2016年06月

     ついに、演奏会の本番の日がやってきました。昨日土曜日は午後から会場や舞台設営、プログラムへのチラシの挟み込み等々、毎回前日のリハーサル前の準備も団員が手分けして滞りなく準備が進められました。
     リハーサルでは明日の本番に最高の演奏が出来るように、団員も指揮者も全神経を集中します。
    【リハーサルの休憩時間】
    25回定期演奏会③

     さて、今日は本番の演奏、午後2時30分開演です。午前9時半からのゲネプロは予定時間をオーバーして行われました。終了後から開場までの約1時間で昼食をとり本番の衣装に着替え最後の楽譜のチェック、楽屋内では皆それぞれの形で本番前の準備をします。
     2時ごろに、「来場者数がすごい!、当日券が発売できないかもしれない!・・」などと一報が流れてきました。もしかすると満席?ならば嬉しい悲鳴です。演奏の励みになります。
     
     開演5分前には舞台のそでに楽器を持って待機して舞台進行係の指示に従って入場します。毎回、緊張します。しかし会場が暗転し舞台が照らし出されると客席がみえなくなるので少し落ち着きます。いよいよ指揮者の入場です。「喜古恵里香先生」の指揮は初めてです。先生も文化の家のホールでの指揮は初めてです。昨日リハーサル時に、素晴らしい!とほめてくれました。長久手市民としてはわが町のホールなので嬉しい言葉です。

     最初の曲は、チャイコフスキー:イタリア奇想曲 テンポも緩急あり調も変わり私の目は必死に楽譜を追いかけます。フィナーレの熱狂的なところに来た時、弦を押さえている左指に何と汗が流れてきました。指から汗?初めてです!大きな拍手で一曲目の演奏が終わり、少し気持ちも落ち着き始めました。

     こうして無事に全てのプログラムが終了しました。年初から悪戦苦闘して練習してきた楽譜に別れを告げて来週からは次回の演奏会の曲を練習します。オーケストラの楽しみってなんだろう~深く考えたことはありません。もしかすると今日の本番での2時間、多くの来場者に自分たちの演奏を聴いて頂くことかな?そして、私自身も少しでも美しくヴァイオリンを弾けた瞬間の喜び?そして、70名の仲間と一緒に一つの曲を奏でること?
    【演奏会終了後、指揮者の喜古先生と(中央)】
    25回定期演奏会①
    【楽 屋 で】
    25回定期演奏会②
     
     今回も多くの方々がチケットを購入してくださいました。そしてご来場くださいました。本当にありがとうございました。
     オーケストラ全体としては630名の来場者 アンケートは100枚(回収率15%) 文化の家を借りて演奏するという「貸館事業」であったためチケットは団員による販売に力を注ぐことも重要でした。文化の家の「自主事業」の演奏会ですとチケットは文化の家でも販売していただけます。冬から取り組み初夏の6月までの期間、演奏だけではなくオーケストラの運営には団員が役割を決めて行ってきました。仲間がいてはじめて演奏会を楽しめる・・当たり前のことですが、この日はしみじみと感じました。

     今日の議会運営委員会で6月定例議会の内容がすべて出そろいました。
    ★会期・・6月16日~7月6日までの21日間
    ★議会で審議するもの・・議案9件、同意案2件
    ★一般質問・・議長を除く17名全員 質問通告書と三日間の質問者の割り振りを決めました。

    今議会では、長湫北保育園の移設新築工事請負契約を審議します。昨年の今頃、鴨田の1号緑地を全て利用して保育園を移転するということがわかり、近隣住民の方々と緑地を残す運動をした結果、約70%を残すことができました。市は保育園の敷地となる区域を見直して設計をやり直しました。結果として木造2階建てで、2階はいわゆる待機児童となりやすい3歳未満児86人、一階に4歳~6歳児が180人、最大定員計266人の保育園です。

    芝生広場
    ※この場所に建設されますが、西側の市の土地も使用することになり、この緑地の70%を残すことができました。

     また、認可外保育所通所助成金条例の改正案も上程され、保護者の保育料の負担も少し軽減されます。これまでの一年間の子育て支援に対する議会活動の成果が具体的な形となります。
     7月3日には北保育園の住民説明会が行われます。その前に、議会でも審議しますので昨年の住民説明会で出された意見が建設に反映されるように審議したいと思っています。

    【一般質問】
    21日:吉田ひできさん 田崎あきひささん ささせ順子さん じんの和子さん 山田かずひこさん 木村さゆりさん
    22日:岡崎つよしさん なかじま和代さん 山田けんたろうさん 青山直道さん 大島令子(私) 林みすずさん
    23日:佐野尚人さん さとうゆみさん 上田大さん 加藤和男さん 川合保生さん

    【ニュース】
    〇市議会議場コンサート 7月6日(水)の議会終了後に文化の家の「おんぱく」の一環として
     4名のヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ奏者が議場で15分ほど演奏します。名古屋市議会でも時々議場で「名フィル」による演奏会が催されますが、長久手市では初めてです。傍聴席は20席ほどですが先着順?で可能です。
     コンサートの目的は「文化の香る街・長久手のアピール」です。地元で活躍しているアーティストの演奏、とっても楽しみです。
    バイオリン
    ★私の一般質問・・・6月22日(水) おおよそ午後3時~4時(1時間) 前の質問者の時間により前後します。
     傍聴にお出かけいただけませんか。宜しくお願い致しま~す。 

     ギャラリーカフェ「虹菜月(になづき)」は期間限定で作品展を開催しています。私は案内のハガキを頂くと必ず手帳に書き留めて仕事の合間をみつけておじゃまします。作品はすべてが手作りで素晴らしいものばかりです。手に取って見ることのできる小物類が多いですが「細かな手作り作品」には作家さんの根気と創作力をかんじます。
     実はもう一つ楽しみがあります。自宅の一階をまるごとギャラリーにしている玄関とカフェスペースの雰囲気です。緑で溢れ別世界へきたような感じです。おもわずスマホのカメラに!
    【玄関~エントランス】
    になづき①

    になづき④

    になづき③

    になづき②
    この瑞々しい草花に出迎えられて中に入ると和室がギャラリーになっています。
    になづき⑤
    【広いリビングがカフェに変身】
    になづき⑦

    になづき⑧

    になづき⑨

    になづき⑥

     写真の活け花は友人がこのカフェがオープンしている期間、毎回この鏡の前に活けているお花です。
    カフェの女性主人が淹れてくれる珈琲はマイルドで、BGMはJazzです。自分の五感すべてがここに居るとリラックスできます。ワンコイン(500円)で楽しめる私の隠れ家?です。

     リニモ公園西駅に新設される横断歩道橋の階段にスロープがありません。5月18日の臨時議会でこの工事請負契約を審議したことは当日のブログで紹介しました。委員会審議の段階でこの事実が判明し、また他の問題点や疑問点も明らかになったので、私は継続審議の動議を出しましたが賛成少数で否決されました。
     続く本会議では、議長を除く17名中6名の議員が反対をしましたがこの契約議案は認められてしまいました。
    歩道橋の階段に、スロープがない、どう考えても認められない・・と今でも思っています。
     そして今日はある会議で名古屋市のイーブル名古屋(旧女性会館)へ出かけました。地下鉄に乗り上前津駅で下車して会場へ歩いていて、ふっと横を見ると横断歩道橋がありました。急いでそばに行って見ると、何とスロープがありました。
    歩道橋
    以前から設置されており古い歩道橋ですが階段にはスロープが堂々とありました。階段のステップの高さは低く、また奥行きもあり元気な人は二段とびで登っていました。私には負担にならないちょうどよいステップの高さと奥行きで階段を楽々上ることができました。
     長久手市に新設される真新しい歩道橋にはスロープがない!やはりどうしてもおかしい。
    横断歩道橋jpg

     このパース図にある歩道橋です。リニモ駅を利用してのイケアへの買い物客や、地元の人々も日常生活で利用するはずです。市側は、自転車の人はエレベーターを利用することで対処するようにするから問題はないと言いきりました。「福祉の町日本一」を掲げ、長年福祉事業をしてきた市長が提案するとは、信じられません。
     行政は、いったん決めたことは変更しないとよく言われますが誰のために仕事をしているのでしょうか。落札金額は5億5千万円です。
    ★長久手市の新設歩道橋
     階段の幅・・イケア側=4m  駅側=1.5m
    ★名古屋市中区大井町の古い歩道橋
     階段の幅・・目測で2m~2.5m
    長久手市は、階段の幅が狭いからスロープを構造的につけられないとも言いましたが、名古屋市の歩道橋の階段幅はそれほど広くありません。
     
     将来に禍根を残す採決結果となりました。提案した市長、それに賛成した議員、真剣に利用者=市民の目線で再考をしてください。私は18分の一の議決権しか行使できず、わずか一日の審議で反対の議員が6名にまで増えたことに、まだ希望を持ちたいと思っています。いまさらながら市長をはじめ市役所職員の持つ「権力」の大きさにため息がでます。採決は多数決です。多数決って民主主義と誤解されています。少数の意見に耳を傾けることですね。
     この一大事から学んだことは、「民主主義って権力者が自分の思うように支配する道具」であることなんだ!ということです。賛成した一人一人の議員も自分の議決権の重さや責任を感じてほしいと思いました。

     6月の第一土日は、文化協会の美術展です。36回目を迎えました。会場が押さえられずに第三週になった時は「さつき盆栽愛好会」のさつきの花は、展示会の日に満開になるようにするため大変な苦労をしたといういきさつがありそれ以降は無事に第一週に会場を確保できるようになりました。さつきという生物を相手にしているサークルに理解を示してくださるサークルには陰ながら感謝しています。
     日本画・工芸・華道・文芸・書道・絵手紙・無料呈茶サービス等、会員は多くの来場者を期待して作品を制作します。
     その一部を写真で紹介させていただきますね。
    【郷土史研究会】
    「石造文化財の宝庫・長久手 バートⅡ」
    美術展⑬

    美術展②
    常夜灯は現在で言う防犯灯です。ふだんは何気なく見ている石造物ですが江戸時代には大きな役割があったんですね。
    【華道:活け花】
    美術展④

    美術展③

    美術展⑤
    この三枚の写真、実は「池の坊」という同じ流派の作品です。
    【工芸:長久手陶芸クラブ】
    美術展⑥
    作品である花瓶に、庭の紫陽花が・・・つい、目は紫陽花にいってしまいます。
    【絵手紙・書道】
    美術展⑫
    絵手紙はハガキ大の大きさが進化・展示にも工夫がされています。
    美術展⑪
    【さつき盆栽】
    美術展⑧

    美術展⑩

    美術展⑦

    美術展⑨
     毎年開催されていますが、作品の搬入搬出時には二百人ほどいる会員が行きかい顔を合わせます。このようにして36回目の美術展を迎え、会員はお互いの動静を確かめ合います。
     また来年も作品を持ち寄りましょうね~と。忘れていました。文化協会・顧問という立場での日記です。

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