初日は議会の大枠を決めた。会期日程、議案の上程、6月議会~の諸般の報告、決算特別委員会の設置などである。
そして、市長をはじめとする議場での説明員も決まった。9月は昨年度の決算を審議するので代表監査委員も議場に座った。
会期は8月31日~9月28日までの29日間である。土日、祝日は開催されないし休会日もある。しかし何といっても市民からの要望を質問できる代表・一般質問の9月5日、6日、7日は、今議会も議長を除く議員全員が質問に立つ。6名、6名、5名と質問が繰り広げられる3か間は傍聴者も多く、私たちも真剣だ。
毎度のことであるが質問日の前日は深夜までパソコンに向かうので、今回は早めに問題点を整理して的確に質問しようと計画してきた。が、調べれば調べるほど深い所まで範囲が広がってしまい持ち時間1時間にまとめる作業にあたふたとしてきている。
今夜も遅くまで明日の議案質疑のまとめをしながらパソコンの手を止めた時、ふとオリンピックの映像が浮かんできた。久しぶりにスマホに撮った開会式の写真を眺めてみた。
(南米で初開催のリオ五輪。選手宣誓にはいつもぐっとくるものを感じる)
(リオと言えば=サンバ=かっこいいな!)
(各国の選手団入場)
(聖火が南米大陸に初めてともされる)
(ついに、開会した~太陽の国、ブラジルだ!)
(リオデジャネイロと言えば、モルドバの丘のキリスト像)
オリンピックは平和の祭典・・しかし近代オリンピック100年の歩みの中では様々な対立が起こり、国家間の間には収拾できなかった悪化のあった開催も記憶している。近代オリンピックの父と言われるクーベルタン男爵の名言「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉は今日までも尚、オリンピック精神として生きている。
毎回のオリンピックでメダルの数が毎日報道されてきた。日本のメディアは「より速く、より高く、より強く」という視点で競技の結果を報道し、私はこのことにとても違和感を抱く。一方で日本+12時間という時差も手伝って、深夜は生中継、昼間は録画放送と、お蔭で興味のある種目は何回も観ることができた。
スポーツにしても、政治にしてもメディアの偏向報道が心配になる時代がやってきた気がする。世界で起こっているこの時代の出来事の事実や真実を知ろうとするには、今はインターネットを利用して直接外国のニュース番組を聞ける人、そう語学力を駆使できる人しかアクセスできないことはとても寂しい。
そういえばブラジルも西暦1500年頃、ポルトガル人が植民地化した。ブラジルはポルトガル語。支配した国の言語が使われている。
このような事を思いながら、リオ五輪とともに終わった8月・・。