2016年11月

     「市民と野党をつなぐ会@7区」の設立総会の企画は11月に入ってから準備を始めました。3週間という短い期間で、会場の日進市民会館・小ホールは満席(約290名)になりました。7月の参議院選挙で野党共闘を訴えて活動してきた仲間が、来るべき衆議院選挙においても市民と野党の共闘を実現して「安保関連法廃止」「原発再稼働反対」という政策の実現をめざして統一候補の勝利のために、力をあわせよう~と立ち上がったのです。
    (急きょ作成したチラシを拡散)
    市民と野党をつなぐ会7区①

     私は受付を担当しましたが、寒い夜にもかかわらず次々と足を運んでくださった方々で一杯になりました。
    (この会に賛同してくれる方は率先して署名して下さいました)
    市民と野党をつなぐ会7区④
    (共同代表の池住氏が挨拶。会の主旨を時間が気になるほど熱く語りました)
    市民と野党をつなぐ会7区⑦

    第1部 会の設立が満場の拍手で承認されて、発足宣言、役員も決まりました。
    第2部 記念講演 高山進さん (三重大学名誉教授) 市民連合みえ
    市民と野党をつなぐ会7区⑧

     高山さんの講演は7月参議院選挙で、三重県は野党共闘がどのように成立し、運動はどうであったか。そして野党統一候補の当選・・までの体験を詳しくお聞きすることができました。本音・妥協しない・市民のプライドを持つ、このことが選対との対等な関係を築き上げることができて勝利につながりました。
     「市民連合みえ」は、シールズから学んだことが多々あったとも述べられました。
     若い彼らは、人が様々な違いを持っている個人として無条件に尊重されるとする憲法の原則、それがもたらす「自由と民主主義」を素晴らしいと思い、守ろううと思って運動を始め、心の底から湧きだす自分の言葉でスピーチをすることを心がけたそうです。

     元シールズ東海の玉置文弥さん(現役の大学生)も市民連合みえと一緒に活動したお話をしてくれました。
    市民と野党をつなぐ会7区③

     会の財政は「募金」によって賄います。ご参加してくださったほとんどの方々が「募金箱」に協力して下さいました。消費税品野の方はおつりを長年貯めた大きな茶筒をそっくり募金してくださいました。
    市民と野党をつなぐ会7区⑥

    市民と野党をつなぐ会7区⑤

     この会は政党を応援する会ではなく「市民の政策を実現する会」です。市民が力を合わせて政治を変えていくという「市民と政治の関係を変えていく」新しい時代が来たと感じました。

     12月定例議会が始まります。先週16日開催した議会運営委員会で日程が決まりました。
    11月30日(水)~12月21日(水) 22日間です。既に市長提出の議案が配布されており、これに対しては12月1日(木)の本会議で質問ができます。
     補正予算の議案と条例の改正案など11議案と人権擁護委員の推薦についてが1件です。また、追加議案として人事院勧告に準じて職員の給与引き上げの条例案が提出されます。
    議員は本会議場では2回質疑ができます。
    1、議案に対する質疑・・事前通告なし 12月1日
    2、一般質問・・事前通告制  12月6日・7日・8日

     私の一般質問 12月7日(水) 午後1時30分頃~から1時間の予定で行います。

    ⑴公共工事における市内建設業者の育成について
     区画整理事業や保育園の新設、学童保育所の建設など年間数十億円の工事を発注していますが、市内の業者は下請けにも入れない状況です。市は「市内業者を育成する指針」まで定めているのになぜなのか、原因を調べて改善できるのか議論したいと思っています。

    ⑵病児・病後児保育について
     現在は病児保育は名古屋市名東区の病院で実施しています。市内に設置できれば働いている人は助かるだろうな~と思っています。また、病後児保育だけは市内の保育所一か所で実施していますが保育ニーズを満たしているのか疑問に思いとりあげます。

    ⑶地域包括支援センターのこれからの役割と再編について
     ㋅議会での続きですが、副市長が私の問題提起に対して理解を示してくれた答弁でしたので、その続きを発展させながら、公平で・中立な運営の為に直営を増やし、来年から始まる介護保険の総合事業とどのようにリンクしていく事が望ましいのかを議論したいと思っています。

    【事前通告書です】
    28年12月議会通告書①

    28年12月議会通告書②
     議会のたびに思う事は、市民の意見に真摯に耳を傾けて必要な事業は実施していただきたいと思っています。道路に穴があったから直して・・ということは、直ぐに実行してくれます。しかし、制度を時代に即したものに変えていくという提案はなかなか進展が難しいです。N-バスの路線見直しについては、市には専門の公共交通政策担当職員がいないためじっくりと考えたり、利用目的の調査が出来ていないように思います。市から示された紙の利用実態ではなくて本当の利用者の声が反映できるように引き続き取り組む課題と思っています。

     今日は嬉しいメールがありました。先週日曜日の定期演奏会に来て下さった友達が、会場からスマホで撮った写真をデコレーションして送ってくれました。私よりも先輩なのにスマホを使いこなしているな~と感心しています。(これがその写真です)
    26回定期演奏会、ファンより

     舞台上の自分の姿はわかりません。あ、ちゃんと弾いてる?楽譜もめくっている~。

     市選挙管理委員会では各中学校で「選挙出前トーク」を開催しています。先週17日の開催は、都合がついたので見学に出かけました。娘が卒業した南中学校です。校舎は少し渋みを増していました。校長先生から「お母さん、やっとお越しくださいましたね」とお声をかけられた時は飛び上るほど嬉しかったです。
     トークは中学3年生「社会科授業」の一つです。時間は45分間。選挙管理委員会の委員の方々、明るい選挙推進委員の皆様、市の選挙管理委員会の方々が体育館に本物の道具をセットして3年生の入場を待っていました。
     ~立候補者の訴え、選挙公報の配布、投票、開票~本番さながらです。選挙に立候補し公職者として活動はしていますが、このように長~い選挙の全てを45分で教える授業です。
     選挙管理委員会からパワーポイントで「選挙って何?」からのお話がありました。
    選挙出前トーク②
    ・意見を言ってもらう代表者を選ぶこと
    ・選挙の種類 国、都道府県、市町村選挙があること
    ・選挙権とは 参政権の一つで参加する権利が今年から18歳になった
     等々、ここまでは調べればわかることでした。トークの中で
    ★政治は生活とつながっている。よく考えて投票者を選びましょう
    ★政治で未来は変えられる。自分の意見を未来に届けよう~と職員が話した時には、当たり前のことでも私には妙に新鮮で嬉しかったです。

     女子生徒と男子生徒が二人立候補して、自分の政策を壇上のマイクで訴えました。そしていよいよ投開票です。受付も推進委員の方と一緒に生徒が行いました。
    選挙出前トーク④
    (様子をじっとみています)
    選挙出前トーク⑤
    (ここからは全て本物の道具です)
    選挙出前トーク①
     投票箱は一番初めに投票する生徒が、蓋を開けて中に何もないことを確かめました。
    (さて、どちらの生徒が選ばれるのか・・開票です。私も他人事ではない心境に)
    選挙⑦
    (この段階にはいると、当選者がわかってきます・・ドキドキします)
    選挙出前トーク⑥

    <女子生徒の公約> 
     みんなの暮らしに優しいまちづくり!最先端の病院をつくり、保育園を増やし、子育てを応援して安心して暮らせるまちをつくりたい。
    <男子生徒の公約>
     経済力を高めて、まちを発展させます!道路を作って企業を元気にする。大型ショッピングモールを誘致して生活を便利にしたい。 
     開票結果はおおよそ200名中、120票が入った女子生徒が当選しました。う~む、中学生の眼はなかなかいいな!などと一人満足しました。

    <生徒の優しい手・・未来がパッと明るくなりました>
     投票中に生徒と素晴らしい触れ合いが!もうこれはハプニングです。それはこの写真の手。
    選挙出前トーク③
     スマホで会場の様子を撮っていました。生徒が周りに集まってきて「何してるの?」「何している人?」と次々に質問してくるので間違えないように考えながら答えました。中学生と思っていたのに「議員ってお金になるの?」このような質問まで・・可愛いね。そして最後に「選挙公報」の写真を撮らせてもらったのですが、「あの~、この二人は本名だよ」「中学生にも何とか権があるんじゃない?」「肖像権?著作権?」〇権、〇〇権と社会科の授業で習ったのか色々な権利が飛び交いました。最後は「やばいよ実名だから」と。模擬選挙に実名使用とは思っていなかったので困っている私に、生徒たちが知恵をしぼって結論を出してくれました。
     本名の所を手で隠してくれたのです。このようにして「選挙公報」の撮影は終了。

     校長室に招かれておじゃましました。先生も校長室も懐かしい。30年が一日のようです。歴代校長先生のお写真。「町」からの歴史が書かれた大きな額。書かれてある歴史が私の長久手での歴史と本当に重なっています。頂いた30周年記念のクリアーファイルを眺めていると、自分にもセーラー服姿の娘を見送る時代があったんだと。ここから巣立って長い時間をかけて子供たちは大人になっていく・・当たり前の現実を新鮮に思いました。
    選挙出前トーク⑦

     この選挙出前トークは見学のつもりが、本物の?現代っ子生徒と交流できたというお土産つきでした。



     26回目の定期演奏会は507名の方々にご来場いただき、6か月にわたる練習の成果を聞いていただきました。個人的には直前の風邪に悩まされましたが当日は気力で頑張りました。仕事を持ちながらのアマチュオーケストラが演奏会を持つためには、団員は勿論、多くの関係者のお世話になります。そして、毎週土曜日の夜に2~3時間の練習(合奏)を重ねて当日を迎えます。
     練習不足を後悔しても前に進みません。指揮者の海老原先生は「弾けない所はもう気にしないで、情熱を持って演奏会を楽しみましょう」と団員のモチベーションを上げてくださいました。もう、この通りにするしかありませんね。
     <演奏会の一日・・・>
    午前9時からロビーでプログラムへチラシ(他団体のもの)の挟み込み、人海戦術
    26回定期演奏会⑦
    舞台係りは椅子や譜面台をセッティングします
    26回定期演奏会⑥
    午後2時30分開演。午前中は最後の練習に臨みます=ゲネプロ
    26回定期演奏会②
    終わってしまったね~楽屋でヴァイオリンの女子だけで記念撮影
    26回定期演奏会⑨
    2曲はレンタル楽譜なので回収します。著作権があるから。別れは寂しい
    26回定期演奏会①
    さあ!打ち上げ~ 反省会~ みんな笑顔で乾杯 あれ?団長の挨拶。
    26回定期演奏会⑧
    指揮者の海老原先生(中央)、右はプロエキストラヴァイオリン横田先生
     無事に終わった安堵感で、ついつい笑顔になってしまいました。
    26回定期演奏会③
    打ち上げのお開きは3拍子の手拍子。オーケストラの定番?
     pp(ピアニッシモ=弱く)→fff(フォルテッシモ)=とても強く
    26回定期演奏会⑤

     今回演奏したドボルザークの交響曲第9番新世界。プラハ生まれのドボルザークは新大陸アメリカに招かれ、この地でどんなことを思って新世界を作曲したんだろうか。もし、会える人なら聞いてみたいな~と思うほどいい曲でした。

     音楽が大好きな人たちが集まって、アンサンブルを楽しみ、世界の国々の曲を演奏することはまるで世界旅行~楽しい夢や、時には悲しい気持ちをなぐさめてくれる、旅人のように自分を違った世界へ連れて行ってくれる素晴らしいもの~これからも続けていけるといいな!

     明日は長久手フィルハーモニー管弦楽団第26回定期演奏会。今日リハーサルが、私としては何とか無事に終了しました。今回ほどオーケストラの本番を迎えて「楽器を弾く」こと以外で悩み、苦しい体験は初めてでした。
     約3週間前に口唇ヘルペスというものを初体験し、治ったと思ったとたんに風邪をひき「咳」「鼻水」に襲われました。演奏中に楽器以外の「音」は決して出せません。数日前に病院で強制的に「咳」を止める薬を処方していただきました。「鼻水」は今日まで続いていますが当日までには何とかなりそうな計画で仕事をしてきました。ところがです。昨夕に風邪のせいか「腰痛」に見舞われて着座して背筋を伸ばして楽器を弾くことができなくなりました。大きな不安がよぎりました。
     とりあえず病院、接骨院へいきリハーサル開始直前まで安静にしていました。リハーサル会場はいつもならば長久手市文化の家なのですが、会場の抽選に外れて日進市民会館です。急いで運転し時間にはセーフ!さて、一曲目はなかなか体が動きません。腰痛の激化を恐れる気持ちが体を硬くさせているようです。しかし、指揮者の海老原光先生の指導が始まるにつれて・・いつの間にか腰痛のことが気にならなくなりました。
    良かった!!これならば舞台に上がれるかもしれない!
    26回定期演奏会

     半年間の練習に付き合ってくれたこの楽譜とは明日お別れです。悪戦苦闘の練習でした。明日本番の演奏が最後となります。しみじみと今回の3曲も「いい曲だな!」と惚れ惚れします。

     ドボルザークの「新世界」は中学生の音楽の授業で聴いて感激した思い出があります。遠い昔、感動した曲をアマチュアオーケストラの一員として名指揮者の下で弾けるなんて・・感無量です。幼い頃の憧れの楽器だったヴァイオリンを現在もなお楽しめる仲間と出会ったことに心から感謝して明日の本番を万全の体調で迎えたいと思いました。

     楽器を弾くのには「腕前=技術」と共に体力や健康のキープも大切ですね。周りをみると数人の仲間も同じように「マスク」をしていました。明日は「マスク」するの?と聞くと「え?大島さん、もちろん外しますよ。予防、予防・・」って。そうか、みんなも色々と気を付けているんだな~と。
     11月20日、いつもの定期演奏会の10倍の気力と情熱で弾きまくるぞ!!

    ※指揮者の海老原光先生は12月4日と11日TV「題名のない音楽会」という番組に出演するそうです。私たちのオーケストラでの指導者のお顔とは、また違った面が拝見できるのかな? ちょっと楽しみ。

    新世界チラシ裏jpg (2)


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