♦教え子たちの作品です。
(緑がきれいな油彩画・・ハットしました)
♦教え子の方から作品にまつわるお話をたくさん聞かせていただき興味深く鑑賞できました。
(これらは、教室でモデルさんを描いた皆さんの作品です。一人一人印象が違うんですね。15分間ごとにポーズが変わるそうです)
♦これは、赤塚一三先生の作品です。教え子いわく「30分間みると意味がわかるよ」と。私は5分ほど鑑賞して「なるほど」と自分なりに感じるものが出てきました。
♦これは、説明してくれた方の作品です。
私:猫を飼っていないということですが、どうして描いたんですか。
彼:夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んで興味を持ったんだよ。漱石の書いた猫の絵を見てデッサンしてきた。
猫を描けば小説の意味がわかるのではないかと思って。何時間もかけて書いた絵です・・。でも、いまだに小説の意味がわかったようでわからないよ。
教え子の方との会話はとても楽しくて、音楽・詩・絵画に親しみ始めた人々は、皆さんそれぞれ「きっかけ=動機」があるんだなとしみじみ思いました。赤塚一三氏のいう「心を豊かにする」意味の豊かって一言ではあらわせないな~などと思いました。
帰り道、文化の家の入り口で見た「段ボールチェンバロ」が急に気になりだして、鍵盤もたたいてみたら小さな音が出ました。これって「楽器?」それとも「美術作品?」と考えましたが、考えて観ることは止めよう~という気持ちになりました。
文化の家・・って、面白い。