込まれてしばらくの間作品の前に立ち止まってしまいました。
     レンブラントやフェルメールなどオランダのバロック絵画を代表する画家たちの作品に出会えて、しばしの時間ヨーロッパの美術館にいるような錯覚を覚えてしまいました。
     木もれ陽のご主人の加藤さん、ありがとうございました。珈琲の味も大好きです・・。

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