今日は仕事はじめです。恒例の新年「賀詞交歓会」が長久手市と商工会の主催で行われました。
市長、商工会長、そして来賓挨拶、そして歓談になります。私も久しぶりの参加です。
市内の主だった団体の代表が参加してお互いに名刺交換をしながら情報交換したり自己紹介をします。
国・県・市議会 市の各種委員会委員 自治会連合会・区 福祉関係団体の会長 消防関係者
教育関係 官公署 医療関係 金融機関 ・・・挨拶を交わした方がどのような関係団体の方なのか写真の名簿を見ながら歓談します。
2016年01月
「国際結婚」と「国籍法」と「土井たかこさん」・ダニーの 新年会で。
市内に住んでいるジャズピアニスト、ダニーシュエッケンディックのご自宅での新年会にお誘いを頂きました。
なんと次々に玄関を開けるカップルは皆さん国際結婚です。ダニートリオでのパーカッションのルーベンはペルー出身、ベースのプッツアは東ヨーロッパ、ダニーはアメリカ、国際色豊かです。奥様方は皆さん日本人。
この写真の左からダニートリオのプッツア、ルーベン、そしてダニーです。ダニー家の庭でキャンプファイアーをしながら夜更けまでおしゃべりです。
私は日本語が得意(当たり前ですね)なのでそれぞれの奥様達と話していると、その中のお一人が「国籍法」を改正するために昔、故土井たか子衆議院議員にとてもお世話になり、土井さんをはじめとする女性の国会議員のお蔭で国籍法を変えることができたと話してくれました。全国で署名を集める時の彼女は名古屋の代表をしていたと聞き私は国際結婚をした女性たちのこれまでの苦労話を聞きました。
確かに今から30年ほど前は日本女性は自分の子供に日本国籍を継承出来ない状況でした。私の知人も横須賀市でアメリカ人と結婚をして子どもを育てていましたが、ある日訪ねると子どもの国籍はアメリカで、三年に一度外国人登録の更新のために入国管理局へ行かなければならない状況だと話してくれた記憶があります。夫はアメリカに帰ってしまい日本人である彼女が日本で子どもを産み育てているにも関わらず子どもは父親の国であるアメリカ国籍になる・・という法律でした。
そうなんだ、みんな日本でジャズの仕事をしながら日本女性と知り合い結婚し、日本で子どもを育ててきた。子どもたちは日本のインターナショナルスクールで学び成人し、その中で日本の「国籍法」という高い壁を超えるために国会請願活動をしてきたんだ・・・。
この法律は1985年に改正され両親のどちらかが日本国籍ならば子どもは出生と同時に日本国籍が取得できるようになりました。
外国人の住民としての権利=日本人と同じ権利を持つ住民と考え、その社会的な地位、社会保障、職業選択の自由・・・これらの諸権利をパートナーである夫や子どもと共に国際結婚した日本女性が戦ってきている=当時国会議員であった土井たか子さんたちと共に頑張った彼女たちが今、目の前にいる。ジャズという音楽のご縁でこの話を聴くことができてとっても素敵な新年会になりました。
ここで知り合った国際結婚のカップルは本当に皆さん思いやりがあり優しい人ばかりでした。この日は東ヨーロッパ出身のプッツアの満〇歳の誕生日。ダニーは朝からコストコへ一人で車を走らせ仲間の為にこのようなケーキも買ってきていました。
音楽として生演奏で聴くジャズ、この演奏の音がうまれるまでにとてもとても深い現実があったことを知りまた一つ違った観点でジャズを聴きたいな!と思った一日でした。
なんと次々に玄関を開けるカップルは皆さん国際結婚です。ダニートリオでのパーカッションのルーベンはペルー出身、ベースのプッツアは東ヨーロッパ、ダニーはアメリカ、国際色豊かです。奥様方は皆さん日本人。
この写真の左からダニートリオのプッツア、ルーベン、そしてダニーです。ダニー家の庭でキャンプファイアーをしながら夜更けまでおしゃべりです。
私は日本語が得意(当たり前ですね)なのでそれぞれの奥様達と話していると、その中のお一人が「国籍法」を改正するために昔、故土井たか子衆議院議員にとてもお世話になり、土井さんをはじめとする女性の国会議員のお蔭で国籍法を変えることができたと話してくれました。全国で署名を集める時の彼女は名古屋の代表をしていたと聞き私は国際結婚をした女性たちのこれまでの苦労話を聞きました。
確かに今から30年ほど前は日本女性は自分の子供に日本国籍を継承出来ない状況でした。私の知人も横須賀市でアメリカ人と結婚をして子どもを育てていましたが、ある日訪ねると子どもの国籍はアメリカで、三年に一度外国人登録の更新のために入国管理局へ行かなければならない状況だと話してくれた記憶があります。夫はアメリカに帰ってしまい日本人である彼女が日本で子どもを産み育てているにも関わらず子どもは父親の国であるアメリカ国籍になる・・という法律でした。
そうなんだ、みんな日本でジャズの仕事をしながら日本女性と知り合い結婚し、日本で子どもを育ててきた。子どもたちは日本のインターナショナルスクールで学び成人し、その中で日本の「国籍法」という高い壁を超えるために国会請願活動をしてきたんだ・・・。
この法律は1985年に改正され両親のどちらかが日本国籍ならば子どもは出生と同時に日本国籍が取得できるようになりました。
外国人の住民としての権利=日本人と同じ権利を持つ住民と考え、その社会的な地位、社会保障、職業選択の自由・・・これらの諸権利をパートナーである夫や子どもと共に国際結婚した日本女性が戦ってきている=当時国会議員であった土井たか子さんたちと共に頑張った彼女たちが今、目の前にいる。ジャズという音楽のご縁でこの話を聴くことができてとっても素敵な新年会になりました。
ここで知り合った国際結婚のカップルは本当に皆さん思いやりがあり優しい人ばかりでした。この日は東ヨーロッパ出身のプッツアの満〇歳の誕生日。ダニーは朝からコストコへ一人で車を走らせ仲間の為にこのようなケーキも買ってきていました。
音楽として生演奏で聴くジャズ、この演奏の音がうまれるまでにとてもとても深い現実があったことを知りまた一つ違った観点でジャズを聴きたいな!と思った一日でした。
2016年の幕開けは「ウイーンフィル・ニューイヤーコンサート」と「景行天皇社元旦祭」
(ウイーン楽友協会・黄金の間大ホール 衛星中継テレビからの写真)
2016年の幕開けの楽しみはウイーンフィル・ニューイヤーコンサートです。衛星生中継のテレビで鑑賞しました。ウイーンには過去3回友人と訪れ、この会場となる楽友協会・黄金の間大ホールで演奏会も聴きました。会場も素晴らしいですが何よりも地元のオーケストラの洗練された豊かな音に感動の連続でした。
世界で最も注目を集めるコンサートも今年で75周年。ワルツ王シュトラウスの心を奏でるのはウイーンフィルハーモニー管弦楽団、今年の指揮はマリス・ヤンソンス氏。ニューイヤーコンサートを世界に知らしめてきた指揮者の役割は大きいと。ウイリー・ボスコフスキーはコンサートマスターであり、ヨハンシュトラウスさながらにヴァイオリンを弾きながら指揮をして世界を魅了した。その伝統をロリンマゼールが引き継ぎ、クライバー、カラヤン、アバド、ズービン・メータ、小澤征爾と超一流の指揮者たちが登場するようになったということです。
今年は異変が・・・何と国連事務総長(潘基文=パンギムン氏)が映し出されていました。
そうしたら冒頭の曲は「国連行進曲」、この曲は指揮者のヤンソンス氏の強い希望で演奏されることになったそうです。
2016年の幕開けの楽しみはウイーンフィル・ニューイヤーコンサートです。衛星生中継のテレビで鑑賞しました。ウイーンには過去3回友人と訪れ、この会場となる楽友協会・黄金の間大ホールで演奏会も聴きました。会場も素晴らしいですが何よりも地元のオーケストラの洗練された豊かな音に感動の連続でした。
世界で最も注目を集めるコンサートも今年で75周年。ワルツ王シュトラウスの心を奏でるのはウイーンフィルハーモニー管弦楽団、今年の指揮はマリス・ヤンソンス氏。ニューイヤーコンサートを世界に知らしめてきた指揮者の役割は大きいと。ウイリー・ボスコフスキーはコンサートマスターであり、ヨハンシュトラウスさながらにヴァイオリンを弾きながら指揮をして世界を魅了した。その伝統をロリンマゼールが引き継ぎ、クライバー、カラヤン、アバド、ズービン・メータ、小澤征爾と超一流の指揮者たちが登場するようになったということです。
今年は異変が・・・何と国連事務総長(潘基文=パンギムン氏)が映し出されていました。
そうしたら冒頭の曲は「国連行進曲」、この曲は指揮者のヤンソンス氏の強い希望で演奏されることになったそうです。
(国連事務総長・潘基文氏=衛星中継のテレビから写真にとりました)
紛争や迫害により故郷を、国を追われた人々=難民が増え続けています。シリアだけではなくアジア、アフリカでの紛争でも難民がうまれています。国連の目的は3つだけです(国連憲章1条)。国際平和と安全の維持
等ですが総会が開催されて70周年の記念の年を迎えてもなお紛争が絶えないことに人類の身勝手さを思います。
(元旦祭の終わった午前11時頃 初詣の人の列が鳥居と駐車場外にも)
昨年、私は自分の挑戦を決意して元旦から「景行天皇社」の鳥居前に一人で立ち、初詣に訪れる人々に新年の街頭挨拶をしました。
今年は昨春の選挙で願いを果たすことが出来ましたのでそのお礼を兼ねて「元旦祭」に仲間の議員たちと共に出席させて頂きました。
午前9時半頃の境内です。初詣の人々もまだ、ちらほらです。晴天の清らかな空気をたくさんすって昨年のお礼に参拝いたしました。