2016年08月

      リオ五輪で始まった8月。今月も酷暑かな~と迎えたが今日は月末。9月議会が開会した。
    リオ五輪②

     初日は議会の大枠を決めた。会期日程、議案の上程、6月議会~の諸般の報告、決算特別委員会の設置などである。
    9月議会①
     そして、市長をはじめとする議場での説明員も決まった。9月は昨年度の決算を審議するので代表監査委員も議場に座った。
    9月議会②
     会期は8月31日~9月28日までの29日間である。土日、祝日は開催されないし休会日もある。しかし何といっても市民からの要望を質問できる代表・一般質問の9月5日、6日、7日は、今議会も議長を除く議員全員が質問に立つ。6名、6名、5名と質問が繰り広げられる3か間は傍聴者も多く、私たちも真剣だ。
     毎度のことであるが質問日の前日は深夜までパソコンに向かうので、今回は早めに問題点を整理して的確に質問しようと計画してきた。が、調べれば調べるほど深い所まで範囲が広がってしまい持ち時間1時間にまとめる作業にあたふたとしてきている。
     今夜も遅くまで明日の議案質疑のまとめをしながらパソコンの手を止めた時、ふとオリンピックの映像が浮かんできた。久しぶりにスマホに撮った開会式の写真を眺めてみた。

    (南米で初開催のリオ五輪。選手宣誓にはいつもぐっとくるものを感じる)
    リオ五輪①

    (リオと言えば=サンバ=かっこいいな!)
    リオ五輪④

    リオ五輪③

    (各国の選手団入場)
    リオ五輪⑥

    (聖火が南米大陸に初めてともされる)
    リオ五輪⑤

    リオ五輪⑦

    (ついに、開会した~太陽の国、ブラジルだ!)
    リオ五輪⑧

    (リオデジャネイロと言えば、モルドバの丘のキリスト像)
    リオ《五輪⑨

     オリンピックは平和の祭典・・しかし近代オリンピック100年の歩みの中では様々な対立が起こり、国家間の間には収拾できなかった悪化のあった開催も記憶している。近代オリンピックの父と言われるクーベルタン男爵の名言「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉は今日までも尚、オリンピック精神として生きている。
     毎回のオリンピックでメダルの数が毎日報道されてきた。日本のメディアは「より速く、より高く、より強く」という視点で競技の結果を報道し、私はこのことにとても違和感を抱く。一方で日本+12時間という時差も手伝って、深夜は生中継、昼間は録画放送と、お蔭で興味のある種目は何回も観ることができた。
     
     スポーツにしても、政治にしてもメディアの偏向報道が心配になる時代がやってきた気がする。世界で起こっているこの時代の出来事の事実や真実を知ろうとするには、今はインターネットを利用して直接外国のニュース番組を聞ける人、そう語学力を駆使できる人しかアクセスできないことはとても寂しい。
     そういえばブラジルも西暦1500年頃、ポルトガル人が植民地化した。ブラジルはポルトガル語。支配した国の言語が使われている。
     このような事を思いながら、リオ五輪とともに終わった8月・・。

     もうすぐ深夜2時、早く寝ようと思いながらふっとテレビを見た時、懐かしい「富士山」が次々に映し出されてきました。寝ようかどうしようか。でも、幼い頃に富士山を見ながら育った私には故郷の美しい四季折々の富士はいつ見ても胸が騒ぎます。ついスマホでとってしまいました。
    <夏の富士山>
    テレビ富士山②
    < 冬 >
    テレビ富士山③
    <春には生き物が・・>
    テレビ富士山④

    テレビ富士山⑤

    テレビ富士山⑥
    <一度迷い込んだら出口がわからない・・といわれる樹海>
    テレビ富士山⑦

    テレビ富士山⑧
    <富士山麓には沢山の洞窟があります。幼い頃はなぜか「人穴」と呼び、入って遊びました>
    テレビ富士山⑨
    <洞窟の奥には一年中氷の柱があります>
    テレビ富士山⑩
    <富士山に降った雨がこのような綺麗な川となります>
    テレビ富士山⑪
    <ゆったりした流れの川底からは、湧水が砂を持ち上げます>
    テレビ富士山⑫
    <美しい水中>
    テレビ富士山⑬
    < 秋 ・紅葉に覆われます>
    テレビ富士山⑭
    <冬に向かって・ 富士を取り巻く湖に映る「逆さ富士」>
    テレビ富士山⑮
    <冬の夜空は空気がきれい・・星座もくっきり>
    テレビ富士山⑯
    < 雲海 日の出 >
    テレビ富士山⑰

    テレビ富士山18

    テレビ富士山⑲

    テレビ富士山①

     地球温暖化により、この頃は冬になっても頂きに積もる雪が少なくなったように感じます。上の写真の中央は「大沢崩れ」と言われており、数十年前はヘリコプターで大掛かりな砂防工事が行われました。幼心に、この沢が崩れてしまったら富士山も消滅してしまうのか心を痛めていましたが、家の近所に工事用のヘリポートが作られて工事が始まった時はホットした記憶があります。

     今月初めの委員会視察は新幹線で東京へ行きました。事務局の職員が新幹線の座席指定で、行きも帰りも富士山が見える側にとってくれたことを視察が終わってから聞きました。職員の気の利いた思いやりに一同ニッコリ。各地の人々に慕われている富士山を故郷に持った私は幸せだなと・・誇りに思っています。

     31日開会の9月議会で審議する議案書は開会の2週間前に議会運営委員会を開催して、その席で市長が提出議案の説明をした後に配布される手順となっています。開会までの2週間は議員にとっては貴重な時間です。そして市長から提案される議案は数字=税金であり、文章は税金をどのように使ったのか、どのような事業が行われ、その効果は市民にとって良かったのか調べます。
     ところが、(株)長久手温泉の経営状況資料は夜中の2時まで読みましたが「もしかすると間違いではないのか?」という疑問にぶつかりました。決算報告ですから既に会計年度は3月末に終わり、既に5か月経過してから読むので頭の中を5か月溯って読むのですが意味が分からない・・・。翌日、(株)長久手温泉の専務は市役所OBで知った方なので訪ねてみましたが「間違っていない」という返事でした。
    (株)長久手温泉=写真HPより
    長久手市福祉の家①
     専務では話がかみ合わなかったので議長を通して指摘していただきました。夕方、議長から連絡があり、数字上の間違いはないが第14期の事業報告の記述に間違いがあったので、全てを差し替えることになったという事でした。あ~あ、私の丸二日間の時間は一体誰が返してくれるのか!と叫んでしまいました。
     その時申し入れた、ページに番号を入れることも改善していただけました。
    (これが、その資料です。)
    (株)長久手温泉②

     (株)長久手温泉は、長久手市が60%出資する第三セクターです。ござらっせ=温泉施設・あぐりん村=農産物の販売等の管理や経営状況は市の出資する法人ですから情報公開の対象になっています。税金によって温泉を堀り、用地を購入し、施設を建設しました。市民としては株式会社に運営委託をして赤字を計上し、その赤字を税金で補てんすることのないように審議することは大切なことです。
     このように、重要な資料に私は間違いを見つけてしまいました。そうすると、9月議会で審議する決算書などの全ての市長提出議案に対しての信頼が崩れてしまいます。

     今週は監査委員の氏名が間違っていたことがわかりました。委員会で登庁した折に、監査委員事務局の職員が一人一人議員を見つけては資料の差し替えをしました。配布済みだからです。委員の氏名が前任者のままでした。交代してから数か月たちますのでその方の氏名は覚えているでしょうから・・なぜ間違いに気が付かなかったのでしょうか。その方は本当に登庁して監査をされたのだろうか??と逆に余計なことを考えてしまいます。ご本人にとっても事務局を信頼しているわけですから不名誉なことと思います。

     最近、東京都知事選のマスコミの報道に関連して「都議会議員」から始まり、地方議員の資質まで疑うような報道がテレビでは絶えず報道されています。公務員の些細なミスはマスコミではほとんど報道されません。公務員は「地方公務員法」によって身分がまもられています。住民が自治体を信頼しているので採用された瞬間から信頼される立場を得ると思います。長久手も市制施行して4年目を迎えています。もう少し緊張感と自覚をもって職務をしてただきたいと思いました。

     自転車③
      生まれ変わった愛車です。7年前英語の先生のお宅は駐車場がないため自転車にしました。成人してから車ばかり乗っていたので心配でしたが何とか目的地まで乗りこなせるようになりました。細いタイヤでボリュームいっぱいの私を悲鳴を上げずに運んでくれました。その愛車のタイヤの空気が度々抜けるようになり最近は隅に置いたままでした。
     先日、虫の音が聞こえるようになり秋の気配を耳元で感じた途端に愛車を思い出しました。そして、市内で唯一修理と販売を自営でされている「丸久自転車」さんにお願いして再び乗れるようにしていただきました。古くてボロボロになっていたタイヤを二本交換した途端にペダルが軽くなりました。やった~。
    自転車②
     地元での活動は駐車場が少ない所が多いためとても助かります。青空の下で体で風を感じながら走ることはとても爽快です。まちの景色も違います。ご近所さんとも挨拶だけではなくお話ができます。

     丸久自転車さんは電話一本ですぐに引き取りに来てくださって翌日には届けてくださいました。今度は、駐輪場でほこりにまみれたままにならないようにします。

    ★ 丸久自転車さん曰く「令子さん、この自転車って子供用の一番大きい種類だよ。大人用は乗れないの?」
    ☆ 私、「え?試乗して体に(足の長さに)ぴったりだったから」
    ★ 丸久自転車さん「大人用だとタイヤも大きくて楽に乗れるんだけれど・・。でもこれはアルミ製で軽いからね」

     色々考えましたが身の丈にあったものが一番安全と考え、壊れるまで乗りつぶしま~す。
    自転車①

     丸久さんがシールを貼ってくれたので、とても嬉しかったです。困ったらいつでも寄ってね。空気入れてあげますよって。これで安心して乗ることができます。ありがとうございました。

    案山子③
     長久手市も人口が増加して交通量も増えてきました。朝夕の時間帯はメインの県道や市道は渋滞にはまると議会に遅刻してしまいます。そこで様々なルートを考えました。田んぼに囲まれた道を走ると信号もなくて何と時間が半分に短縮できました。いつも通る道です。つい最近までこの辺りの田には水がはってあったように記憶していましたが今日は沢山の案山子(かかし)の出現にびっくりしました。一瞬、田の中に人が??と。
    案山子①

     ただ立っているだけで何もしない案山子ですね。無論、積極的に鳥などを追い払うこともしない。この案山子のある風景はとっても懐かしいです。昔も今も人型。周りにまだ複数の田があるのですがこの田だけ案山子が立っています。持ち主の方の「お米」に対する愛情が伝わってきます。大切に稲を育てているんだなって。

     しばらく車で走っていると案山子の立っていない田に、黒くて大きなカラスが一羽舞い降りてきました。案山子は立っているだけで農作物を守っている・・・すごい!案山子を作って立てた人、凄いって思いました。

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