夕方4時30分から始まった「北小校区夏祭り」は第一部のプログラムの終わる頃にゲリラ豪雨の予兆と思われる大粒の雨粒と共に空が急変して中断となりました。小学校の敷地の横を流れる静かな香流川の水位もあっという間に上昇してグランドに集まった数千人は、テントや小学校、夜店の軒下に避難しました。誰も傘を持っていないのです。
<水位の上がった香流川>
 29年7月29日夏祭り⑤

 29年7月29日夏祭り⑥

 29年7月29日夏祭り⑦
<普段の香流川です>
 29年7月29日夏祭り⑩

主催者と共にテントに居た私は夏祭りの開始から中断に至るまでの一連を現場で体験しました。
<みるみる間にテントに流れ込んできた雨・・水はけの良いグランドもついに水浸し>
 29年7月29日夏祭り⑨

 29年7月29日夏祭り⑧

 29年7月29日夏祭り④

少し小雨になったので「盆踊りは予定通りに・・」とアナウンスを始めようとしたところにまたもや大雨と雷です。もはや、テントの中とはいえみんな一緒に体中濡れてしまいました。そして、「夏祭り中断」が決断されて人々は傘を持った家族に迎えられて帰路につき始めました。
チラシには少雨決行(雨天中止)→でしたが「曇のちゲリラ豪雨により中断」でした。この間わずか1時間です。準備をしてきた実行委員会や主催者の「長湫地区北部連合自治会」の方々、楽しみにしていた子どもたち、浴衣を着せてもらい盆踊りの練習に励んできた皆さん、夜店を出店してくださった方々、この「1時間の豪雨」があと1時間遅かったならば最後まで盛り上がったことでしょう。
<始まった頃・誰も1時間100㍉豪雨は予想していませんでした>
 29年7月29日夏祭り③
 
 29年7月29日夏祭り①

 29年7月29日夏祭り②
 
最近各地を襲っている豪雨を他人事のようにTVでみていましたが、1時間とはいえ大勢でテントに避難し、足元に迫ってくる大水に直面した現実は恐ろしいものでした。

家に帰り着くと知人が電話で「令子さん、抽選で3等が当たったよ。8時までに受け取りにおいで・・」と連絡してくれました。連合自治会ではこの夏祭りに約200万円を超える予算を組んで準備してきました。会場へ受け取りに戻る頃は雨はすっかり止んで、役員の方々が片づけをしていました。
 私は自分の住んでいる校区の夏祭りでしたが、完全に「お客様」という立場で、本当に申し訳なく思いました。
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