2016年07月

     第61回愛知県消防操法大会が本年は隣の尾張旭市で開催されました。小型ポンプ操法は12団体中4番目の出場ということで、市議会としても午前8時30分からの開会式に間に合うように出かけました。
    【開会式】
    消防操法大会①

    10時04分出場ということで30分前に長久手市のテント前での出場報告です。(写真)
    消防操法大会②

    さあ、いよいよ出番です。テントの最前列は満席なのでお隣の豊橋市のテント前におじゃまして応援しました。
     ん?なかなか素早い。それに加えて隊員一人一人の行動がしっかりしている。ホースもきれいに伸びている。もしかしてこれは良い点がでるのではないか・とハラハラしながら「よ~しOK、いいよ、頑張れ!」などとついつい口から言葉が自然に出てきてしまいました。
    (写真:操法の様子です)
    消防操法大会⑤

    消防操法大会④

    消防操法大会⑥

    消防操法大会③

    15分間の出場を終えた隊員の終了報告です。
    消防操法大会⑦
     この日は、地元の衆議院議員、県会議員、そして市議会議長等の来賓もねぎらいの祝辞を述べました。
    写真は伊藤裕司市議会議長の祝辞の模様です。
    消防操法大会⑧
     消防団員は各市町で採用されますので人数も同一ではありません。普段は仕事を持っている方々ですので訓練は早朝や仕事が終わってからの夜の時間です。「非常勤の特別職の地方公務員」という身分になりますので公務災害補償や退職報奨金などの制度がありますが「薄謝」です。防災ボランティアです。市民の生命や財産を守ろう、という崇高な気持ちがないと出来ることではありません。今回出場された団員の年齢は25歳~30歳と若いです。仕事の合間を見ての練習、本当にご苦労様でした。
     火災が発生すると発生場所の方々は慌てて気持ちが動転して何をしてよいのわからなくなってしまうと思います。一年に一度、消防技術を競う「操法大会」によって多くの団員が猛特訓し、技術を磨き備えていてくれるのだと思います。
     いつ発生するかわからない災害に対して、①正確に、②素早く、③結束しての訓練に敬意を表しています。
     ありがとうございます。


     昨日、屋形船でお会いした尹基(たうち もとい)氏は在日韓国人老人ホームを作っている社会福祉法人「こころの家族」の理事長です。施設名は「故郷の家・〇〇」です。1989年、日本で初めての「キムチと梅干しのある老人ホーム」として大阪府堺市に開設されました。
    2001年 故郷の家・神戸、2009年 故郷の家・京都、そして2016年10月にいよいよ「故郷の家・東京」が開設されます。今日は完成まじかの施設を、李落淵知事や随行者、韓国大使館の方々と見学に行きました。
    【施設と見学の様子です】
    故郷の家⑨

    故郷の家④

    故郷の家⑤

    故郷の家②

    【ボランティアの方やご近所の方々へのオープンスペース】
    故郷の家③

    故郷の家⑧
    【食事の配膳台】
    故郷の家⑥
    【各階のユニットには介護職員室がありました】
    故郷の家⑦
    【廊下が広くてゆったり感じます】
    故郷の家①

    故郷の家⑩
     「羊がいっぴき」の著者でもあり、尹基(たうちもとい)氏が一目惚れした「田内文枝」さんと対面できました。著書を読んだばかりなので本に書かれていたことが頭から次々に浮かんできて話題は、結婚してからの韓国での苦労話に終始しました。年齢こそ60代の半ば過ぎですがとてもお綺麗な方でした。
    【李洛淵知事の奉賀帳への記帳文です】
    故郷の家⑪
     韓国人の知事はすらすらと漢字を交えて記帳しました。親日家?在日同胞に暖かい思いを持っていることが伝わってきました。政治家として素晴らしい方だなと今回も思いました。

     4月に行われた「故郷の家・東京」の上棟式には高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子理事長も参席し「現代は血縁が切れ、ファミレス社会となっていますが、地域の人々がこころの家族となり、皆で支え合う社会となる」と、この社会福祉法人の役割に期待を寄せてくださったそうです。

     屋形船での歓迎会、東京一泊の予定にこのようなおまけがついて有意義な旅となりました。

     東京に住んでいる日韓親善協会の友人から、7月28日李洛淵知事が来るから「屋形船」で歓迎会するよ。メンバーに入れたからね。知事も会いたがっているし。この一回の電話で東京行が決まりました。本年4月に韓国へ行ったときに全羅南道知事室で旧交を温めたお礼も言いたかったので良い機会をいただきました。
     久しぶりの東京です。宿泊先のホテルからスカイツリーが見えてビックリ。
    李洛淵知事④
     ホテルから少し歩くと隅田川に、そして約束の「三浦屋」を見つけました。
    李洛淵知事②

    李洛淵知事③
    貸切の屋形船は満席です。歓迎会ですが「式次第」が配布されていました。え?私も祝辞?ほとんど知らない人ばかりの中で・・ところがお一人知人がいらっしゃいました。元参議院議員の保坂三蔵(東京選挙区)さんです。保坂氏とは東京での日韓親善協会の会合で度々お会いしたことがあります。席も同じテーブルで歓談しました。
     在日の各界の方々がそれぞれ乾杯辞(挨拶)を次々と述べました。全羅南道出身の方々の挨拶は李洛淵氏が知事に就任したことをとても喜びあっていました。

    【李洛淵知事の答辞・・背が高いので天井に頭が】
    〇韓国における雇用増加の50%が全羅南道 〇8年連続出生率1位
    〇国から社会福祉賞受賞 〇昨年1年の観光客数全国第2位(3969万人)
    このような実績を紹介し、全羅南道の投資魅力をアピールされました。 
    李洛淵知事⑧
    【向かって右端が保坂三蔵元衆議院議員(自民党)】
    李洛淵知事⑥
     4月の全羅南道訪問で「孤児院:共生園」を訪れました。日本人の田内千鶴子さんが戦前8人の韓国の孤児を育て始めました。田内千鶴子さんは「韓国孤児の3,000人の母」といわれ、国籍を超えてその事業は受け継がれています。そして、千鶴子さんの長男が日本人女性(田内文江さん)と結婚され、文江さんが「羊がいっぴき」という本を書いていました。私はその本を読んでいましたのでもしや・・と思った方が知事の隣に座っている尹氏でした。本には孤児たちの食べ物、着るもの、ないないづくしの苦しい経営のことも書かれていました。また、孤児院を出ていくときは立派な社会人になれるように送り出したいとご苦労されたことも書いてありました。その当事者の尹氏と目の前で会えたことは偶然では言い表せない喜びでした。
    【向かって右端が尹氏です】
    李洛淵知事⑦
     2時間半のコースは多くの方々の乾杯辞(挨拶)が終わりまで続き参加者の李洛淵知事への今後の活躍に大きな期待を皆さんが持っていることを感じました。
    【知事とのツーショット】
    李洛淵知事⑨
     知事は挨拶の中で、保坂三蔵元議員には日韓親善協会のお礼を、私には古くて長い友人という紹介をしてくださいました。2001年お互いに国会議員時代に交流を始め、幸いに知事が日本語が話せることから続いているご縁です。この日は4月訪韓時に通訳をしてくれた朴淳任女史とも再会して親交を一層深めることができました。

     一つ行動するとまた新たな出会いが。このようにして「真夏の夜」はすぐ過ぎました。

    李洛淵知事⑤

     6月議会は7月6日に閉会しました。市広報と一緒に全戸配布されるため編集委員会のメンバーは大変であったと思いました。一般質問は毎回、発言原稿の締め切りが示されます。今議会は質問日が6月21日~23日、締め切りは6月30日でした。
    ★字数を約660字以内に収める。
    ★自分のいいたいこと、市民に知らせたいことをまとめる。
     1時間の質問をこの2つの確認事項に沿って原稿を自分の責任で書きます。事務局から質問の録音をUSBメモリーでいただけるので、発言と答弁はこの録音を聞きながら事実に基づいて書きます。インターネットでも中継録画を見ることができるのでより正確な表現になるように気をつけています。私は、まず言いたいことを、伝えたいこと、明らかになった答弁を書きだしてから、最後に660字に文章を削っていきます。
     【6月議会だよりの一般質問です】
    28年6月議会だより
     この質問に対して、インターネットへのアクセス件数が議員控室で毎回公表されています。
    6月議会ネットアクセス一覧
     今回は市長に対して、率直な質問をしたためかアクセス数がトップでした。アクセス者の意図を知ることはできませんが、私は自分の調査に基づいた事実を根拠に責任と自覚をもって質問をしました。
     議会だよりが発行されるようになった歴史をたどると、一般質問での顔写真、氏名、660字は大きく前進しています。インターネットは全ての市民がアクセス出来ない現状の中、全戸配布の価値は660字といえどもあります。開かれた議会を一層進めるためにもこのような、議会の側からの情報公開を今後も続け、お互いが切磋琢磨して地方議員の存在を市民に理解していただけるように頑張りたいと思っています。 

    側溝土砂①
     知人のかねてからの陳情は「側溝が衛生上良くなく、夜になると大量のゴキブリがうじゃうじゃと道路に飛んで出てきて凄く大変です」というものです。昨日24日の日曜日に現地に出向き調査をしました。ご主人が重たいコンクリートの側溝の蓋を持ち上げて中を見たところ、何と10㎝も土砂が積もっていました。おまけに土砂は湿っています。何とあちらこちらの側溝の中が同じような状態でした。
    側溝土砂②

    側溝土砂④
    【側溝を流れてきた汚水がこの小さな桝に溜り、晴れの日は留まったままです】
    側溝土砂⑤
    【1辺が1m以上ほどの大きな公共桝が3つありました】側溝土砂③
     特大のこの公共桝はとても深くて、上部のグレーチングの蓋を開けると階段が付いていて下に降りられるようになっています。底深くには汚水が溜まっていました。携帯電話を落としたらこの目の隙間から落ちてしまいます。
     この地域は四角の形の側溝に沿うようにして戸建ての家が建っています。浄化槽と合併浄化槽が混在しています。根本的な解決策は下水道の敷設です。しかし、ここは調整区域であるため都市計画税が課税されず下水道の整備の見通しは遠いです。しかし、近くの市道には農村集落排水の本管が敷設してあるので・・と言われましたが、集落排水は前熊地域の事業であり、ここ「岩作色金」地区はエリア外です。

     今日は、土木課長にアポイントメントをとりこれらの写真に目を通して頂きながら側溝の清掃の必要性を話しました。この区画に住んでいる多くの住民の方々が側溝の衛生面のことを指摘されていることも現地でお聞きした通りにお伝えしました。
     月曜日というお忙しい中、時間を割いて陳情を丁寧に聞いてくださった課長に、良い返事が期待できると感じました。

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