2016年09月

     今日から3日間で17名の議員が質問をします。今日、私は5番目に登壇しました。今議会から、議員は説明資料を傍聴者と議場の議員、職員に配布出来るようになりました。前回の議会運営委員会で決まりました。大きな前進です。国会の予算委員会などではパネルを掲げて大臣に説明していますが、長久手市議会においてもパネルまでとはいかなくても「言葉で説明しにくい事項」に対して表や写真等を議会事務局に前日の正午までに提出することによって可能になりました。私も、早速「育休退園」の質問にたいして「産み控え」が起きていることを子育て支援課から提出していただいた資料を基に、友人にグラフを作成して頂き説明に使用いたしました。
    (傍聴者と議場にいる人に配布された説明資料です)
    一般質問9月5日①

    ★質問① 育休退園の廃止について
     この制度は昨年から1年以上かけて取り組んできましたが、待機児童と表裏一体ということで、未だに制度の廃止にいたってはいません。しかし平成28年度は小規模保育園で12名、西保育園改修で16名の計28名の受け入れ枠の増設、また来年度は長湫北保育園の移転新築で40名、2番目の小規模保育園1か所で19名、計59名の定員増です。この2年間で子育て支援課は87名の3歳未満児の定員を増やします。しかし、問題は過去3年間、受け入れ枠を増やしても、育休退園児と待機児童数は30名~40名です。どちらの天秤が保育政策にとって重いのかとても悩ましい現実があります。資料からみれば受け入れ枠は上向きで、退所者は減っているから廃止への舵をきってほしいと訴えました。二人目を出産するときにこの制度があるので、上の子が3歳になって退所児童に該当しなくなるまで産むのを控えようか・・をグラフは示しています。
     議論の末、私は一部緩和として2歳児はもうすぐ3歳児になるので入所継続を主張しましたが明快な答弁はありませんでした。理由は入所要件としている保護者の就業要件を120時間から60時間に来年度から緩和するので申込者の予測がつかないということです。しかし、様々な保育ニーズの一つとして捉え、あと1年ほどは様子を見たいという答弁が限界でした。
     今回取り上げて良かったことは、入所要件の月120時間が60時間と議場で答弁があったことです。国の政策とはいえ、昨年の育休退園廃止の署名運動で要請した事項の一つでした。

    ★質問② リニモ公園西駅とイケアを結ぶ歩道橋の階段をスロープ付にすべき!
     この質問は7月から担当課と事前にやり取りをして、どうしたら可能か、また追加予算まで推計して取り組みました。結果は現行のまま建設を続けるというものでした。
    Q:ユニバーサルデザインではないことを市長はいつの段階で知ったのか。
    A(市長):何月何日かは覚えていない(日にちを尋ねたのではなく、知った事実を聞いたのに)
    Q:リニモ駅は現在1日1200人が利用。イケアが来年10月オープンすることにより1日平均3900人と300%の利用者になる。一般の市民利用にも影響がでるので、現行のエレベーターと階段だけではなく、スロープ付き階段により自転車やベビーカーも利用できるようにするべきでは。利用者に全ての選択肢がある歩道橋にすべきである。(ユニバーサルデザイン)
    A:スロープ付き階段にすると勾配を緩やかにし、このための用地費や工事費が増えるので出来ない。愛知県の「人にやさしい街づくり条例」や市の条例に基づき総合的に判断して歩道橋にはスロープがない階段を設置する。
    (私の調査によると・・・)
    ★スロープ付き階段の接地は勾配を緩やかにするため
     ・イケアからの借地を現行232㎡→400㎡に増やすことで可能
     ・追加費用→1.5億円~2.5億円  
    事前に担当課とこのようなことまで話をしてきましたが、一度決めたことを見直すことが出来ないのには深い理由があるのでしょうか。この地域に住み、訪れる全ての人々が利用する歩道橋です。ノーマライゼイション→バリアフリー→ユニバーサルへとまちづくりの基になる思想が変わってきて15年。福祉の町日本一を目指す長久手市、もっと真剣に力をいれてほしいと思いました。

    質問日の前日、現場を見てきました。
    ①この地域には民間業者による宅地開発で来年度から300世帯の団地ができます。
    公園西駅①
    (すでに、パークサイドヒルズ長久手は開発済み。)
    公園西駅⑤

    ②公園西駅周辺区画整理事業だけでもイケアを挟んで南側の区域に1200人の若いまちができる。
    (現在工事中・・すぐ東側は県の「愛・地球博記念公園=モリコロパーク」) 
    公園西駅③
    (この区画整理事業は平成35年度に終了予定=住宅が建ちます)
    公園西駅②
    (モリコロパークノ大観覧車=冷房付きです)
    公園西駅④

     「住んでみたいまち 緑と文化 長久手の創造」 第3次長久手町総合計画
    これは、私が38歳で町会議員に初当選した時の、長久手町のまちづくりビジョンです。当時の町長「山田市造氏」いわく・・21世紀まであと10年となりました。・・名古屋東部丘陵地を中心に大型プロジェクトが打ち出され・・このような地域環境の変化、地域開発の動向を十分考慮しつつ・・「緑と文化 長久手の創造」を提言します・・。

     この言葉は、25年過ぎた今でも頭にこびりついています。緑豊かな文化性の高いまち・・住んでみたいまち。長久手。

     5日前から始まったカメラ愛好会「写団21」の作品展は今日が最終日です。長年、文化協会の加盟サークルとして一緒に活動してきた仲間たちの作品です。明日から3っ日間にわたる一般質問が控えていますが既に準備は済ませているので楽しみに出かけてきました。会場の文化の家のロビーに入るといつものロゴの看板が目に入りました。
    (今回はオレンジ色=すぐに気が付きました)
    文化の家9月4日②
    (会員の作品です。この頃は写真をみて誰の作品か少しわかるようになりました)
    文化の家9月4日③

     展示室の向かい側の大ホールの前はバレー発表会の準備中のようです。
    最近はお祝のスタンド「生花」も趣向が変わっていて、ついのぞいて見ました。
     キレイ! カワイイ!
    文化の家9月4日①

     文化の家のすぐ近くにある「カフェ・ギャラリー 木もれ陽」さんで、一人コーヒータイム。
     文化の家9月4日④
     コーヒーゼリーのグラスの下に敷いてある葡萄の葉は、お店の葡萄棚からです。ご夫妻はギャラリーを開設してもう10年過ぎたとおっしゃっていましたが、私にとってはまだ10年?です。来春、ギャラリーのほうは閉めるとおっしゃっていましたが「そろそろゆっくり美術館巡りをしたい年齢になった」というお話に、ご夫妻のお気持ちが伝わってきました。
     私は心の中では、もっと続けて頂きたいな!と思いました。しかし、言葉に出しては言えませんでした。

     昨日9/1は議会2日目です。8/31水曜日に市長から上程された議案に対して、常任委員会に付託される前の質疑をする日です。9月は決算議会なので朝から始まった議会も質疑が終わったのは夕方です。「防災の日」でもあったので庁内では正午に一斉「シェイクアウト訓練」を行いました。
     この訓練は「地震の揺れから身を守る」訓練です。シェイクアウトとは、「姿勢を低く」「頭を守り」「じっとする」という3つの動きを身につけて、地震の揺れから自分の命を守るための行動という意味です。愛知県下では9/1正午から1分間行いました。ちょうどお昼休みの時間に入ったので、私は会派室で会派を組んでいる上田議員と一緒にチラシを参考に訓練をしました。
    (上田議員です)
    shake out!1
    (私は両手を頭の上で組んでみました)
    shake out!2

     上田議員は簡単に姿勢を低くできましたが、私はちょっと大変。でも何とか要領がわかりました。
    下のチラシのように出来たかな~。
    shake out!3

     さて、午後からも質問をいたしました。全ての議案を4つの委員会で審議しますが、私の所属する委員会は1つなので、所属外の委員会に付託される議案に対して質問をしました。最も力を入れたのは、(株)長久手温泉の平成27年度事業報告についてです。11項目にわたり質問しました。
     主な観点は、(株)長久手温泉は長久手市が60%出資する第三セクターなので経営の健全化のこと、そして本年12月にイオンモール長久手、来年12月のイケア出店による影響で、温泉事業と野菜等の産直事業(あぐりん村)が埋没しないかについてたづねました。
    ★質問によってわかったことは、温泉の市民利用比率が26%という低い利用率です。全体の経営を黒字化するためにレストランを「神戸珈琲倶楽部」に業態を変え、大浴場を日本最大級の「炭酸温泉」にリニューアルし、お食事所をセルフからフルサービスにリノベーションするなどしました。これらの費用は約4千6百万円です。
    ★無料のシャトルバスを、名古屋市の地下鉄藤ヶ丘駅から毎時一往復運行していますが、ノンストップのため市民は途中で乗車できません。昨年に続いて取り上げましたが、質問によって市が認めたことは無償輸送なので法令上は途中降車することに問題はないということでしたが運行ダイヤ上、実施できないという内容で市民目線の答弁ではありませんでした。
     これまでの「赤字」による財政支援から脱却するために「集客に対する戦略」の事業計画に対して、数名の議員からもそれぞれの観点から質問が出ました。

     第三セクターの経営健全化に対してはリニモも同じで、国から経営改革に対する指針も示されているので、大きな事業になればなるほど真剣な取り組みが要請されています。その大前提は「事業の存続」です。赤字体質の場合は公的支援の上限や期限、支援打ち切り要件も取り決めが必要とまで示されています。

     (株)長久手温泉の昨年度の総売り上げは約11億円、わずかに黒字ではありますが積極的に攻めの営業に出ていかないと現下の社会経済状況下では油断できないと思いました。

     「友あり 1日に来たる」 いつも1日の友は伊勢赤福の朔日餅(ついたちもち)と一緒にたずねてくれます。
    今月はおはぎでした。故郷の母を思い出してしまいました。私の田舎では「おはぎ」を「牡丹餅=ぼたもち」といいます。もち米が手に入った時や御祝い事があると母は「ぼたもち」をもろ箱一杯作ってくれました。今のように甘いお菓子が珍しい時代でしたから子ども心にとても嬉しい日でした。母から「食べてもいいよ」と言われるまで唾を飲みこみながら出来上がるのを待っていました。
    (9月伊勢・赤福のついたちもち=萩の餅)
    赤福②

     伊勢型紙の刷りによる包装紙にも萩が、黒文字(くろもじ)=つまようじの袋も萩の絵です。萩ずくしです。故郷の母を思い浮かべながらいただきました。小豆のつぶが残っていて、みた目も味も美味しかったです。
    (赤福からのメッセージ)
     9月、収穫のよろこびを古人は、おはぎをつくって祝いました。おはぎの小豆を、咲き誇る萩の花にみたてた名です。ほんのり塩味をきかせた「萩の餅」は、あたたかいお茶とともにお召し上がりください。

     9月に入り朝夕ほんの少し涼しくなりました。あたたかいお茶の出番が・・いつのまにか季節の変わり目を感じさせてくれました。
     天気予報では台風発生のニュース・・・70年前の戦争を経験した母を思うと、おはぎを見ながら地に災いなく、そしてどうしたら争いごとのない世界がくるのかしばし想いにふけりました。

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