2015年12月

    金目鯛
    12月3日、昨日から始まった議会の一般質問ですが私は今日二日目の午後1時から行いました。
    過去2回、60分の持ち時間がいつも少なくなり終わりの5分前頃に最後の質問項目にはいります。
    今日は時間配分を意識して臨みました。それでも最後の質問は残り時間7分前・・・ああ、なかなかうまくできません。十分な時間をとらないと一問一答の良さを活かすことができませんし、しっかりとした答弁を引き出すためにも再質問をとおして確認することが重要です。

    今回も、お声掛けさせて頂いた方々が仕事で半休をとって聞きに来て下さったり、質問内容と関係がある住民の方々がきてくださったりしました。傍聴者が大勢いるということは自分へのプレッシャーであり、住みやすい町にすると選挙の時に市民の皆様に訴えて約束したことを果たすためには大切なことです。また、市執行部の職員の顔つきも変わります。傍聴者がいない議場で質問しても議員ですから住民の代弁ができます。しかし、議場に傍聴者という市民が「観ている」意義は大きいと思います。

    今日の質問で「私やります、かたちにします」と約束したことが形になりました。育休退園の廃止に向けて6月議会、10月議会、そして今議会と三回続けて取り上げました。育休退園は待機児童対策と表裏一体ということがはっきりして、保育所の定員を増やさないことには前進しません。10月議会では、市の権限で認可できる小規模保育園を来年度公募すると答弁がありましたが、今日は「市内にある認可外保育園の意向をききながら、また認可基準とも照らし合わせて来年4月には小規模保育園を設置する」との答弁でした。子育て支援課も頑張って、スピード感を持って考えてくれました。

    新規に保育園を建設するのには時間がかかります。そこで既存の認可外保育園を今回、市が作成した基準に合致すれば認めていこうというものです。また私立保育園の保育料助成制度は現行の所得制限で助成額をきめると、1,000円・2,000円の方ばかりで助成とは名ばかりの制度です。一方で私立保育園は4万円~6万円と保護者の負担は大きいです。この制度についても公立保育園並にとはいかないまでもある程度実のあるものに見直す・・という答弁でした。

    昨夜は毎度のことですが深夜0時過ぎまで準備にかかってしまいましたが、終わってみると反省することばかりです。少しずつ努力してまいりますね。

    12月2日・3日・4日の一般質問の中継録画は、12月11日以降から議会ホームページでご覧いただけるとおもいます。

    ※写真は時々でかける居酒屋さんの「金目鯛の煮つけ」です。まだ「鯛」まで届きません。


    マイナンバー
    今日、議会が終わり家に帰った(夕方)時に、写真のマイナンバーの通知カードが届きました。いつもの郵便局の配達のお兄さんが届けてくれました。マンションなので手に沢山の同じ簡易書留を持っていました。まだ帰ってきていない家もあるので不在配達通知を沢山かくのだろうな~と少々気の毒に思いました。

    今日から始まった市議会一般質問でも、長久手市内2万2千296世帯へ配達するのに約2週間かかると答弁があり、11月23日から配達して今日現在1万6千世帯に配達されたが23%が不在とのことでした。

    先日議会の打合せ会で市(執行部)から「マイナンバー通知カードに古い住所が記載されるという印字ミスがあった」と説明がありました。住民の町時代の住所を印字する謝りが4,362通あったそうです。私の宛名もその内の一つで驚きましたした。「長久手市」になって4年目ですが現実に「愛知県愛知郡長久手町・・・」と印字されているのを目にすると、中身やマイナンバー制度への信頼が大きくゆらぎました。

    一昨日、市から記載誤りのお詫びの手紙が先に届きました。
    誤りの原因の説明は以下とおりです。

    通知カードの作成は地方公共団体情報システム機構(略称:J-LIS)に委任していますが、その元となる住所等のデータ作成は、住民基本台帳システムの委託業者であるNECネクサソリューションズ(株)に委託している。今回のデータ作成はJ-LISの手順書に従って同社に指示し、対象となる世帯数と作成された世帯数が一致していることを確認後、J-LISにデータを送付した。データをDVDに保存する際に暗号化されてしまうため、一部過去の住所情報を読み込んでしまうシステムの不具合があったことに気づかず、住民からの問い合わせまで誤りを把握できなかった・・というものです。中身の通知カードの住所は「長久手市」となっている。

    カードの申請は平成28年1月1日からはじまりますが、配達の段階でこのようなシステムの不具合を知るとマイナンバー、本当に大丈夫なの?と思ってしまいます。国民に制度そのものが一層理解がされないのではと感じました。

    【J-LISとは・・・ウイキペディア(Wikipedia)より】
    2014年4月1日設立。各市町村が独自管理していた住民基本台帳を、住民基本台帳ネットワークシステムの導入を機に、国家が一元管理することになり、その役割を担ったのがJ-LISの前身である「地方自治情報センター」である。法規上は、住基ネットは都道府県と市町村による共同管理とされていたが、実務は旧自治省所管の財団法人である「地方自治情報センター」に委託されていた。「地方自治情報センター」は、旧自治官僚の有力な天下り先であり、歴代理事長の大半を旧自治事務次官(事務方のトップ)が占めている。

    ※写真はお詫びの手紙(システムの不具合をおこした委託業者が郵送費用は負担)
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    今日から12月。う~ん今年は沢山の事があったなあと感慨深く最後の月を迎えて思っています。
    5月から議員活動に復帰してこの間、議会での質問を通して様々な住民の皆さんの要望を行政に伝えてきました。政策的な課題は時間がかかります。ですから何度も、何度も角度を変えて、そしてなぜ制度をかえてほしいのか、私の場合はいつも当事者の方々と意見交換しながら、現場に足を運び考えます。

    ところが、土木課への要望はすぐに形となって表れます。職員が現場にとんでいって確認し、必要性を認識してくださるので今年は年度内で二か所に交通安全対策としてミラーと道路への路面標示ができました。
    このような要望は議会で質問するような内容ではありませんので、市役所内の土木課へ直接出向きお願いします。

    先日「ありがとうございました」と課長に言ったところ「いや、こちらこそ危険な所を指摘していただきありがとうございます」とお礼を言われて、ビックリしました。そうか!道路管理者として市民に事故などがあったらいけないし、市内の隅々まで把握できないから・・・という、このような事情でおっしゃってくださったのだと思いました。課長のこのお礼の言葉に嬉しかったです。

    また、陶生病院組合議員として先日視察にいったばかりの「公立陶生病院」が地域医療に重要な役割をはたしているとして、全国公立病院連盟から優良病院表彰を受けたことを新聞報道でしりました。
    ※下記がその時の新聞報道です。
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    何をするにも「体が資本」とよく母が口癖のように言っていた言葉は脳裏に焼き付いています。
    私の場合は「よく食べること=栄養のバランスも考えて」です。先日ご近所さんから頂いた大根の葉はすぐに調理しないと鮮度がおちるので昨夜、細かく切ってお砂糖・だし醤油で炒めました。そして残っていたごはんに混ぜておにぎりにしました。
    大根葉のおにぎり

    ※これがおにぎりの写真です。見ているだけで食べたくなりませんか?
    こんな風にして12月1日の朝を迎えました。

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