2016年04月

    毎年4月最終の日曜日に開催されてきた「フォレスト合奏団・演奏会」、昨年は統一地方選挙の投票日のため足を運べませんでした。今年は早々と予定をいれました。この合奏団は平成16年(10年前)に長久手市内にある愛知県立芸術大学の卒業生を中心に設立された室内合奏団です。私には素敵なご縁をいただいた方がお二人団員としていらっしゃいます。
     お一人目はコンサートマスターでもあり、現在愛知県立芸術大学音楽学部教授で音楽学部長・音楽研究科長もつとめる福本泰之先生です。いただいたご縁はこの楽器です。
    ヴァイオリン②
    ※十数年前に福本先生の研究室へ勝手にお邪魔して、このヴァイオリンの音色とお値段がマッチしていそうかそれとなくお伺いしました。当時先生はこの楽器を私が購入しようと迷っていたことを全くご存知ありません。

     お二人目は横田真規子先生です。文化の家の「レイトスターターのためのヴァイオリン講座」の指導者として3年間教えていただきました。30名の講座生を一年かけて曲を合奏できるように辛抱強く指導され、発表会で合奏する楽しみを教えていただきました。

    フォレスト演奏会
     今年のプログラムです。もしかすると・・・という予感が当たりました。私は毎日就寝時に「とっておきのクラシック」というCDをききながら寝ます。4枚セットの一枚にとても落ち着く曲が収められていてこの頃はこのCDばかりかけながら休みます。その第1曲目・・弦楽セレナーデ~第4楽章(ドヴォルザーク)、この曲がやはり今年のプログラムのメインを飾る曲でした。
    ★ドヴォルザーク作曲 弦楽のためのセレナーデ ホ長調Op.22
    今日は15名の弦楽合奏での柔らかな演奏でした。CDでの演奏は室内管弦楽団で管楽器が入っています。曲想は違いますがプログラムに書いてあるとおり、流れるような旋律と甘美なフレーズに耳を澄ましました。終わらないで、終わらないで、何度も繰り返して演奏してほしい、と心の中で叫びながら期待しながら聴きましたが6分少々の楽章はついにコンサートマスター福本先生のヴァイオリンの弓のアップと共に終わり、次の楽章の演奏にはいりました。
    とっておきのクラシック
    ※このCDが夜、静かな眠りを導いてくれます。

    久しぶりのコンサートでしたが私にとっては日常生活の一部になっている曲を聴くことができて、とっても感激した演奏会でした。また来年を楽しみにしてま~す。

    議会運営委員会は「議会だより」では何かをした!という事が書かれていませんが、文字通り一つの定例議会を運営していくための「取決め」をする大切な委員会です。委員は8人で構成されており各会派から選出されています。先般からの課題であった「大規模災害時における市議会としての対応」についても今日はこれまでの各会派で出た意見を集約したものが委員長から提案されました。
    ★目的・・市議会は、大規模災害などの緊急事態発生時には、市民の生命、身体及び財産の安全と安心を確保するため、市長等と協力し、議会としての体制を整えることを目的とする。
    ★基本方針・・市内で震度5強以上の地震の発生、大雨、洪水、暴風、火災等により甚大な被害が生じた時は議長は副議長とともに議会としての災害対応を統括する。(市議会が議長のもと一つにまとまって活動しましょうということと理解できます。)
    ★基本姿勢・・市の災害対策本部が迅速、円滑に応急活動できるように最大限の協力、支援をする。また状況に応じて関係自治体の議会とも広域的な連携をはかるなど柔軟な対応をとる。
    ★行動原則・・議員は招集があるまでは一市民として応急対策などに参加して市民の安全確保や不安の払しょくを優先して対処するように心がける。
    ★行動基準・・(1)初動期 (2)中期<災害発生後やく一週間> (3)後期 細部の行動基準(省略)
     以上が大筋で合意されて次回5月11日の委員会で合意できなかった箇所の文言を整理して取り決められることになりました。

     27年度では、これまでに以下のようなことがこの議会運営委員会で取り扱いの決定をしたり申し合わせを行いました。
    (1)趣旨説明制度・・請願や陳情を議会に提出した人は、希望する場合において審査する委員会で直接趣旨説明ができるようになりました。情報公開は「原則公開」です。
    (2)反問実施要綱を制定しました。・・「反問」とは、本会議や委員会の中で議員の質問に対して、内容、趣旨や根拠を確認するため市長や他の部長や課長が議員に質問できるということです。昨年10月定例議会からの施行です。
    (3)議員間討議の促進を申し合わせました。・・これは、議会は言論の府であることを認識し、議員間討議により、多様な意見を出し合い、合意形成に努めるという内容です。当面は本会議ではなく各委員会で実施できるようになりました。
    (4)市議会ホームページに「Facebook」を開設しました。・・これに関してもページの管理者、運営者、書き込む内容、禁止行為など細部にわたって取決めをしました。

     青山直道委員長のもと私も会派を代表して委員となり平成27年度、会派仲間の上田大議員と勉強しながら議会基本条例に基づいた議会改革に向けての議論を行い、議会改革を一歩前進できたことは「市議会」としても大きな一歩でもあると思っています。市民の方々からみると「当たり前」のことかもしれませんが、思想、価値観、考え方の異なる議員仲間ですから、少しでも前進できたということは大きな意義があるということで理解してくださいね。宜しくお願いします。

     市内にできたある信用金庫の一周年記念・プロムナードコンサートへいきました。動機は市内在住で元名古屋フィルハーモニー交響楽団のクラリネット奏者でもある「井上京(たかし)」氏とその仲間たちの木管五重奏の演奏とチラシに書いてあったからです。約45分間の信用金庫ロビーを会場にしての演奏会です。
    井上京氏は2000年に長久手フィルハーモニーの創設に深くかかわった方と聞いていましたのでとても関心をもっていました。調べてみたところ長久手フィルハーモニーの第一回定期演奏会(平成13年12月)、第2回定期演奏会(平成14年7月)で、何と指揮もされていました。ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調などなどです。憧れの井上氏の演奏を間近で聴ける!と思うと楽しみでしかたありませんでした。
    ロビーコンサート②
    ※井上氏は向かって右側、クラリネットを演奏している方です。
     約20年ほど前に名古屋でベルリンフィルメンバーによる木管五重奏の演奏を聴いてからこれらの楽器の柔らかな音色が大好きになりました。私は趣味でアマチュアオーケストラの「長久手フィルハーモニー管弦楽団」でヴァイオリンを弾いています。オーケストラにも木管楽器としてこれらの楽器はあります。合奏で一緒に演奏しながら聴くのとは少しちがいます。

    クラリネット・フルート・オーボエ・ファゴット・ホルン・・・プログラムは
    ★ハイドン・ディベルティメント
    ★ドボルザーク・ユーモレスク
    ★日本の歌メドレー 他です。
    プロムナード<お茶を飲みながら>コンサートということで親しみやすい名曲ばかりでした。現在、6月12日の定期演奏会をめざしてオーケストラ楽譜のオタマジャクシと格闘している私にとってはこのコンサートは一聴衆としてゆったりした気持ちで知人と聴くことができました。
    ロビーコンサート①
    アンコールがまたまた良かったです。
    ・美空ひばり・・川の流れのように<オーボエ、ホルン、ファゴットが次々に旋律を奏でます。音色が違うのでメロディーも違って聞こえてきました・・不思議!>  ・ジブリ・・となりのトトロ
    幅広い年代の信用金庫のお客様ばかりですから、これらの楽器にとっては聴衆への大サービスの曲だなって思いました。
     井上京氏にもご挨拶できて、また美しい木管楽器の調べを聴くことができて疲れが癒された夕方のひと時でした。

    「新しい乗合い交通 検討会」の第4回目の会議に参加しました。N-バスが「空気バス」と呼ばれないためにという事を昨年の6月議会で質問しましたが、既に今年度4月からの再編計画が固まり、予算も改選前の議会で通っていました。結果として議会での部長の答弁通り、下の写真のワンボックスタイプの車両1台が購入されて狭い道路の地域に4月から運行されることになりました。このことは車両の大きさも問題があると指摘した点が行政に届き一歩前進と解釈しています。行政側もN―バスの利用率と運行経費(年間約1億円)という観点から検討の余地があると判断したのだと思いました。
    ℕバス①
    N―バスについては、公共交通の一つとして既に17年間も運行されて不動の地位を占めているので議会で数人の議員が質問しても運行形態をかえることは至難であると頭を抱えていました。そういうところに、市民と行政とで構成された今回の「新しい乗合交通 検討会議」がたちあげられて毎月定期的に会議が開かれていることをしり私も仲間に入れてもらえることになりました。

    長久手市の公共交通応援隊の会議です。市内の公共交通は、リニモ、名鉄バス、N-バスなどです。この中でN―バスだけは長久手市の税金で運行されているので私たち市民が路線やダイヤ、運賃等々について提言できます。今月の検討会議のテーマは「目的、おおよその形などのイメージ」でした。会議は先回欠席したメンバーもいるので話し合いは行ったり来たりしました。
    ★N―バスは便利に使えているのか?
    ・タクシーを乗合にしたら? ・病院へいくのに、バスに乗るのもつらい ・もう運転できないから、買い物に困っている ・便利なら、お金を払ってもよいのでは? ・デマンド型なら乗り換えがなくなり便利では(デマンド型:電話などを使って予約して、複数の利用者を乗せ、利用者の希望する所へ行くバスや乗合タクシー)

    沢山の意見がでました。今回のテーマであるN―バスの運行目的を何にするのか(どこへ行きたいか)、例えば①市役所 ②病院 ③買い物 ④地下鉄藤ヶ丘駅(都心) ⑤通学・通勤 ⑥観光・交流、などについて今日の会議では結論を出さないことに決めました。

    利用者側からみた考えるポイントのひとつとしての「サービス水準:バス停までの距離、運行頻度、所要時間、乗り換えの負担、車両の大きさ、定時性かデマンド型か」や、評価基準についても話あいました。評価基準については税金で年間1億円の経費をかけることについては、収支の視点は必要ということになりました。

    2時間の検討会議ですがなかなか進みません。
    メンバーが真剣にN―バスのことを市民目線で「現在より利用しやすくしましょう」という気持があふれているからですね。行きつ戻りつしながら夏ごろには提言書をだしたいというまとめ役のSさんの言葉に毎回期待を抱いて参加しています。

    福祉ガイド①
    長久手市の福祉ガイド三冊が刷新されました。子育て編、高齢者編、障がい編の三冊がきれいに製本されました。町会議員当時は1冊にまとめられていました。議員活動には欠かせない必需品です。女性議員が私一人の時期もあり、福祉施策の相談がとにかくたくさんありました。ほとんどの相談がこの一冊の冊子で細かな内容までわかりました。例えば児童扶養手当には所得制限がありますので、相談者の所得を聞いてその場で該当するかどうかわかったので便利で助かる代物でした。毎年更新されていましたがその頃には表紙はボロボロになっていました。さっそく「子育て編」を見ていると、何とつい先月に認可されたばかりの「小規模保育所」も市内保育園ページに載っていました。感激です。仲間入りできて良かったですね。
    福祉ガイド②

    福祉ガイド③

    現在は高齢者福祉として「介護保険制度」が新たに加わっています。人口も増えて共働き家庭が増えることにより保育園はもちろん児童クラブ、学童保育所も必須の施策です。ついに三冊になったんだ!それだけ福祉政策へのニーズが増えてきたと感じました。各冊子に共通して見やすくわかりやすい点がありました。それは、まず第一項目の「ライフステージごとの支援は・・」のページです。
    ★障がい編・・0歳~おおむね80歳(高年期)
    ★高齢者編・・40歳~おおむね85歳(後期高齢者)
    ★子育て編・・0歳~18歳(青年期)
    各編ともに年齢や条件、場面により受けられるサービスが一覧になりわかりやすくなっています。

    個人的に次回に改善してほしい点がありました。
    条件として、※所得制限あり・・のところです。以前は所得の一覧表があったのでその場ですぐに該当するかどうか推測できました。今回は【申請・問合せ先 ○○課 ☎○○ー○○○○】です。
    三冊の冊子には沢山の「課」の電話番号が記載されています。

    あ!市役所の代表電話番号【☎63-1111】はどこにも見当たりません。これまでは代表電話だけを覚えていれば良かったのですが、今後は市民が冊子を良く見て、判断して、該当する電話番号にかける・・市民も頑張らないといけない・・いや、インターネットで調べられますよ・・そういうことでしょうか。それとも電話のたらい回しが防止できると喜ぶべきでしょうか。2016年版なのでこの情報が最新のものです.。この1年間市民福祉の向上のために活用させて頂きたいと思います。

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