2015年12月

    藤田早苗さん講演会
    12月議会が終わり心に少しゆとりができたので今日は「世界はどうみる?日本の表現の自由」という講演を聞きに名古屋の栄にいってきました。この講演会の主催者は秘密保全法に反対する愛知の会です。
    講師:藤田早苗さん 英国エセックス大学人権センター フェロー

    昨年成立した秘密保護法は国際社会からの批判、そして国連人権高等弁務官(ナビ・ピレイ氏)も「日本国憲法や国際人権法で保障されている表現の自由や情報にアクセスする権利への適切な措置が必要」等日本政府や国会に慎重な審議を促しています。

    そして今年12月に予定されていた国連特別報告者の訪問が政府の要請により延期されました。延期の再考を求めたが受けいられなかったということです。

    国連;7月に日本政府に公式訪問申し入れ
    日本政府;8月に暫定OK  10月21日公式承認(12月1日~8日訪問)
           11月13日「来年秋まで訪問延期」 ⇒キャンセル

    藤田さんの講演は、世界人権宣言第19条を解説しながら情報にアクセスする権利=情報の自由は基本的な人権であり国連が関与するすべての自由の試金石であると・・・今回の日本政府の国連報告者の訪問キャンセルにたいする基本的なことを話してくれました。

    [独立した国家で定期的に選挙を行い、政府に批判の声をあげる反体政党があり、広範囲に検閲を設けないで新聞が政府の政策を自由に報道し、疑問を呈することを許す国は、飢饉に苦しめられたことはない](アマルティア・セン)

    一人一人の基本的な人権が保障されている社会であれば、地方議会においての資料請求に対しても墨塗りの資料は出してこないだろう・・と、ふっと思いました。

    会場からの帰り道、オアシス21の後ろからそびえたつテレビ塔、このショットは街に浮かぶ大型ヨットの様でした。
    名古屋のテレビ塔

    今日は長久手フィルハーモニー管弦楽団創立15周年記念
    第24回定期演奏会でした。私も団員として2ndバイオリンのパートで出演しました。

    昨日のリハーサルは合唱団との二回目の合同練習でした。いつもホームグランドである長久手市文化の家・森のホールでのリハーサルですが今回は会場がとれず瀬戸市文化センターホールで音合わせをしました。
    明日の本番を控えて違うホールでのリハーサルには、ちょっと厳しいものがありました。

    曲目:ヘンデル 「メサイヤ」よりハレルヤ・コーラス
        マーラー 交響曲第2番ハ短調 「復活」

    この曲には4楽章に、アルト独唱
            5楽章に、アルト・ソプラノ独唱 そして「合 唱」があります。

     オーケストラ:105名  合唱団:87名 アルト1名 ソプラノ1名 総勢194名

    90分という大曲でしたが半年の練習の成果は今日の本番で最高に発揮できたと、自分なりに思いました。
    それはひとえに満席にしてくれたご来場くださった聴衆の方々あってできたことと思います。
    5楽章の最後のページにはいると自然に涙が出てきてしまい困りました。

    毎週土曜日夜の練習にはとてもつらい時もありましたが、団員の仲間と一緒に演奏できてそして静かに最後まで聴いてくださった皆様の大きな拍手、この至福の時間の喜びがわたしにとってのオーケストラの醍醐味と感じました。とても嬉しかったです。みなさま本当にありがとうございました。

    バイオリン楽屋
    ※出番を控えて、楽屋で(全員バイオリンパートです)
    舞台設定
    ※午前9時から開始した舞台設営が終わった会場(森のホール)
    ソリストとバイオリン
    ※演奏終了後、ソプラノ、渡部純子先生(日進市在住)を囲んで
    オケ合唱団打ち上げ
    ※演奏会後の打ち上げは合唱団の皆さんと一緒でした。(中央横寝は団長)

    11月27日に開会した平成27年12月定例議会が今日12月18日閉会しました。
    今議会は市長から19の議案が提案されましたが3日前に2議案が追加提案されて合計21本の議案を審議いたしました。

    私はマイナンバー法を根拠とする議案3つに反対をいたしました。他の議案においても疑問点は多々ありましたが総合的に判断して賛成いたしました。マイナンバー法を根拠とする条例案への反対理由は以下のとおりです。

    ①マイナンバーという特定の個人情報の提供に対してはプライバシー保護法制が存在しない中で、もし個人情報が流出した時に回復困難な損害が発生する。
    ②個人情報(マイナンバー)が一元管理されることになるので高度な情報セキュリティーを施す必要があるが、サイバー攻撃などから完全に防御できるシステムが構築されていない。
    ③マイナンバー通知カードの発送の段階で、長久手市においては2つのミスが発生している。市内全法人に発送した給与支払い報告書(総括表)に必要外の欄が設けられてそこに法人番号が記入された。また住民基本台帳システムの委託業者へのデータ作成時にデータをDVDに保存する際古い住所が読み取られ市内4分のⅠ世帯に「愛知郡長久手町・・・」と過去の住所で通知カードが送付されてしまった。

    このように来年1月1日からのカードの申請前から地方自治体でさえも理解されにくい制度であるからましてや私たち市民や中小事業者などの信頼に応えられる制度ではない・・・と反対討論をしました。

    追加された2議案は公園西駅区画整理地内に整備される「調整池」の工事請負契約です。
    私の所属するくらし建設委員会に付託されましたので、この日に委員会を開催して審議しました。

    12月2日に「事後審査型制限付き一般競争入札:電子入札」されました。
    2議案ともに、予定価格に対して80%の落札率で複数者が同じ金額であったため電子くじで落札候補が決定して、事後に入札参加資格要件が審査されて工事請負業者がきまりました。

    私は、この入札参加資格要件の審査にたいして細かな質問をいたしましたが、担当者がすぐに回答できず委員会では審議がつまづきました。最もおおきな疑問は地元の土木業者が入札に参加できないことです。1億円以上の事業は建設業法の総合数値が1201点以上=Aランクであることです。地元の業者はすべてがCランクです。その他として下請負契約には長久手市内の業者を優先活用に努めると書いてありますが、なぜ義務としないのかという質問にたいして、「市内業者=Cランクの工事を年間通して多数発注しているから強制的に下請負契約せよとは明記しない」と答弁があり市には「市内業者の育成」という視点がないことに驚きました。

    次の図面は追加上程された議案です。
    8954186f

    請負契約金額 金208,504,800円
    請負契約者  大日本土木(株) 名古屋支店
    c02da374

    請負契約金額 金197,817,120円
    請負契約者  大豊建設(株) 名古屋支店

    沖縄料理②
    ※ゴーヤーチャンプルー  (ごうやは沖縄県から直送・冬でも美味しいですよ)

    長久手市内にある沖縄料理「遊来」は31年前に開店したそうです。ママさんとはあるご縁を頂いて知り合いになり既に20年のお付き合いになります。年齢も私と同じ、そしてお互いに県外出身、そのような共通溝から仲良しになりました。

    アルコールはビールが主流だった私、このお店で初めて「泡盛」と出会いました。なぜか酔い心地が良くて二日酔いにはなりません。そしてお酒の量販店でついに泡盛コーナーを見つけて銘柄と度数を見ながら一升瓶で各種買いこみ、つかれた夜は寝る前に水割りで一杯。

    そして数年前、ママさんの出身である沖縄県石垣市(島)まで、他のお客さんたちと共にママさんの案内で足をのばしました。石垣市は東京まで1500㎞、台湾までは500㎞、亜熱帯気候です。
    石垣市役所前にある芝生広場公園にはすごいものがありました。大きな黒い石に「日本国憲法・第9条」が刻まれていました。

    日本最南端の県。太平洋戦争の激戦地となり、敗戦の結果、アメリカが施政権を行使して1952年に自治体琉球政府がおかれましたが施政の範囲には制限がありました。
    1972年5月15日、米軍基地の存続など問題を残し施政権は返還されました。私の20歳の時です。
    高校生の時に同じクラスの友人が沖縄旅行へ行ったときにパスポートが必要だったよと、当時話してくれましたが、今でも5月15日は沖縄返還の日であると覚えています。

    堂々と建てられた黒い大きな石に刻まれた「憲法第9条」。沖縄県の人々の過去の戦争の歴史に対する気持ちをそっと感じましたが本土出身の私の胸には大きな衝撃と感動が走りました。

    見るもの、訪れるところすべてが初めての私は今でも機会があったら再び訪れたいな~と思っています。船で黒島に渡り自転車で島を一週したり、牛車にのり島々をめぐりました。

    実はこの「遊来」の沖縄料理の食材はすべて沖縄県からママの親戚が宅配便で手配してくれているので「味」が本物です。

    下の写真、これは「豚の角煮」です。ゼラチン質は女性の美容に良いといわれているのでダイエットも気にせず明日への活力のもとだ~と理屈をつけていただきます。
    沖縄料理①

       沖縄料理 「遊来=ゆうらい」
     〒480-1143 長久手市井堀327番地
     電話 0561-63-0608 (定休日:月曜日)

    富士山①
    議会質問での成果を実現するためには側面的な協力もケースによっては必要です。
    6月議会から取り組んできた「育休退園制度廃止問題」、これは待機児童問題と表裏一体ということで未だ廃止されていません。市としては3歳未満児を預かる保育園の定員が不足している中では廃止をできない・・このことが今までの市側の基本的な考え方であることがはっきりしてきました。

    10月議会答弁・・平成28年夏ごろ認可外保育園を小規模保育園(定員19名)
    として「市」が認可して定員増をする。
    12月議会答弁・・来年度募集ではなくスピード感を持ち今月中に認可外保育園に対して意向調査をして28年4月1日開設をめざす。

    さて、問題は保育士さんがいなければ認可外保育園という箱の受け皿はあっても開設できません。
    私は5月議会から12月議会とずっと取り組んできたこの問題が課題解決のスタートラインに登ったため、保育士さん探しを始めました。知人に声をかけたところ早速資格を持っている方を紹介してくれました。

    善は急げの格言のとおり、その方々の面接に同行させていただきました。保育に関する考え方、園の方針、求める人材、そして雇用条件など・・・一切、傍観者の立場でお話を聞かせていただきました。
    雇用する側もされる側も真剣です。面談は夜7時半すぎから始まり家に戻ったのは10時半頃です。

    昨夜はお二人、今日はお一人、・・これから後はこの保育士さんたち同士で人間関係を頼りに広がっていく事を期待して、私はこのきっかけづくりまでのお手伝いで役目を終えることにしました。

    待機児童解消、育休退園廃止までの道のりはまだ長いと思いましたが、議場では保育政策の議論はできても、保育園という現場で小さいお子さんを預かることの中味を具体的に学べたことは、私にとっては大変な勉強になりました。

    議場の外に市民の子育ての現場がある・・現場を知ることが保育政策を変えることができるんだ!というの当たり前のことを、二晩の保育士さんの面接の傍聴で学びました。

    huzisann
    二枚の写真は私が高校卒業まで過ごした故郷です。いつも富士山を眺めながら、この白い雪が市民の政治への「思い」ならばこの思い=白い雪が裾野まで広がるような形の社会になるといいな~そういう政治をしたいなと故郷へ帰るたびに思っています。

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