@愛知7区は共謀罪法案と改憲の動きの恐ろしさ・危うさを市民と野党で掘り下げて、その本質を具体的にしよう・・と緊急シンポジウムを開催しました。7区は北は瀬戸市、南は大府市までの6市1町。この各自治体には世話人がおり、今回は最北の瀬戸市での開催でした。@長久手でも独自の活動をしていますが7区全体での活動は久しぶりです。
 早めに会場に着くと既に多くの世話人の方が準備を始めていました。私もその一人となり15:30開場に向けて準備をしました。
 日進市議の白井えり子さんたちと一緒にデモ行進用の風船作り。白井さんとは1991年、この地域で女性議員が一気に誕生した時(マドンナ旋風)の旧愛知郡3町時代からの友人です。子育てをしながらスタートした議員活動、今は子どもたちも独立してお互いにシニア旋風を吹かせています??
 (向かって左側が白井さんです。)
 29年6月市民と野党をつなぐ会7区①
 (幟を立てて、選挙戦さながらの勢いです)
 29年6月市民と野党をつなぐ会7区②
 満席の会場は16:00ピッタリにスタート。代表の池住氏のコーディネートでシンポジストがそれぞれの立場で共謀罪や現政権に対して話をしました。大学生のお二人の話はとても新鮮でした。
・大学3年生=会場に20代の人がいない。選挙に行こうよといっても「バイトだから」といって行かない。民法の先生に共謀罪のことを教えてもらった。
・大学4年生=芸大生である。子どもの絵画展をしているので、美術は表現の自由が大切。共謀罪は自分の生活に関係してくる。著作や表現の自由が大切なので、誰でも安心して活動できる社会がいい。
・山尾しおり衆院議員=テロ等準備罪は共謀罪を通すためのあだ名である。現行法でと取り締まれるのに「できない」「やれない」と与党は言っている。例えばサリンは入手しただけで逮捕できる。よど号事件から「ハイジャック防止法」もできている。言葉は空気を通して消えていく。空気に溶けてなくなることを処罰しようと共謀罪はしている。物言う市民を処罰する法案である・・。
・もとむら伸子衆院議員、平山社民党副代表(県)、ママの会の粥川さんたちが説得力のある話を聞かせてくれました。(会場は空席がなくなり関係者はついに外へ・・)
 29年6月市民と野党をつなぐ会7区④
 シンポジウムの最後に、大学生から「3人の先輩の話を聞いて、自分は勉強してなかったと思った。勉強して周りに広めていきたい」と率直な感想が聞けたとき、会場からは大きな拍手が沸いてきました。

 18:30 ピッタリにシンポジウムを終えて、名鉄尾張瀬戸駅へ向けてパレード&リレートークです。
 29年6月市民と野党をつなぐ会7区③

 私は、所用がありパレードは失礼しましたが、多くの人の参加でパレードも盛り上がったことが、夜には知ることができました。いつも名古屋市内を向いての活動ですが、久しぶりに瀬戸市で、昔お世話になった方々と一緒に会えてお互いの元気を喜びあい励まし合うことができて嬉しかったです。 

 コーディネーター池住氏からの締めくくりの言葉です。
 民主主義は「多数派は間違いを犯す」「権力は腐敗する」ということです。これが民主主義の真理であり過去の歴史が示しています。これを絶えず理解していなければなりません。だから、多数者は、絶対、真摯に少数者の声・意見に耳を傾けなければならない。これが「少数意見の尊重」が民主主義の基本と言われる所以です・・。
 中学生時代に「少数意見の尊重が民主主義の原理」と社会の授業で習いました。改めて勇気を与えてくれる言葉を思い出して、勇気を頂きました。 (⌒-⌒)(⌒-⌒)