12月24日(月)
     12月議会が終わり、個人版のハートネット通信作成に悪戦苦闘の日が続いています。議会で作成する「議会だより」の原稿は700文字前後と決まっているので、短く、分かりやすく推敲に推敲を重ねて書きます。しかし個人版は自由に紙面を使える反面、自分の主張や意見、デザインなど全てを自分が決めます。

     なかなか原稿が書けないので、まず質問した項目に関係する写真を撮りに行く事にしました。6項目質問したので沢山あります。

    昨年の大型台風で避難所になった市の施設は3か所でした。
    (文化の家・・西側から見ると少しイメージが違いました)
     30年12月24日③
     北側の香流川の堤防から見るとこんな形です。(逆光で・・)
     30年12月24日②
    (杁ケ池体育館)
     30年12月24日④
    (福祉の家)
     30年12月24日⑤

    岩作(やざこ)の狭い道路の拡幅について 
    (現在2.1mでは軽4輪一台が通れるだけ、ゴミ収集車、緊急車両は入れません。4m拡幅出来ると車がすれ違うことが出来ます)
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    定額乗合タクシー(N-タク)の写真は担当課から拝借しました。
    30年12月24日⑥

      何とか写真が揃ったので、一般質問6項目の原稿を書き上げることが出来ました。年明けには印刷に入れるようにしたいと思います。v( ̄∇ ̄)v

    12月22日(土)
     午前9時半から北小・増築校舎竣工式に出席しました。
    30年12月22日③
    ・少子化で空き教室で悩む自治体がある中、長久手市は人口の急増で将来の教室不足に対応するため北小に増築校舎を建設しました。現在947人の児童が6年後には1,200人と予測。
    工期:1年半 鉄筋コンクリート造3階建(12教室) 建設費4億5千万円

    ・夏目校長先生の謝辞が心に残りました。待望の増築校舎が完成したこと。子どもたちも早く使いたいという気持ちで建設を見ていた。工事期間のご褒美として6年生4クラスは3学期新校舎で学ぶ・・嬉しいですね!(Good!)
    ・普通教室
    30年12月22日⑥

    30年12月22日④

    30年12月22日②
    (東館と中央館が繋がりました)
    30年12月22日⑦
    (遠くには、卒業後に通う北中学校が見えました)
    30年12月22日⑧

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    1階の広いホール、多目的室は想定以上に児童が増えた時は教室2つ分の広さです。
    2階には相談室が2部屋ありました。給食の配膳室もゆったりめで、工事を待った甲斐がありましたね。

     良かったですね!.。o○.。o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。o○.。o○

    12月21日(金)
     12月議会の閉会日。11月29日から23日間の日程で行われ全ての市長提出議案が採択されました。補正予算案に対しては民間保育所補助金を巡り「修正案」が提出されて全議案が全員賛成ではありません。賛成多数が3議案ありました。
     最終日のこの日、エアコンの追加議案が上程され、休憩をとり付託された総務委員会で審査し、委員会採決後の午後2時から本会議を再開して討論採決に入りました。

    総務委員会です。
     30年12月21日②
    (毎議会設置される非常設の委員会室)
     30年12月21日①
    (エアコン設置の議案の一部です・・)
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    【エアコン設置の概要】
    ・小中学校9校・合計391教室に設置(普通教室205室・特別教室186室)
    ・工事費15億円(国庫補助金1億8,700万円 市債(借入金)13億2,300万円
    ・都市ガスヒートポンプ方式
    ・2019年7月に普通教室試運転、夏休みに特別教室
    〇来年1月7日:工事入札の公告開始、25日に開札
     各学校ごとに教室数が違うので9校ごとに工事請負費が異なります。その内1億5千万円以上の6校の契約は議会の議決が必要となります。

    〇私は全てが市債(借入金)なので市債残額はいくらになるのか質問しました。昨年度の借入金72億3千9百万円が起債時点で91億6千4百万円に増えることわかりました。
     近隣市では計画的に導入してきましたが、本市は今夏の猛暑で小学生が犠牲になったことや保護者の署名活動がきっかけで急きょ設置を発表しました。
     中期財政計画に記載のない借入金となります。市のトップは、根性論、精神論でかたくなに設置を先送りしてきました。昨今の自然環境の変化も見ながら、計画的に市政運営をしていただきたいと思いました。

    【反対した議案】
    福祉の家デイサービスの指定期間を1年と短縮することについて
    ・これは来年度の1年間で社協のデイサービス事業を閉館するものです。社協のデイサービスの利用率80%、民間は66%であることが民業圧迫になるからという理由でした。しかし民間が受け入れない障害者の日中一時支援も行っており閉館後この事業をどこで実施するのかも決まっていません。
     職員は臨時職員15名と正職員2名ですが15人ほどが失業します。利用者さんは今後ケアマネさんと相談して移転先をきめることになりますが、慣れ親しんだ介護者から代わることは大きな負担です。
    ・利用率が80%と高いのはサービス内容が良いからではないでしょうか。これを民業圧迫とは本末転倒です。
     反対者は3人で、賛成多数で可決されました。残念でなりません。

    (株)長久手温泉の指定管理期間を4年にすることについて
    長久手温泉は「温泉=ござらっせ」「あぐりん村=野菜の産直販売」を行っています。市が16年前に建設した第三セクターで株式の60%を保有しています。代表取締役は副市長で部長が2名取締役になっています。長い間赤字経営が続いたので平成27年から入湯税を市に納めることを止めて黒字化を図ってきました。
     この為現在の繰越利益剰余金は億単位にまでなりました。

    問題点①平成31年度から福祉の家全体を改修する費用について(株)長久手温泉が利益の中からどの程度負担するのかの説明がない。
    問題点②第三セクターということで市から取締役を出していますが実際の運営は支配人に任せっきりです。
    経営状況も、周辺にライバルとなるスーパー銭湯があるという理由で今年から議会での質問を中止しました。税金で始めた事業を市民に公開出来ないという理由は納得できません。
    問題点③指定管理期間を4年としないで1~2年減らして委員会で出された多くの疑問点や意見を改善するべきと思います。

    ・後味が悪かったのは、本会議の採決日に長久手温泉の支配人はじめ職員が大挙して傍聴にきました。傍聴の理由は、反対討論を真摯に聞いて運営に反映するためではなかったようです。反対者への圧力に感じました。

     理由は明白です。賛成討論した議員に共通した内容は、「否決したら、来年4月から温泉は営業できなくなる」ということで、呆れてしまいました。担当課から多くの議員に説明があったそうですがその中に、否決したら4月から営業が出来なくなると・・まことしやかに話されたようです。ありえないことです。
     これが、職員のいうことですか。道理にあっていない詭弁です!

     反対議員は、温泉に頑張って頂きたい、税金を今後も投入していくのであるからどのような運営で競争に向かっていくのかを示してほしい・・このような思いです。
     行政は、反対意見にこそ耳を貸すべきと思います。賛成議員を増やそうとすることが職員の仕事でしょうか。今後の運営を他人任せにするのではなく市政と同じくらい長久手温泉にも関わって頂きたいと思います。

     とてもぐったりした閉会日でした。川 ̄_ゝ ̄)ノ

    12月19日(水)
     午前10時から議会運営委員会でした。閉会日の日程を決め、市長からはエアコン設置の追加議案の説明がありました。
     30年12月19日①
    予算決算を常任委員会にするための条例と会議規則の改正案は岡崎議会運営委員長が提出者となり、閉会日に提出、採決することを決めました。来年3月定例会で1回試行するために改正します。
     改正後、の審査の流れです。
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     また、2019年度(統一地方選後)からは常任委員会を現在の3つから2つにしますのでこの名称も「教育福祉委員会」「総務くらし建設委員会」と決めました。

    平成31年度(2019年度)の年間日程案についても了承しました。
     2019/4/1~2020/3/31までの議会スケジュールです。長久手市はゴミ処理、病院、消防、水道を近隣の市町と共同で行っており、それぞれに一部組合議会を設置しているので事前に議会事務局で関係市と日程調整する必要があります。
     これです↓ 2020年といえば東京オリンピック開催年です。怒涛の勢いで歳月が過ぎていくと思いました。
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    議会運営委員会後、エアコンの追加議案の説明が議員全員にありました。
    説明会なので、質問は議案の内容にふれることはできません。閉会日の本会議と委員会審査で質疑ができます。
    ・工事費が15億円で、国庫補助金を差し引いた残りを全額市債(借入金)で賄うということに驚きました。
    ・工事も来年の夏までに間に合うのか、今期の4年間議会は一丸となり取り組んできましたので嬉しいことです。

     30年12月19日②
     乳がんの検診車が、庁舎の渡り廊下から見えました。健康推進課の事業です。医療費削減のために熱心に取り組んでいます。

    今議会は、指定管理者の指定について3つ議案があります。私は委員会で厳しい質問をしてきました。納得のいかない提案理由の議案2つに反対をしましたので、閉会日までに反対討論を準備します。
     閉会日に向かってまだまだ重苦しい毎日が続きます。川 ̄_ゝ ̄)ノ

    12月18日(火)
     長久手市都市計画審議会に出席しました。議会から委員4人、学識経験者、市民から6名、計10人で組織され都市計画法に基づいて各自治体に設置されています。
     30年12月18日②
    この日の議案は3つ。愛知県決定2つと長久手市決定1つです。事前に愛知県から諮問(意見を聞く)の「名古屋都市計画区域マスタープラン」が配布され全68ページの資料を読んできました。特に長久手市に関係する所は意見を述べました。
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    瀬戸市から東海市までを走る、瀬戸大府東海線(県道)は事業開始後50年ほどなりますが長久手市内に未整備地区が残っています。イオン、IKEAのオープンによる渋滞解消に一刻も早い整備が必要です。ところが、目標年度が平成42年度(2030年)となっているので遅すぎると意見をいいました。説明は「達成度をまとめたものにすぎない」ということで早期に整備予定であることが確認出来ました。

    市街地整備目標も道路事業と同じ目標年度でした。長久手市では現在3カ所で区画整理事業が進められておりそれぞれ事業完成年度が決定しているので疑問に思いましたが、同じ理由で達成度をまとめたということです。

    自然環境や地球温暖化に配慮した環境負荷の小さな都市づくりの推進目標=東部の樹林地などの緑地では無秩序な開発を抑制する=田園的風景の維持=水源のかん養、土砂の流出の防備・・についてには、民間事業者のルール無視を防ぐために県条例の整備を要望しました。

    このような資料も。人口減少、超高齢社会になっても日常生活に必要なサービスが身近に受けられる集約型都市構造への転換をイメージした図です。
     30年12月18日④

    公共交通利用圏(鉄道駅から800m、バス停から300m圏内)に含まれる人口の割合が、
    名古屋市では60%~80%である一方、多くの市町村では40%を下回っている人口カバー率の表です。
     長久手市は80%以上の色になっていますが、高齢者にとっては病院や買い物が大変です。
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     議員が委員となっている審議会はこの都市計画審議会と農業委員会、監査委員などがあります。市の未来を描く大切な審議会の委員ですが県がどのようにこの中京圏を考えているのか勉強出来ました。v( ̄∇ ̄)v 

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